花見山、古垰山、金花山【日南町、日野町、南部町、鳥取県】
- GPS
- 03:46
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 873m
- 下り
- 870m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:06
_峺山
花見山スキー場上駐車場 907 ― リフト上 920/921 ― あと600m標示 934 ― 花見山山頂 944/954 ― あと600m標示 1002 ― リフト上 1013 ― 駐車場 1022
古垰山
間地トンネル東口駐車余地 1114 ― 出雲街道の碑 1123 ― 作業道分岐 1200 ― 古垰山山頂 1204 山頂下で昼食 1207/1225 ― 出雲街道の碑 1252 ― 駐車余地 1257
6皺峪
登山口駐車場 1324 ― 観音堂 1336 ― 山門 1341 ― 熊野神社 1344/1354 ―山頂巨石 1357 ― 山門 1402 ― 観音堂 1404 ― 登山口駐車場 1413
●行動時間
1:15+1:43+0:49=3:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=花見山スキー場上P) 駐車場―花見山―駐車場 (花見山スキー場上P=間地トンネル脇駐車余地) 駐車余地―古垰山―駐車余地 (間地トンネル東口駐車余地=金花山登山口) 登山口駐車場―金花山―登山口駐車場 (金花山駐車場=米子家) ●登山口へのアクセス ○花見山スキー場上駐車場 ・国道180号「黒坂橋」交差点から南に伸びる県道210号へ。福成まで走り、花見山スキー場の案内に従い県道111号へと左折。山に入り、さらにスキー場へのあんなに従い左折。そのまま道なりに走り、終点が駐車場所 ・未舗装だがゲレンデの一部にも相当している場所は10台以上は駐車可能と思われる。無料 ○間地トンネル東口駐車余地 ・国道180号法勝寺の法勝寺側南岸からあるいは同国道「根雨」から県道35号へ。間地トンネルの東口100m程度の所にトンネルを背にして右側に駐車余地あり。またその数十メートル先の左側にもわずかに余地あり。その左側の余地から始まる舗装林道が古垰山への道でもある ○金花山登山口駐車場 ・国道180号法勝寺の法勝寺側南岸から県道35号へと進み、東長田にある南部町青年の家(=閉鎖施設)の角を左折。角には金花山の案内がある。そのまま道なりに終点まで行くと、そこが登山口となっている。登山口前には、数台が駐車可能。無料 (2024.11現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○花見山 ・駐車場からリフト上まではクルマの轍もある幅広の道。見通しの利くススキの道 ・リフト上から山頂までは山道。木段もあるが急坂はない。「あと600m」以外には道標がないが、分岐らしき道もなく、山頂まで明瞭 ○古垰山 ・終始、舗装された作業道を行く。歩き易いといえば歩き易いが、休みなく急坂の舗装路を行くのは足にはよくなさそうだ ・頂上手前と山頂直下に舗装路の分岐があるが、いずれも本道を選ぶ ○金花山 ・車道終点の駐車場に面して鳥居がある。そこから始まる急な石段が登山道でもある。最初から最後まで急坂。石段も滑りやすい粘土質の道もある。マーキングも少ないので、樹林帯の上りや岩組みの上りでは踏み跡をよく確認しながら進むほうがよい (いずれの記述も2024.11現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ○花見山 ・コンビニは、最寄りでも根雨駅付近か生山駅付近にしかないため、買い物等は早めに済ませたほうがよい。飲食店も黒坂からの県道に入って以降はなさそうだ ○古垰山 ・コンビニ、飲食いずれも根雨駅付近か南部町中心部に行くことになる ○金花山 ・コンビニ、飲食いずれも南部町市街地が最後となる ●日帰り温泉 ・このエリアには見当たらないようだが、米子市内には皆生温泉のような著名温泉地もあり、そこには日帰り入浴できる施設も複数ある (いずれの記述も2024.11現在) |
写真
感想
好天の11月、鳥取県西部の奥地へと向かうことにした。
今日も夜からはご用があるため、夕方にならないうちに米子市内に帰り着くこととした。
_峺山
日南町にはスキー場がある。花見山というが、このシーズンにもススキの群生を見に人が集うようだ。秋らしさを求めて、まずはここへ。
スキー場上まで来るまで上がると標高も1,000m近くになっている。駐車場の周りは紅葉が始まり、すでに十分に色づいたものも見られる。細長いゲレンデに立ち並ぶススキ共々秋らしさを主張しているようだ。
そんな見通しの利く道を緩く登っていく。夏はメンテの作業道であり、冬は林間コースのようなゲレンデになるのであろう。山行く者には明るい散歩道だ。リフト上部まで来るとゲレンデも尽き、山道が始まる。見れば、今来たゲレンデ道には「チレンジコース」と名が付いている。「チャレンジ」の誤植だろうとは思うが、仮に本当ならば奇妙な名だ。
林間の道もさして厳しいものはなく、緩やかに木段を上り下りする。途中の1,146mピークからいったん鞍部に下り、登り返すともう頂上だ。
山頂で居合わせた方からは中国語と思しき言葉が聞こえる。ホストファミリーだろうか日本人も同行しているようなので、こちらに留学などで来られているのであろうか。山に限らず、最近は山陰界隈でも外国人遭遇の機会が多い。
山頂から見ると、大山はガスの中、奥日野の宝仏山や毛無山もうっすらとガスがかかっているようだ。わずかな距離だが、こちらは曇りに見舞われていない。今日の選択は運がよかったのかもしれない。
山頂にはさらに二人組も到着。すでに東屋を含めて余地もなくなってきた。一瞬の大山に満足してそそくさと下山へ。
登山口駐車場まで来ると、ちょうど今から登ろうかとする方々と入れ違いになった。ここまでの狭い道を思うと、ここでの行き違いでよかったと思う。
古垰山
県道35号から古垰山へと続く作業道は、間地トンネルの東口100mほど手前から分岐する。
残念ながらこの山は全て舗装路歩きとなる。歩き始めてほどなく出雲街道の碑が建ち、間地乢への道が分岐している。そこまでの間はかつての街道だったようだが、それ以降はただの急坂舗装路だ。
山頂に着くと、複数の電波塔が建ち並び、その一番奥の電波塔の傍らに三角点が置かれていた。山名標はない。大山方面の見晴らしがあるとのことだったが、残念ながらそれも樹木に阻まれている。10mほど下ったところにある鉄塔の撤去跡に上がると北東から東にかけての眺望があった。残念ながら大山は相変わらず頭を雲の中に隠していたが、裾野が見えているため、どれが大山かは分かる。頭隠して尻隠さずのようだ。
舗装路終点の辺りで昼にする。夏とは異なり静かだ。秋の虫の声が聞こえる。それ以外は遙か遠くの街の音が時折かすかに耳に入るくらいだ。
魅力の薄い舗装路をひたすら歩いて出発点へと戻る。予定よりも早いこともあり、もう一山行くことにする。
6皺峪
金華山とも書くこの山は、全山が鳥取県指定天然記念物になっている。凝灰角礫岩の巨石が並ぶ山頂の特異な景観が見どころのようだ。
駐車場から鳥居をくぐって出発すると、いきなり急坂が始まる。短い距離で標高差約180mを登るのだから急坂も当然だろう。自然石の石段、粘土質の斜面、土の急斜面と様々だが、一貫して斜度は厳しい。
途中には観音堂もある。どうやってここにこれだけの材を運んだのであろうかと思う建物だ。
それも過ごし、木段で岩組みを越えて山門へ。山門からは岩斜面の登りやすいところを探すように巻き、最後は自然石の石段で山頂部の熊野神社前に出る。神社でお詣りをして、その先にある巨岩のテラスへ。今登ってきた出発点付近を眼下に見ることができる。岩の端は切れ落ちている。
神社背後の最高標高点にはどうやって行くのか分からず、そのまま下山しようとしたが、神社の右手にある小屋の脇から上部への踏み跡があり、それを一登りすると山頂の巨石の前に出た。巨石は神域かもしれない。登ることはせず、石の周りを一周して下山した。
三度登ったのに、4時間を要していない。手軽な低山の目につく地だ。仕事の合間にも行けることはありがたいが、ちゃんと山行きに時間を取っていきたいものだ。
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