舟伏山 〜賑わう前に静寂を求め〜 [岐阜県 山県市]
- GPS
- 04:04
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,130m
- 下り
- 1,112m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
舟伏山からの下りはトラバースが続き、中にはキツい傾斜でのトラバースになるので気をつけたい。 |
写真
感想
18きっぷの期間中ではあるものの、流石に連続での電車旅は飽きるものなので、今回は車での移動で奥美濃の山に登ることにした。
初めは淡墨の岳山に登るつもりだったけど、登山口が見つからずに断念し、廻り込んで舟伏山に登ることにした。
時期的にはイワザクラは早いのだが、その時期になってしまうと人が沢山来て静寂を台無しにされてしまうので丁度良い。
登る時間も11時過ぎと遅めだけど、その分山頂には誰もいないのが狙い目だ。
スタートは南の谷からのコースだ。
さっそく橋を渡るも、橋は池になるくらいに湧水が溜まっていたので橋の脇をカニ歩きで通過する。
ちょっと歩くとミツマタが1箇所だけ咲いていた。
そういえばミツマタって今年に入ってから初めて見る花になるんだよな。
その後は谷筋を進んで何度か渡渉した後は一気に登り、崩落地を通過して暫く歩くとやがて植林からミズナラ林に変化した後、尾根に乗る。
尾根に乗れば山頂は近い訳ではなく、ここからが結構登るもので直下まではどんどん登る。
この区間で数人とすれ違う。
直下を登り切るとバイケイソウが目に付くようになり、このピークが小舟伏山となる。
バイケイソウが多いのが特徴だ。
そして先に進むとメインの舟伏山がドーンと佇んで見えているが、実際登ってみるとてんで大した事のない勾配のまま山頂に辿り着いた。
山頂は計算通り、誰も居らず独り占めだ。
深い場所に位置する山なので静寂のレベルが高く、耳が痛くなるほど静かな空間で癒やされる。
景色はというと春霞の影響で微妙な感じで、岐阜市街地は当然見えず、山の景色は高賀三山と釜ケ谷山までの間くらいだ。
ただ、山頂表札は釜ケ谷山で会った『山県さくら』ちゃんで、凄い好きでメロメロなのだ💕
そんなこんなで山頂を存分に楽しんだら下山に掛かる。
やっぱりだがイワザクラには会えずに下山するも、結構な傾斜の中でのトラバースなので油断大敵だ。
トラバース下りは植林まで行けば終わり、後は安心して難なく下れるようになるのだが、ここで急な便意が襲ってきた。
しかも長く我慢できるものではない。
去年の冬の金峰山での脱糞事件の再来だ。
桜峠から刺激を掛けないように進むも便意は引っ込みそうになく、かと言って脱糞出来るような環境ではない。
植林地帯を暫く歩くとやがて広大な伐採地に着き、展望もかなり開ける。
さっき登っていた雄大な舟伏山を見て心を落ち着かせて歩いていくと、アセビの木が生い茂っている箇所があった。
登山道から外れたアセビの影に隠れて遂にお花包みをしてしまった。
処理はアセビの葉っぱを使ってなんとか吹くことに成功した。
そしてそこから下るとタイミング良く沢が流れていたので、綺麗な水で清める事が出来たので大事には至らなく、寧ろ気持ちよかった。
後はミヤマカタバミが咲き乱れる中下山できた。
長いようで短い時間での山行だったが、色々あったのもあるが、歩きごたえもあったので予想以上に充実出来た。
なお、アセビの元で放った汚物に関しては、次の日に本降りの雨が降ったので分解したのも早かった予想だ。
何にしても緊急事態の時は判断力で左右するという事だ。
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