奇景に感嘆! 初めての表妙義 de Reunion
- GPS
- 06:27
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 938m
- 下り
- 951m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
松井田から旅館の車で送迎 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト:妙義神社横中間道登山口にあり ■道の状況:高低差はさほど大きくないが、濡れていると石の上は滑りやすい。特に石門近辺の区域は鎖場も多く、慎重に。 |
写真
感想
会を重ねる会社時代の先輩達との親睦山行、今年初の今回はMさん企画で表妙義を歩く。
三人とも妙義は初めて。
JR松井田の駅まで旅館の車で迎えに来て貰い宿で簡単に準備したら、すぐ裏の妙義神社を抜けて中間道の入り口から歩き出す。
天気予報は曇りだが、今にも降って来そうな暗い空で山の稜線は全く見えない。
第一見晴、第二見晴のポイントからは霧の奥に薄らと山の形が浮かぶが、全容は皆目掴めないままひたすら緩やかに登るトラバース道を歩く。
1時間半ほどで東屋に到着。
ここで反対方向から歩いて来たグループが休んでいた。
彼らからこの先はかなり登ると聞かされ、少し心配して登山道に戻る。
すぐに稜線の難路から下りて来た二人組と出合い、話を聞きながら暫く前後して歩く。
この頃になって空がだいぶん明るくなり、稜線もしだいに見えてきた。
脅かされた程には沢山の登りはなく、1時間足らずで大砲岩の分岐に出る。
先客の年配の男女のグループが登って来たと言うので、話のタネにと三人で岩に登ってみる。
しっかりした鎖があり、岩にステップも切ってあるが、余りに多くの人が登るので丸くなっていて案外に怖い。
分岐に戻り数十m歩くと第4石門。まったく想像していなかった巨大さ。
いったいこれは何だ?自然にこれができたのか?それとも人が彫ったのか?
暫く思考が停止してしまうほどの意外な景色の出現だった。
そして石門の向こうに見えているのは岩の塔が林立した風景。
「日暮しの景」と呼ばれると後から知った不思議な眺めが霧に僅かに霞んで浮かんでいる。
ザックにしまっていた一眼レフを取り出して何枚も写真を撮る。
その後も第3石門、第2石門、第1石門と鎖場も含むアトラクションが続き、1時間足らずで登山道から林道に出る。
公園管理事務所で昼食休憩をしてから舗装道を1km程歩いて中之嶽神社へ行ってみる。
この後、再び舗装道を戻って出発点の妙義神社目指して歩くが、宿で貰ったデフォルメされた地図に頼ってしまったのでショートカットの登山道をわざわざ避けて舗装道を行く。
これが大失敗で2時間近くも歩くことになってしまった。
4時頃に宿に戻り、入浴してから3人で宴会の開始。
この日の泊り客は我々だけだったのをいいことに、そのまま夕食をはさんで食堂で9時頃まで飲み続ける。
翌朝は大の字まで行ってみるか、という話もあったが生憎の雨。
そのまま山行道具を片付けて宿を出、世界遺産候補の富岡製糸場跡を見学してから帰路についた。
半年ぶりにみんなで面白い道を歩けて楽しい山行だった。
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