柳沢峠〜倉掛山〜笠取山〜雁峠
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- GPS
- --:--
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 1,222m
- 下り
- 1,623m
コースタイム
9:40 柳沢ノ頭
9:50 ハンゼノ頭
11:00 倉掛山
11:30 白石峠
12:40 ヤブ沢峠
12:50 笠取小屋
13:20 水干
13:40 笠取山
14:00 雁峠
15:20 新地平
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:新地平 バス 〜 塩山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な個所は特にありませんでした。 板橋峠〜倉掛山までは草原風で道幅が広く、道標もほとんどないことから 登山道がわかりにくかったですが、なんとか行き着くことができました。 |
写真
感想
大菩薩あたりはマイナールートをのぞいてほぼ踏跡を残せた中で、残っていたのが今回のルートでした。いわば奥秩父と大菩薩を繋げるルートと言い換えることもできるかもしれません。
花は得意な方ではありあませんし、どちらかという木々の生命感に親しみを覚える方ですが、今回はレンゲツツジを期待したことは確かです。しかしはずかしながら、三窪高原ではレンゲツツジは減少していることを全くしらずにレンゲツツジでないツツジを現地ではレンゲツツジと思い込んでいました。帰宅後、それに気が付き、やはり「にわか」はこんなもんだと思い知らされた次第です。
板橋峠から倉掛山に至る稜線は、稜線というより草原の帯と言った方が、正しいようなとても気持ちの良いルートでした。ただ決められたルートに慣れている私のようなものにとっては、広すぎて少々心もとないといった感じでした。ところどころでツツジも群生しているような、飽きさせない贅沢なトレイルでした。
白沢峠に降りるとそこからはひたすら林道がつづき、よくもこのようなところに林道をつくったなぁと思わせる風情でした。そういえば白沢峠に着く直前にバイクが1台ニアミスですれ違ったのですが、あとから考えると各林道の入り口には入道規制のゲートがあったにもかかわらず、どこから入って来たのでしょうか。おそらく抜け道ならぬ「抜けゲート」があるのでしょう。
長い林道を樹々に気を紛らせてもらいながら進むとようやくヤブ沢峠に到着してすぐに笠取小屋です。ここのベンチで昼食を簡単にとらせてもらいました。それから水干を経由して、笠取山頂を極めて分水嶺を見学し雁峠に向かいました。しかしいつも不思議に思うのは、水干にしてもそうですが、下流の川のはじまりが、水一滴単位からスタートしていることです。はじめは水がしみるような状態から、数百メートルで滝に変わり、最後は支流が寄せ集まって多摩川のような大河になる。特に滝が発生するまでの山々の保水能力にただただ感心すると共にその保水能力に生かされているちっぽけな自分と対比してしまいます。
雁峠からは新地平に下山ルートをとり今日の長くて豪華な一日のトレイルが完了しました。
本日の温泉:なし
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