富士山御中道 （精進口登山道、御中道）

2012年08月18日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 27.6km
• 登り: 1,702m
• 下り: 301m

コースタイム

8:45　 赤池
9:30　 乾徳牧場分岐
10:05　風穴
10:35　軽水林道
11:30　富士スバルライントンネル
12:40　奥庭荘
13:00　御庭山荘
13:55　旧大沢休泊所
15:15　富士吉田口五合目バス停

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：富士宮駅　〜　バス　赤池
復路：富士吉田口五合目　バス　〜　河口湖駅　〜高速バス　東急田園都市線　市ヶ尾駅

コース状況／危険箇所等

危険な個所は特にありませんでした。
山と高原の地図（2010版）では、赤池バス停付近から精進口登山道に入る道が赤実線で
ありますが、私はこの道を見つけることが出来ず、精進湖民宿村まで行ってから
登山道に入りました。

写真

8/18 8:44

今日はここからスタート

8/18 9:10

この道をひたすらお中道まで進みます

8/18 9:57

周囲はうっそうとした原生林

8/18 10:04

風穴付近で風穴見物のツアー客にあった以外は、奥庭まで人には会うことはありませんでした

8/18 11:08

8/18 11:31

ようやく3合目手前のトンネル

8/18 12:27

まもなく奥庭

8/18 12:32

ここまで来てようやく御山の上部が見えました

8/18 12:37

奥庭荘通過
この辺は人でごった返しておりました

8/18 12:44

いよいよお中道へ入ります

8/18 12:59

廃屋となっている御庭山荘

8/18 13:05

8/18 13:28

8/18 13:31

仏石流し通過

8/18 13:34

8/18 13:52

道の終点から大沢崩れ方面

8/18 13:55

お中道の1周は25�劼△辰燭修Δ任�
昭和52年までは周回できたとのこと

8/18 13:56

大沢崩れ石碑

8/18 13:56

大沢休泊所

8/18 15:04

下界

8/18 15:05

上部は霧の中

8/18 15:15

ゴールは、人、人、人でした

撮影機器：

Canon IXY 400F Canon

感想

poohta

いずれは富士山の全登山口、登山道にくまなく踏跡を残したいと思い、今回は、精進口登山道から五合目までとそれにつづくお中道を訪ねてみることにしました。昔は、お中道も周回可能であったようですが、今は寸断されており、残念ながらそれも叶いません。大沢崩れまでは行けるようなのであわせてチャレンジしてみることにしました。
富士宮駅からバスで赤池まで行き精進口登山道へ入ろうとしましたが、いきなり入り口がわからず、結局あきらめて精進湖民宿村から迂回して登山道に入りました。途中風穴付近で風穴見物のツアー客に遭遇したのを除けば、三合目まで人にあうこともなくとても静かなトレイル歩きを楽しむことが出来ました。精進口登山道は、苔むした樹林帯の道を行きますが、青木ヶ原樹海も近く印象的には暗いイメージを持っておりましたが、なかなか趣のあるトレイルでした。三合目までは急こう配は全くと言えるほど無いのですが、さすがに富士山のすそ野は広く、登山口から三合目まで約12kmでその間700mほど登るので、暑さも伴いボディーブローのように効いてくる感じでした。三合目からは奥庭に近づいたところで突然多くの人がいたのに少々驚きましたが、御庭まで行くと人も居なくなり、お中道に入ってからは、また全く静かな山行を楽しむことができました。途中シャクナゲも見ることができました。ずんずん進んでゆくと旧大沢休泊所に到着し、さらに少し進んで行き止まりの大沢崩れまで行きました。現地の案内板には、昭和50年代初頭までは、この先も行けたようです。帰宅後、保有の古い登山ガイド（昭和47年発刊）で確認したところ、確かにこのころはまだお中道が周回できたようです。
行きどまりから来た道をとって返し、また御庭まで戻りました。この往復の間で10名位のハイカーに出あったかと記憶しております。
御庭からはさらにお中道を進んで、富士吉田口五合目を目指しました。途中弱雨もありましたが、右手にガスで煙る山頂方向を眺めながら、特別アップダウンの無い道を進んでゆくと、いきなり喧騒の五合目にさらされるような感じで、本当に大勢の人に圧倒されました。近くの売店で缶ビールを買い、今日も無事登山を終えられた喜びと充実感を味わいながら、ビールを平らげて、そそくさとバスに乗り込んでその場を立ち去りました。

本日の湯：河口湖ステーションイン