記録ID: 3074321
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ハイキング
奥多摩・高尾
高尾山北面支尾根1(非一般道)
2021年04月12日(月) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:29
- 距離
- 3.1km
- 登り
- 187m
- 下り
- 206m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 3:10
距離 3.1km
登り 204m
下り 206m
天気が良かったので,急遽,ちょっと気になっていた裏高尾の支尾根を探索した。
新緑がまぶしく春うららだった。
日影沢林道口パーキングスペースから「摺差まちの広場」までバス道を歩き,果樹園を抜け,高尾山方面の尾根に取りついた。
尾根に直接取り付けばよかったが,遠目に踏み跡が見えなかったので,足元に見えた踏み跡(どうもけものみち)を辿ったため藪を漕いで尾根に出なければならなかった。山の規模が小さいのでなんとかなるのがよい。
尾根道には踏み跡はあるがあまり歩かれていないようで,中央に灌木が生えていたり,くさった倒木が道をふさいでいた。
問題は林道をまたいだ尾根の続きの登り。林道の切通しの崖が急で高い(といっても10mはなさそう)ので取り付きが難しく,林道から登れそうな斜面を探したがどこも急だ。切通しの崖に垂れた太いツルなどを利用しようとして30分ほどトライしたが,無理せずあきらめ,林道を西に歩くことにした。
林道には立派なカーブミラーがいくつかあるが最近車が通った形跡はなく(注)落石や倒木に手が付けられていない。この道はいろはの森の登山ルートと交差するところで歩行者も進入禁止になっているが、道一面の草の中央が踏まれているので人は通っている。
むかし歩いたことのある尾根筋と林道の交わったところから南浅川への下降路に入り,駐車スペースへ戻った。
山に入ってからは,林道も含め,人に会うことはなかった。高速道路の騒音は引きも切らず続いていたけれど,森の中には不思議な静寂が漂っていた。
(注:2021.04.19記)後日、いろはの森の下部を家族と歩く機会があった。その折にこの林道を日影沢方向に歩いたところ、高尾山頂から流れ下る小さな沢との交叉部分の堰堤下の道路が大きく崩壊し、車はおろかバイクも通行不能の状態だった。これではこの奥の林道を車が通るはずがないと知った。
2019年の19号台風の傷跡は無残で、しばし立ち尽くした。当時の水量を想像すると恐怖が走る。かつて、この沢の上部の尾根を高尾山頂までたどったことがあるが、今どうなっているだろう。堰堤下の崩壊は利用度から見て、すぐに手を付ける気配はない。自然環境にはよいことだと思いつつも、逆行するように、閉ざされた領域に足を踏み込む自分の歩き方には後ろめたさをちょっぴり感じている。
新緑がまぶしく春うららだった。
日影沢林道口パーキングスペースから「摺差まちの広場」までバス道を歩き,果樹園を抜け,高尾山方面の尾根に取りついた。
尾根に直接取り付けばよかったが,遠目に踏み跡が見えなかったので,足元に見えた踏み跡(どうもけものみち)を辿ったため藪を漕いで尾根に出なければならなかった。山の規模が小さいのでなんとかなるのがよい。
尾根道には踏み跡はあるがあまり歩かれていないようで,中央に灌木が生えていたり,くさった倒木が道をふさいでいた。
問題は林道をまたいだ尾根の続きの登り。林道の切通しの崖が急で高い(といっても10mはなさそう)ので取り付きが難しく,林道から登れそうな斜面を探したがどこも急だ。切通しの崖に垂れた太いツルなどを利用しようとして30分ほどトライしたが,無理せずあきらめ,林道を西に歩くことにした。
林道には立派なカーブミラーがいくつかあるが最近車が通った形跡はなく(注)落石や倒木に手が付けられていない。この道はいろはの森の登山ルートと交差するところで歩行者も進入禁止になっているが、道一面の草の中央が踏まれているので人は通っている。
むかし歩いたことのある尾根筋と林道の交わったところから南浅川への下降路に入り,駐車スペースへ戻った。
山に入ってからは,林道も含め,人に会うことはなかった。高速道路の騒音は引きも切らず続いていたけれど,森の中には不思議な静寂が漂っていた。
(注:2021.04.19記)後日、いろはの森の下部を家族と歩く機会があった。その折にこの林道を日影沢方向に歩いたところ、高尾山頂から流れ下る小さな沢との交叉部分の堰堤下の道路が大きく崩壊し、車はおろかバイクも通行不能の状態だった。これではこの奥の林道を車が通るはずがないと知った。
2019年の19号台風の傷跡は無残で、しばし立ち尽くした。当時の水量を想像すると恐怖が走る。かつて、この沢の上部の尾根を高尾山頂までたどったことがあるが、今どうなっているだろう。堰堤下の崩壊は利用度から見て、すぐに手を付ける気配はない。自然環境にはよいことだと思いつつも、逆行するように、閉ざされた領域に足を踏み込む自分の歩き方には後ろめたさをちょっぴり感じている。
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏みあとあり |
写真
装備
個人装備 |
25Lザック
メット
カッパ上
セーター
暖パン
コンプシャツ・タイツ
パイルソックス
長ぐつ
ゴム引き手袋
ヤマレコMAP
補助バッテリー
ポカリスエット
パン
カメラ
|
---|
感想
急に思い立ったが,イメージ山行はかねてよりしていた。
取り付きのところがスムーズでなかったのと,林道から上が歩けなかったのは心残り。
また宿題ができた。
コロナで電車・バスは使いたくないので車に頼っているとコスパが悪い。
都区内から自転車では体力が持たない。
何とかならないものか。
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