高取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 507m
- 下り
- 510m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
久しく体調を崩しており、5ヶ月ぶりの山は3時間コースでのテストである。
初めての新東名を1区間!走れば、もう丹沢の懐だ。里山の新緑を眩く感じながら保国寺からスタート。しばしの車道歩きの後、登山道に入る。思いのほか脚は軽いが、後の負担を考え意図的にゆっくり歩く。分かれ道で直登ルートを選ぶ。今春の暖かさでヒルも早いかと不安だったが、まだ出ていないようだ。八重桜の花びらを踏みながらジグザグを繰り返していると、頭上に青空が広がる。聖峰の頂上は伐り開かれて草原になっており、霞んではいるが江ノ島から三浦半島の海岸線や、伊豆大島の影も浮かんでいる。高速道路が交叉する人界の様変わりにはいささか戸惑う。
山頂を後にすると、しばらく暗い杉植林を歩くが、再び明るい雑木林に変わると、眼前に大山南稜?が迫り、目指す高取山のアンテナがそれと望める。階段混じりの急登を頑張ればあっさりと縦走路に合流した。意外と冷たい風が吹き抜ける。さらに少しの登りで、唐突に高取山頂の標識が目に入る。樹に囲まれて開放感はないが、合間から大山の形良い姿が覗く。弘法山から大山までの縦走はやりたかったので、今回の途中つまみ食いはちょっと残念でもある。
大山に向かって下り、導標のある所で右に分かれる道(こちら方向には導標がない)に入る。初めは不安だが、杉林の斜面を少し下ると尾根が明瞭になり、再び明るい広葉樹林に変わる。先ほど通った聖峰の尾根を右手に見ながら、ひとり静かな道を辿る。高取山のアンテナが、あっけなく遠ざかっていく。小ピークはすべて巻いて歩きやすい。やがて、稜線を離れて右に巻き下るようになると、ふいにゴルフ場のグリーンが現れる。後はおまけ。コースをかすめながら舗装道を下るが、要所に「神戸バス停」の標識があり迷うことはない。最後は、歩いてきた聖峰から高取山の稜線と、手前に広がる緑の里の穏やかな風景を眺めてから、その里へと降って行く。心地良さとともに春の寂しさを少し感じながらのハイキングだった。
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