三ッ峠山
- GPS
- 10:21
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,433m
- 下り
- 1,432m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
一般ルート左(Ⅳ+)
No.10.5クラック(Ⅲ)
No.16クラック(Ⅲ+)
No.18クラック(Ⅰ~Ⅱ)
中央カンテ(Ⅳ+)
i先輩にお付き合いいただき、念願叶ってようやく三つ峠。
ジムと家で練習はしていたけどやっぱり実際に岩に触りながらやると違う。これは絶対必要だなーとか、これはこっちの方がいいなーとか、ぽこぽこ浮かんできて頭も身体もフル回転。すごくいい1日でした。先輩ありがとうございました!
……
前日の夜まで雨が降っていたのでそんなに混まないかなと思いきや、講習をやってるグループが多く大混雑。右フェイスで空いてるルートをまず触る。この日は天気はいいけど終始風がすごくて岩は冷え冷え。一瞬で岩に感覚を吸われてちょっと焦る。靴もいつもと違うから滑りそう(多少交互に履いて慣らした方がいいですね)。いろいろヒヤヒヤしながら第一バンドに上がる。一息ついたら今日は気持ちがいいからそのまま上がろうと先輩。
そのまま第二バンド、第三バンドと上がり、天狗の踊り場へは初リード。支点と引き上げの再確認を行ってから出発。踊り場には講習中の大量の人がいて面食らう。初の1人でのセットにびくびくしながら引き上げの準備。講習中の人からの視線もなんか緊張する。
そこから懸垂下降、と思いきや、人が多すぎて待ち時間がえらいことになりそう笑。しょうがないからそのまま山頂へ。でもクライミングシューズで歩くもんじゃない。痛い痛いと喜びながら右フェイスまで戻る。
続いて触りたかった中央カンテへ。1、2ピッチ目をリード。安全確保と時短のバランスが難しい…。3、4ピッチ目はフォローで登る。ジムではあんまり上手くいかなかったけど手やら腕やらでジャムがばんばんきまる!怖いけど楽しい。ただ回収して増えていくカムが岩に引っかかって動きにくい。無事に終了点に辿り着き、過去最高距離の懸垂下降。なだらかな方に逃げて降りて行った結果、微妙にロープが足らない。どうしようかなと考えてたらジャストタイミングでiさんから声がかかる。近くのペツルにセルフ、iさんに降りてきてもらいビレイしてもらいながらテラスまで降り、残り1ピッチも懸垂下降して目標時間ぴったりに終了。
......
■備忘
・声が本当に届かないのでタイミングを事前に確認
・リングボルトへは下からかける(テコを考える)
・カンつきクイックドロー便利(ロープのセルフとか)
・「セルフ取る」は言わない(どっち?ってなる)
・引き上げ時のセルフは最終的にロープの方がいい(衝撃吸収)
・ロープは半分超えたら気持ち短くまとめていくと絡みにくい
・懸垂下降時はロープの引っ掛かりを必ず確認
・アルヌンのロープ側のカラビナをベントゲートに変える
山岳会の後輩とシーズン初の三つ峠にいってきました。風が強く寒かったが、富士山がとても綺麗でした。
しかし中央カンテは何回登っても良いルートですね!
岩も硬いし、しっかり核心もあり下降もちゃんと回収の事を考えないとハマってしまう…笑。不要なハーケンなくなったら本当に完璧。
今回ご一緒させて頂いたjirafunさんは初めてのマルチピッチとは思えないくらい安定していた。これからも会の先輩捕まえてどんどん練習して下さい!目標にされている源次郎尾根は本当に素晴らしいルートです。アルパインデビューの記録、楽しみに待っています!
◆備忘録
・懸垂のロープ連結はオーバーハンドノットが主流。最新号のロクスノによると末端処理は行わないとか。その代わり30cm以上末端の確保。けどやっぱりオーバーハンドだけでは不安になるなー。
・懸垂で降りながらV字ロックのラインを観察。かなり面白そう。誰か中央カンテダイレクト&岳2も一緒に登りませんか!!!
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