湖北・石田川間谷〜八王子谷下降
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- GPS
- 08:22
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 998m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
間谷は八王子谷に比べて大味の谷。遡行するなら八王子谷の方が楽しめる。ツメは低い笹とまばらな灌木なので、ほとんど藪漕ぎの必要はなかった。 |
写真
感想
先週にも入った石田川上流域。今回は先週の八王子谷の東隣に位置する間(あい)谷を遡行して、八王子谷を下降する周遊コースを計画した。
他の地方はとっくに梅雨入りしたが、ここ北陸近辺の梅雨入りはまだである。ここ連日25度を超す夏日となって、梅雨時期という感じがちょっとしない。ずっと好天続きだったので水量が心配だったが、先週の八王子谷の水量なら大丈夫だろうと、同じ流域の谷に入ることにした。
間谷は隣の八王子谷に比べて大味の谷だった。滝の数が少なくて、八王子谷と比較するとちょっと物足りなさもあったが、それなりに渓相には変化もあって楽しめる。釜あり小滝あり、廊下ありで、沢登りの醍醐味はきちんとそろっている。しかし入渓者が多いせいか、巻き道がバッチリついていたのにはちょっと残念。まあ関西近辺の谷だからこれも仕方ないか。
ロープを繰り出すまでもない滝ばかりで、しぜんと足も速まった。あっという間に登山道に飛び出し、そこから一足投で山頂だった。
登山道を西に進み、地図を見ながら下降点を探る。途中「八王子谷コース」と書かれた真新しい道標に未練を残しつつ前進し、予定の地点から一気に下降。しかしこの周辺は藪が薄くどこか清々しい。ツメの藪漕ぎも1級程度で、まるで鈴鹿の谷のようだ。
しばらく下降してゆくと、八王子谷を遡行してくるペアと出会う。沢の中で人と出会うというのもほんとうに珍しい。ちなみに彼らは登山道を下山するらしく、僕らが下山後に着替えを済ませて歓談しているときに再び出会うこととなった。
八王子谷では2カ所で懸垂を交えたものの、あとはフリーでどれも降りられる。一度入渓しているので気持ちもずいぶん楽。また先週はアクシデントで下山に3時間もかかったが、通常なら90分とかからなかった。
ちなみに沢で出会ったペアの情報によると、稜線に出るところで我々と同コースを辿る、沢登りの別パーティーに出会ったそうだ。今日の八王子はとても賑やかなようだ。
●おまけ映像
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「同人山猫」では、遡行への参加者を随時募集中です(入会するかどうかは問いません)。
詳細は以下をごらんください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/27093-detail-50001
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