恵庭岳、、ウン十年ぶり(^_-)
- GPS
- 05:28
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,106m
コースタイム
−10:50山頂11:05−11:25第二見晴台12:00−13:33登山口
天候 | 快晴 そよ風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
第二見晴台から先の岩峰直下までの登山道は、特に危険な感じは しませんが、上からの落石の危険があります。 岩峰への登攀、禁止看板があります。 岩登りの心得がない一般登山者には危険と思います。看板に納得です。 |
写真
感想
快晴のお天気が続く札幌地方。
山頂の岩峰が崩壊中で、山頂部への登山禁止になっている恵庭岳ですが
ヤマレコの記録などで、岩峰へ登っている記録が出ていたり
禁止されているわけではないという噂も聞き、出かけてみることにします。
P-2さんも、ウン十年ぶりの恵庭岳だそうです。
登山口Pには5・6台の車が駐車されています。ここは札幌岳登山口と同じくらい
車上荒らしが多い所で有名なので、車の中はスッキリとさせて出発です。
冬山と違って登山道がある山は、頭を使うことなく気が楽ですね。
初めは穏やかな山道も、だんだん斜度が出て岩ゴロにもなってきて
無口になりがちですが(^_-)、お花が多いので楽しめます。
特に珍しい花でもないし、コンデジでお花が綺麗に撮れないので
写さなかったけど、ズダヤクシュ・ツボスミレ・マイズルソウ…などなど
白いお花が花盛り。ミヤマスミレの紫、オオバキスミレの黄色が新鮮。
登山道、昔は一本だったと思うけど、今は並行して2本・3本のところも。
植生が痛みそうです。急登を我慢して登ると第一見晴台です。
支笏湖ブルーが素晴らしい。山ボーイGRPが休憩中でしたが、
オバサン達が到着したら、出発していきました(^_-)
風は涼しいけど日差しがギラギラで暑い。水分補給でしばし休憩。
また樹林帯の中を登りますが、時々岩峰が見える場所もあります。
第二見晴台は割とすぐに到着。先行の山ボーイGRPは、ここが山頂だそうです。
ここから先の登山道はロープで進入禁止になっていますが、設置されている
看板を読むと、禁止という強い言葉ではなく、「自分の責任において…」です。
私たちも怪我や事故にはあいたくないので、とりあえずどんな様子か
見に行ってみることに。危なそうなら途中撤退します。
岩峰へは右側から大きく回り込むように裏へと進みます。
途中で単独男性が、登山道をふさぐように休憩中でした。
先へ進ませていただきたくお願いしたら、岩峰は登山禁止だよって言われました。
こちら側から見るオコタンペ湖が素晴らしい!
岩登りっぽい登山道を進むと、「岩峰崩壊中」の看板です。
しばらく雨も降ってないし、雪が融けてから時間も経っているので
岩も安定しているだろうと先へ進みますが、岩登りの心得がない方には
危険な感じがしますね。一般登山者を進入禁止にするのも納得です。
最後の詰めは、一番左のロープが下がっている所から登ります。
先ほどの男性が私たちの後をついてきてますわ(^_-)
岩登り三級ぐらいのグレイドでしょうか。下がっているロープを使うことなく
登れますが、一応ロープを掴みながら登りました。
ロープは新しくないし、直接岩に巻きつけてあるので、擦れて切れる可能性も
あります。ロープに頼ることなく登れる力がなければ、
登るべきじゃないなと思いましたね。P-2さんも、岩登りの心得があるので
あまりロープに頼らずに、浮き石・岩に気を付けて登るように指示して待ちます。
山頂看板がある所は、このロープ場の一段上になります。
気持ちの悪いキレットを気を付けて跨いで、山頂です。
下を見下ろすと、山ボーイGRPがまだ第二見晴台にいるのが見えます。
手を振ると、振り返してくれましたわ♪
岩峰の下りが心配というP-2さん。私も落ち着いて昼食を食べたいので
サッサと第二見晴台に戻ることにします。
登りより下りが難しい岩場。先に降りて、足の置き場を支持しながら
降ります。男性も降りてくるので、足場の指示をして見守ることに(^_^;)
オコタンペ湖を眺めながら第二見晴台到着です。山ボーイGRPから、無事の帰還を
確認したので降りますと言われちゃった。ノンビリ昼食休憩して、来た道を
ヘロヘロして降りてお終いです。岩峰崩壊、いつになったら落ち着くのかな。
やっぱり秘境オコタンペ湖はいいですね
危険を乗り越えて見た頂上からの景色も素晴らしいです
暫定頂上の第二見晴台からは、木々の隙間からしか
見えないんですよね。
やはり山頂からのオコタンペ湖、この色何とも言えないです!
恵庭岳は私の家の窓から見える大好きな山です。
山頂からの支笏湖・オコタンペ湖最高
3時間くらいいた事ありました
この辺は藻岩山が邪魔で見えません
三角山からは見えるんだけど、犬禁止なので
散歩ついでには行けないし
恵庭岳は豊平川から、見えますよね!
iwa3は毎日見ているのか。
去年だっけ、西沢から花粉症のくしゃみ三昧で
登ったんでしょう!
あの岩峰の基部をトラバースしたんなら大変だったろうなと
じっくり見てきました。よじ登るって楽しいね
marikkaさん こんにちは
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/1,30046,79,432,html
上記は平成20年当時の恵庭市危機管理課の恵庭岳登山に関するサイト。
昨年更新された、恵庭市危機管理課の恵庭岳登山に関するサイト(下記)からは「禁止」「規制」の文字は消えています。
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/1,46900,79,432,html
「禁止」とは、法的根拠のない場合、支配者から被支配者に対する命令(社長が部下に命令するなど)になります。国民のサービス機関である行政が上から目線で国民に命令するのはおかしいでしょう。そこで自粛のお願いとなった訳です。
また、法的根拠のない命令を、権限もないのに国民にして、意思決定や行動の自由を奪った場合は明らかに憲法違反です。
詳しい資料、ありがとうございます。
山頂部の登頂に関しては、いろんな意見があるようですね。
登った感じでは、一般登山者が軽い気持ちで登るべきじゃないなと感じました。
看板等、きつい書き方をされているのも納得と思いました。
Marikka さんのおっしゃるとおりです。
日本ではヒマラヤ登山に代表される本来の登山は危険だからとの理由で禁止されておりません。
当然ですが本来の登山者は安全に山頂に立つために必要な装備等の知識とそれを使いこなす技術を習得して登るものです。
景色を見たい。花を見たい。だけで、登ろうとする、観光登山者が行くところではないとのご意見は同感です。
しかし、観光登山者の意思決定の自由は憲法で保障されており、意見を言う以上の踏み込んだことは出来ないでしょう。
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