一切経山:やはり雪の上も歩きたくて残雪の吾妻へ。
- GPS
- 03:07
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 384m
- 下り
- 385m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はない。姥ケ原分岐から酸ケ平避難小屋までは、沢の残雪を登る。一切経は避難小屋少し上から、夏道と沢の残雪共に利用可能。山頂付近は雪なし。帰路は1928ピークに向かい、残雪を利用して酸ケ平避難小屋へ下る。 |
写真
感想
山歩きを再開したばかりではあるが、雪の上も歩いてみたい。浄土平から一切経山なら夏だったら手軽なハイキングコースだし、磐梯吾妻スカイラインも開通しているので、行って見ることにした。23日朝、東北道からは蔵王や吾妻連峰がきれいに見えていた。磐梯吾妻スカイラインはこの時期、高湯で8:00開門なので時間を調整して出て、5分前に着いた。待っている車は5台ほど。磐梯吾妻スカイラインは乾燥状態で問題なし。浄土平の駐車場は全く雪が無い。
駐車場から木道を進み、姥ケ原分岐まで雪はなし。でも時々凍っている所もある。やはり寒いんだな。分岐から右へ、谷の雪上を忠実に登って酸ヶ平避難小屋に向かう。谷を登っていくが、かなりの傾斜の雪の登りとなる。酢ヶ平避難小屋のすぐ下から前大巓や1928ピークが見えてくる。避難小屋の少し上で、沢の左岸にもう夏道が出ている。谷の右岸の雪上を登ることもできそうだが、急なので登りは夏道を行く。稜線に出ると酢ヶ平や東吾妻など、周辺の眺めがよくなる。ここから一切経山頂方面は全く雪がない。ここから無雪期と全く同じに山頂へ到着。山頂でも雲一つない快晴である。吾妻小富士、安達太良から磐梯山、西吾妻の山々までよく見える。特に磐梯山は立派な形をしている。蔵王や朝日連峰も見えるし、月山、鳥海山、葉山もきれいである。
一切経山山頂の北側からは凍結した五色沼が大きく見える。魔女の瞳はまだ目覚めてはいないが、一部氷が薄くなっていて青みがかって美しい。さて、今日は無理せず、ここまでで下ることとする。この時期は道以外の所を通るのも楽しみである。前大巓まで縦走できた年もあったが、今年はどうかな。1928ピーク近くまでは行って、酸ケ平まで雪の上を下ることにしよう。空気大感謝塔の所から登山道とは別の右の稜線に入る。鞍部まで岩礫であるが、藪はなくピーク下の雪の上に乗った。そこからは、やや急な所はあるが、雪上を下り、酸ケ平避難小屋に出た。後は谷の残雪を経て浄土平まで下る。
今日は、予想通り快晴の雪山を歩くことができて良かった。今日の雪の状態は適度に柔らかく、ツボ足で十分だった。一応、アイゼンは持って行ったが、使用しなかった。やっぱり5か月のブランクは大きく、登りは大変。下りは雪を使ったので膝には優しかった。
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