続薮岩魂 西上州タカノス岩北稜

2021年04月22日(木) [日帰り]

• GPS: 08:40
• 距離: 3.7km
• 登り: 590m
• 下り: 576m

コースタイム

3段の滝駐車場発8：15　P1 9：00〜15 P2 9：35〜45　P3 11：15〜20　タカノス岩山頂 14：55〜15：25　3段の滝駐車場16：45　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

P2まで
墓地の右から急登を続けると前衛壁が現れる。ここは基部を右上して急な泥ルンゼを登り詰める。すぐに小ピークのP1へは難なく立てる。P2の登りからはザイルを出し、ビレーデバイスによる確保の確認をしながら進む。P2の下りはフリーで問題ない。
P3核心部　悪い
ザックリ言うと、30mザイルで1P目直上〜左へトラバースして区切る　2P目直上し右上して区切る　3P目P3からの小尾根の乗る（易しい）　特に1P目と2P目のランニング支点をどうとるか、土のミックスで滑りやすいので最大限の注意箇所である。　ここはヤマレコユーザーによってルート取りは異なるので状況判断で決めることだろう。
タカノス岩本峰の登り
難しくはないが結構長く、登っても登ってもタカノス岩本峰に着かないと言う感じ。ただ、ところどころ出てくる岩場には注意を要す。
タカノス岩本峰の登りで一番辛かったのは、風が強まって風速10m以上が体を冷やし、寒くて寒くて、大腿四頭筋が硬直し痙攣まで起きる始末だったことだ。cha-knさんの足を引っ張ってしまった。
タカノス岩北稜は、P3とタカノス岩本峰で時間を左右される！

写真

ジオグラフィカを作動させて出発だ。

4/22 8:09

すぐにタカノス岩北稜のP1からのスカイラインが見える。

4/22 8:11

タカノス岩本峰が「フクロウを思わせる不気味な風貌」（続薮岩魂 内田�０戝�より）でわれわれを見つめている。「お前らロートル軍団で登れるのか」と言われているようだ。

4/22 8:16

赤い鉄階段から川を渡り、墓地の右手から取り付く。

4/22 8:42

登りずらい急登を続けると前衛壁が立ちはだかる。ここは登らず基部を右上して行く。

4/22 8:49

最後、泥ルンゼ状の急傾斜となっている。

4/22 8:56

P1の登りが始まる。P1はまだ小手調べだ。

4/22 9:06

P1山頂

4/22 9:03

これから向かうタカノス岩本峰と手前はP3だ。

4/22 9:36

P2登り。ここからビレーデバイスの操作に慣れるために積極的にザイルを出す。当方、確保は肩がらみ、グリップ方式世代なので頭でわかっていてもビレーデバイス確保の実践経験がない。

4/22 9:44

P2山頂。

4/22 9:44

碧岩とタカノス岩。奥にククリ岩と二子岩東峰と西峰

P2を下ります。懸垂はしなくてもフリーで下れる。この頃はまだ風も弱かったんですけどね。

ここは少し下ってからのところ。

4/22 10:10

P3の1P目です。まず直上する（写真）この先はヤマレコユーザーによってルート取りは異なるようだ。われわれは左へ土のミックスをトラバースしたが、ブッシュのある右上へ抜けていくルート取りもあるようだ。現地を見た状況判断で決めていくことだろう。

4/22 10:37

2P目　直上していく。

4/22 10:43

さらに直上していく。傾斜感は写真よりもっとあるのでランニング支点を上手くとっていくこと。

4/22 10:43

今度は右上していく。この辺りグズグズ土で悪い。ピッチを区切り、3P目はP3からの小尾根に乗って終る。

4/22 11:20

P3のケルン

4/22 11:22

タカノス岩本峰が近づいてきた。

P3を過ぎると平和が続く。こんな風穴も。

これは立木が可哀そう。大いなるツル植物のイジメなのか、共存共栄できるのか。

4/22 12:05

タカノス岩本峰の登りが始まる！だんだんと風の影響がでてくる。

4/22 12:58

登ってます。

4/22 13:25

碧岩をパチリ。西稜も見えてますね。

長いな〜　早く着かないかな〜　もう大腿四頭筋は限界なのにな〜（独り言です）

4/22 14:43

やっと先は見えてきた。もう少しだ。

4/22 15:02

到着した！！！　この山名板だれか新しくして。

4/22 15:02

6年前に登ったククリ岩と二子岩の東峰と西峰

4/22 15:03

北の西上州の山並み。トヤ山・毛無岩・立岩・経塚山・兜岩山など

4/22 15:03

アカヤシオ

4/22 15:27

登ってきたP2とP3

4/22 15:42

下山は南方向へ少し下って最初のコルからの沢（目印ありますが）ではなく、そのすぐ先の傾斜の落ちる沢がいいです。こちらなら直滑降で降りられます。写真は植林帯に入ったところ。

4/22 16:17

三段の滝　滝の下からは2年前の台風19号の影響で荒れている。

4/22 16:31

ここから南牧村の修復が進んでいる。

4/22 16:39

こんなりっぱなコンクリート作りも

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

ゴルジェライトハンマーは有効です！特にP3の泥壁部分に。チェーンスパイクは使わなかった。

備考

この日、私の地元では予想気温２７度だったので夏用のウエアも考えたが着なくて良かった。

感想

enduro_fuji

日頃のトレーニング不足を痛感しています。
タカノス岩本峰の登りで大腿四頭筋の痙攣とは情けないです。風が強まり、寒さがあったとしてもです。相棒のcha-knさんの足を引っ張ってしまいました。最近、大腿四頭筋の痙攣が多いのが気になります。
でもコルから居合沢への下りは、別腹ならぬ別足で直滑降で行けましたけどね（笑）