箱館山 〜知られざるイワカガミの山〜 [滋賀県 高島市 今津町]


- GPS
- 02:45
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 728m
- 下り
- 715m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にないが、ゲレンデまでの林道の急坂は意外と石車になりやすいので、下る時は注意する事。 |
その他周辺情報 | マキノ温泉が1番近い。 |
写真
感想
やはり前々回に言ったように週末に雨が降る周期が中々抜けなくて、遂に4月も後半に。
そんな後半の週末は2日とも晴れなので、2日とも登山ということにした。
今日は明日に響かないような軽いハイキングにしようと思ったので、まだ滋賀県内で歩いていない山で箱館山が思いついた。
箱館山といったらやはりスキー場のイメージしか無いはずだが、それ以外に魅力はあると思うし新しい発見ができるかも知れない。
現地に向かうと箱館山スキー場の入り口はシーズンオフともあって閉鎖。
なので車は下の空き地に駐車しておいて出発。
登山道は箱館山スキー場の駐車場の奥にあって歩き出すも、いきなり登山道は沢と連動していたので、泥濘にハマらないように歩く。
水っ気のある所を過ぎて、登っていくとイワカガミが段々と多くなってきて、その株数は標高を上げていくたびに増していく。
標高を上げると言ってもこの山の標高はせいぜい600mなので大したことはないのだが、イワカガミの株数は赤坂山や百里ヶ岳などに匹敵する、いやそれ以上かもしれない。
そんなイワカガミに癒やされながら、急坂を登り切ると、山頂とは真逆に行く分かれ道があり少し気になったので進んでみるが、途中で行っても意味がない事を悟り引き返す。
元の登山道に戻って進むと、倒木が邪魔をする1箇所以外は勾配もなく気持ちの良い尾根だ。
登山道と言うよりはさっきからずっとダートの林道を歩いている訳だが、途中から電柱が合流してきて益々林道っぽくなる。
そして山頂の分岐を進んで相変わらずの沢山のイワカガミに彩られるながら箱館山山頂に着く。
山頂表札には『羽木立山』と書いており、こっちが正式の山名なのかと驚く。
そして山頂の周りは四方を木々に覆われてかなり地味だ。
展望台らしき場所からも木々の間から少しだけ景色が望めるくらいだ。
展望をみたけりゃゲレンデに行けば良いと判断し、山頂から続く尾根を西に進む。
するとグイグイ登っていき、先程の山頂の標高を軽々と超えて先程の林道と合流する。
この林道は中々の勾配で、まさかの山頂直下として成立してる感じだ。
林道を登りつめるとゲレンデの敷地内に入り、進んでいくとロッヂが点在する正真正銘のスキー場に辿り着いた。
ゲレンデにはフェンスが張っていて、その脇を歩く感じだ。
そして待ちに待った展望を拝める事に成功。
安曇川市街地からリトル比良、武奈ヶ岳と普段見慣れない角度からの景色は新鮮だ。
そこから少し登ると最高点の667mに辿り着き、展望はまた変わり高島トレイルの景色になる。
歩いているからこそこのトレイルを望むのは嬉しいものなのだ。
下山する時に軽トラックがゲレンデ内を走ってきたので何か言われるのかと思いきや素通りしていった。
そして林道直下の下りは意外にも石車になりやすくて注意しなければならなかった。
素敵なイワカガミを再び鑑賞しながら下りきった。
箱館山、登る前は本当にスキー場のイメージしかなくてそれ以外の魅力が分からなかったが、実は県内有数のイワカガミの群落地だった。
登ってみないと分からない、それがピークハントの醍醐味でもあるからやめられない。
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