甑岳:早春の花々と新緑に心洗われ
- GPS
- 07:34
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,065m
- 下り
- 1,070m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
歩きやすい登山道で特に危険なところはありません。小松沢観音の近くから尾根道に入りますが、しばらく行くと胎内くぐりの岩場があります。ここはざらざらの急坂で上り下りともにスリルがあります。樹林帯では無数の倒木があり、登山道を塞いでいるところが何カ所も。乗り越えたりくぐったりしながら進みました。頂上付近は雪が残っていました。 |
写真
感想
毎年春に登っている甑岳。いつ登れるようになるかと、山の様子を毎日眺めていました。最近は山頂付近の雪も急速に少なくなり、天気予報を見て、登ることに。
お気に入りの岩神コースをピストンで行ってきました。期待したほどの晴天にはなりませんでしたが登山日和で、早春の明るい緑と花々、そして輝く朝日連峰や月山、葉山、遠くは鳥海や飯豊連峰の眺めまで楽しむことができました。登山者もソロ・ペア・グループを含めて6・7組の方々とお会いしました。
今年驚いたのは、杉や松などの太い幹や枝の折れているのが無数に見られたことです。倒木が登山道を塞いでいるところもたくさんありました。昨年まではこんなにたくさんはなかったと思います。今年の冬の厳しさが伺われます。おそらく山岳会の方かどなたかが枝を払ってくださったのかと思いますが、お陰様で我々はくぐったり乗り越えたりしながら進むことができました。今後きちんと整備するのはかなり骨が折れるのではないでしょうか。
早春の甑岳はからっとしていて、藪の葉もまだ薄く、見通しがきき、色々な花を眺めながら気持ちよく登ることができました。特にカタクリやスミレが中腹あたりから山頂稜線の途中まで、登山道の両側を飾るように咲いているところが何カ所もあり、感動しました。樹木の若葉や花芽、そして花が競うように萌え出ていて爽やかさに心が洗われました。山頂付近は例年より少ないものの雪が残っており、雪のブナ林も楽しめました。
これまでは春と初夏にしか登ったことがありませんでした。紅葉の甑岳もぜひ味わってみたいと思います。
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