「石裂山」で“クサリ場”、”梯子”をタップリ楽しむ

2013年06月15日(土) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 4.3km
• 登り: 585m
• 下り: 585m

コースタイム

8:30登山口(加蘇山神社駐車場)出発−9:00竜が滝−9:10千本桂−9:40行者帰シの岩−10:00奥の宮−10:55東剣の峰−11:30石裂山（昼食・休憩45分）−12:35月山−13:45石裂山/月山分岐−14:10駐車場

天候

雨具は使わなかったけれど終日ガスってる山中を歩きました

アクセス

利用交通機関：

自家用車

矢板市役所に7時集合、登山口まで2台の乗用車で出掛けました。

コース状況／危険箇所等

「石裂山回遊コースは、一部にハイキングコースとして紹介されていますが、本格的な登山コースです。」と云う警告板がありました。岩場・クサリ場でH3年3月〜H4年6月までの間に5件の死傷事故（内3件は死亡事故）が発生したと書かれています。
今回は、ましてや霧雨やガスで登山道は滑りやすい状況ですので、慎重の上に慎重に回遊することを意識して行動しました。
登山後は「梵天の湯」に立ち寄り、ゆっくり疲れを癒しました。

写真

加蘇山神社下の駐車場。我々以外に車が1台のみ

天気が天気なので、鬱蒼とした雰囲気の参道

「登山コース」案内板。グルッと回って3時間55分が標準タイム

いよいよ出発、これ以上天気が崩れない事を期待して・・・

右手に「清滝」がありました。可愛い大きさの滝

沢を横断、水は流れていない状態ですね

竜が滝の横にある「あずまや」で一服

私は少し下って「竜が滝」を見に行きました

「千本桂」に到着。いわれを書いた銘板の撮影忘れた！

先を急ぐので、千本桂を後にして・・・

「行者帰シの岩」って表示があるチョイ手前の「あずまや」で息を整えます

此処から梯子とクサリを頼りに登り降りですか〜
楽しみ（嬉）

奥ノ宮が梯子の上にあるそうです。登り口右手に「石裂岩」の表示

奥ノ宮。岩燕が飛びだしたので良く見ると巣がありました。

トラロープが用意されてる場所も。足場悪いので助かります

このアルミ梯子はストレス無く登れます

石裂山頂上へあと600mの所、息があがって小休止

木立の向こうがガスで霞んで幻想的でした

一旦、ググッと下ります。え〜折角登って来たのに・・・と

こりゃ、ハンパない長さだわ。下から撮影しようと先行して降りたけど

最後の数メーターは殆ど垂直の梯子です

次は途中でズレて設置されている梯子が出現

中間点で下るメンバーを撮影。降り切った仲間が小さく見えます

下から見上げると、こんな感じ。スゴッ！

マダマダ梯子が続きます。山頂は何処やねん？

あと100mくらいかなぁ・・・頂上前の短い梯子

登りきりました。石裂山山頂の3角点にタッチ

撮影する側で自分の写真が少ないから山名板横で撮って貰いました

チョット時間早いけど昼食にします。オニギリ、カップ麺など思い思いに

お昼の後は、ユックリ「コーヒータイム」美味しい！

山頂から出発前に、8人揃って記念写真

次の目的地、月山へ400m手前の所

ガスは一向に晴れません。汗だくの身体には気持ちいいけど

「月山」に到着。石裂山より10mチョイ高いんですね

此処からは殆ど下りだよ〜って、ホント？

鳥居を潜って下山開始。岩が濡れて光ってるので滑らぬよう注意します

急な下り勾配。逆方向から登ってくると石裂山まで40分掛かるみたい

クサリや木の根っこ掴まって注意深く降りて行きます

その後は杉の樹林が少し続いて九十九折りに下ります

足の踏み場が狭い所なんかもあったりして

此れが最後のアルミ梯子だったかも濡れた枯葉が滑りやすいです

登りと下りの合流点に到着、沢の水が気持ちイイ。顔を洗ったりしてサッパリ

登山口から一番近い休憩所。岩の上に小石のケルン

清滝の横を抜けたら駐車場も程なくでしょうね

無事、怪我もなく下山出来たので加蘇山神社に御礼

出発点の駐車場が直ぐ其処です。今回のトレッキングも楽しかった〜

感想

あらちゃん

8月初旬の剱岳登山に向けてのクサリ場、梯子に慣れる為、トレーニングとして出掛けましたが、滑りやすい場所での対処法などを習得するには丁度良い環境だった様にも感じています。
最後の仕上げは日光白根山へ7月に入ったら出掛ける予定です。