遥かな尾瀬遠い空(鳩待峠〜至仏山〜尾瀬ヶ原)
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- GPS
- 08:01
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 857m
- 下り
- 867m
コースタイム
天候 | 山行中 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夜間歩行は常にルートと自分いる位置をGPSで確認しながら歩きます。 |
写真
感想
先週アヤメ平から見た至仏山。
その時この山を見ていなかったら来なかったと思います。
アヤメ平から一週間、頭の中は日の出を迎える至仏山の事ばかりです。
いつもの事ですと考えすぎて、それが重くなり体が動かなくなってしまうことが多いのですが、細目でボヤ〜と見てる感じで、前日の天気予報を見るまで自分の中で形にしませんでした。
前日の天気予報を見た瞬間、気持ちが迷わないうちにサッと支度をして濃いめを一杯飲んで寝てしまいます。
予定通りに鳩待峠に着いたのですが、車の多さにびっくりします。2週周りやっとの隙間を見つけて止めることが出来ました。
下山してきてから管理の方に聞いたら、今年は異常に多いと言っていました。
多分去年の反動で人が来てるんだろうなって話されました。
今まで何回かこのスタイルで歩いていますが、そのたび必ず同じ時間帯で歩く登山者がいました。今年もきっと誰かいるだろうなって思ったら、支度してるのは自分だけで、ちょっと寂しい歩き始めです。
夜間歩行でもありこの時期なので、汗をかかないくらいのペースで歩きます。赤いリボンをしっかり確認して追いかけながら歩くにはこの位ゆっくりがちょうどいいと思います。
満月に近い月がとても明るく、樹林の中は真っ暗でしたが、序盤は月に向かって歩く感じで、稜線に出るとライトがいらないくらいで歩けます。直線に小至仏山が見える頃はテンションマックスです。
丁度、小至仏山の下に着いたときに空が青くなりました。何処で写真を撮ろうかうろうろしますが、結局小至仏山の山頂に向かいます。
ここからは最高の劇場でした。後ろを見ても前を見ても、360度の大絶景が広がります。久しぶりに日の出劇場を満喫できました。
そこからは至仏山の山頂を越えて激下りで尾瀬ヶ原を目指します。
この下りはアイゼンの歯がギュッギュッと音をたてるくらいに効かせて降ります。途中で降りてきた斜面を振り返るとお股がゾワゾワしてきます。樹林に入り安心しますが、ここから山の鼻までが長く感じます。
尾瀬ヶ原はいいタイミングで人がいません。この壮大な景色を独り占めです。なんて贅沢なんだろうと、運を使い果たしてしまったようで次からの山行が心配になってしまいます。
日の出から満開の桜まで最高の一日でした。ちょっと出来過ぎな気もしますが、また見たい景色が頭に浮かんだので来年も訪れようと思います。
今回も全てに感謝とお礼です。
素晴らしい景色を堪能させて頂きました。ありがとうございます。数日後に出来れば私達も行きたいと思っているので大変参考になりました。赤いリボンがあるんですね🎵迷わなそうで安心しました。12本爪アイゼンも必要なんだな、とか皆さんトラバースの所は要注意とされていたので随分勉強になりました!明け方の尾瀬に行ける様に鍛練を積みたいと思う素敵な写真でした。あの桜は近いのでしょうか?
Salahさん こんにちは。
是非、あの感動を味わってください。
赤いリボンは必ず付いています。見失っても落ち着いて見渡せば絶対あります。
ヘッドライトの他に手持ちのライトがあると見つけやすいと思います。
至仏山までは軽アイゼンで山頂からの下山は前爪必須です。
トラバース道はは軽アイゼンで問題ないです。
それでは素晴らしい一日になりますように
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