大駒ヶ岳(戸来岳)
- GPS
- 07:14
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 959m
- 下り
- 946m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夏季は林道奥まで車で入れそう |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はない。 樹林帯の残雪はルートを隠し解りにくい |
写真
感想
予定では藤里駒ヶ岳に登る予定だったこの日、前日に藤里駒ヶ岳に向かったが登山口の道路の除雪作業が終わってなく通行止め。なので、予定を変更して車を走らせた。適当な国道沿いのパーキングで車中泊。早朝移動して登山口へ。登山口近くの親水公園の駐車場に車を止める。ほかに車はなく静かだ。夏場はキャンプ場になっているようだ。
林道脇から登山道が伸びるがしばらくは林道のような道である。駐車場よりも奥に続く林道を登っていけば上にも登山口があるはずだが除雪されていないと思うので今回は下から歩いた。登山道を1時間弱歩くと上部林道に出る。やはり雪に覆われていた。登山道わきにはフキが多くもうちょっと早い時期なら取り放題にフキノトウが取れたと思う。もうだいぶ成長しちゃっている。登山道はほとんど夏道になっている。林道から少し登ったところに分岐がありそこを降りると上部登山口の駐車場があるようだ。もちろん駐車場も雪の中。時折、木の間からは大駒ケ岳が見える。
登山道は徐々に斜度を増し、雪も多くなってくる。雪上は歩きやすいが雪がなくなると笹薮に突っ込むので夏道の位置も確認しつつ進もう。笹薮に入る前に夏道を進めば楽だろう。半分くらいは夏道を歩き尾根上はほとんど夏道になるが日差しが当たり暑い。そんな中、急登を登っていると日本一のダケカンバが出てくる。確かに大きく樹齢は300年らしい。展望とともに巨木を楽しみ山頂を目指す。尾根の開けているところからは山頂付近が見えているが実際の山頂は急登が終わり緩やかになってから少し行ったところにある。山頂も日当たりよく、雪はなかった。展望は良く八甲田山などよく見えた。
戸来岳は大駒ケ岳と三ッ岳からなり深いコルがある。大駒ケ岳から急な斜面を下りていく。多少滑りやすいが気を付けていけば問題ないだろう。コルから再び急登となる。山頂が見えているだけにつらいが振り返れば大駒ケ岳の雄姿が望めた。三ッ岳も雪はなく展望のいいやまである。十和田湖もだいぶ近くに見える。展望を楽しみながらゆっくりと昼食を楽しもう。これから進む方向には雪が多く見られるのでルートを確認してから下山。最初は夏道だがすぐ雪の斜面になる。谷に降りないように気を付けて下る。斜度があるので滑りやすいが雪が柔らかく足スキーで一気に下れた。シリセードでも十分楽しいだろう。
下りきったら再びのぼりになるがこの辺は多くが雪に埋もれているので藪に入らないようにルートを探しながら歩く。下山する尾根を間違えないようにしながら進み途中からトラバース気味にショートカット。雪のある時にしかできない方法だ。下山する尾根は幅が広く迷いやすいので方向だけ気を付け、雪面の木をよけながら一気に進む。だんだんと雪は少なくなり尾根から外れて大きく右に曲がると林道に出る。快調に歩けたので林道まで1時間ほど。ここからは林道歩きになるので一休みしてから進む。
林道は所々雪に覆われているのでまだ車で入ることはできない。沢にそって林道を歩く。途中何本か林道が別れてある。その中の最後の林道が上部登山口に行く道であるが通行止めの看板があった。釣り客の車が数台止めてあったが登山客はいないようだ。長い林道も1時間ほどで駐車場に着く。林道はほとんどが未舗装であった。
雪が多く難行が予想されたが意外に少なく日向を歩くと暑かった。急な斜面も多く辛いものもある。この時期はルートファインディングが重要になる。アイゼン等はなくても十分なくらい柔らかい雪であった。八甲田山や十和田湖など綺麗に見え展望はいいところだ。
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