大杉谷から大台ヶ原 川と滝、吊橋、下ノ廊下、縦走と盛りだくさん!
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 11:43
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,998m
- 下り
- 1,707m
コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 11:43
5:05 登山口手前の駐車スペース出発
5:15 大杉谷登山口出発
6:55 千尋滝休憩所
7:40 シシ淵(約15分休憩)
9:00 桃の木小屋(約30分休憩)
10:00 七ッ釜滝休憩所(約10分休憩)
11:00 崩壊地
11:55 堂倉滝(約15分休憩)
13:30 粟谷小屋(約15分休憩)
15:15 しゃくなげ平
16:05 大台ケ原(日出ヶ岳)山頂(約5分休憩)
16:50 大台ケ原ビジターセンター到着
※七ッ釜滝からは疲労のため大幅にペースダウン(泣)
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車2台デポによる片道縦走 大台ケ原側の登山口である大台ケ原ビジターセンターまでの大台ケ原ドライブウェイは国169号から約30分 1車線程度の狭い箇所もあるが、概ね片側1車線で走りやすい 駐車場は100台程度駐車可能(無料)、溢れた場合は路肩駐車となる 大杉谷側登山口の宮川ダムまでは国42号から約1時間 途中1車線の箇所が多く国422号は酷道のため狭い箇所も多い 宮川ダム手前の大杉谷橋からは完全に1車線でカーブの多い山道 さらに新大杉橋を渡ってからは完全に矮狭路でスピードも出せず、すれ違いが厳しい箇所も多い 駐車場は、登山口一番近い箇所は3台程度で転回も難しい 300m程度手前の駐車場は舗装されていて約20台 ここも満車の場合は、約2km手前の砂利の臨時駐車場となる 大杉谷側は運転に不安がある場合は道の駅大台からのツアーバスが良い その他のアクセス方法として、大杉谷ビジターセンターまで公共バス、さらに渡し船で約30分手前に移動する方法がある 大台ケ原から大杉谷までの移動は、吉野から高見峠を超えて大台町に至る山側ルートと、尾鷲を経由する海側ルートがある 今回は海側ルートを使い約5時間要した われわれのように脚力のない人は、日帰りで縦走する場合は前泊後泊の2泊3日となるのでコース設定は要検討 1泊2日の場合は移動も可能だが体力的にも問題あるので注意が必要 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【全体】 大杉谷登山口から日出ヶ岳までコース整備は問題なく、標識も完備されているため、コース自体の難易度は低いが、小さなアップダウンと距離が長いため体力が必要 大杉谷登山口から堂倉滝までの宮川沿いは、ほぼ崖側には鎖があり、谷側はガード等なく崖になっていて、100m以上の高さの箇所もあってスリル満点 他の方も記載しているが、左岸を歩くことが多いので、登りでストックをザックにつける場合は左側が良い 堂倉滝から日出ヶ岳までは普通の登山道 一部では補修もされているが、石段が崩れている箇所もある 各情報サイトでは中級者以上との記載もあり、アクセスを含めて初心者向きではない 【大杉谷登山口〜桃の木小屋〜堂倉滝】 美しい宮川、11の吊橋、多くの立派な滝、岩と川面のコントラスト、岩場をくり抜いた登山道、美しい木々とまるで屋久島の縄文杉トレッキングコースのような景色 コースも整備されていて、崖が切れている箇所は必ず鎖があるので問題ない 宮川自体にそれほど高低差はないが、コースは高巻きする箇所も多いので、地味なアップダウンを繰り返すため地味に体力を削られる ピストンする場合は帰りのことを考えながら目的を設定されて方が良い 個人的には七ツ釜滝往復くらいが良さそうに思う 吊橋はどれも立派だが平等吊橋以降は高度感もあるので高さに敏感な方は要注意 【堂倉滝〜粟谷小屋〜日出ヶ岳〜大台ケ原登山口】 こちらは普通の登山道で山登りが慣れている方はこちらの方が歩きやすい(笑) コース脇は針葉樹とシャクナゲが多く、眺望が広がる箇所は多くない 粟谷小屋はコースから100m程度離れているが、小屋前の湧き水があり、立ち寄る意義はある 粟谷小屋からシャクナゲ坂まで直接登るコースはあるが、こちらはピンクテープを見ながら登るバリルートに近い 一部コースらしき箇所もあるが落葉があると不明瞭な箇所も多いので、登りなら大丈夫だが、下りで間違うと大変なのでオススメしない ところどころ小屋の方が付けたであろう看板もあるので見落とさないこと シャクナゲ坂からは整備の進んだ箇所と不明瞭な箇所の入り混じった登山道となるので、不明瞭な箇所はピンクテープを見落とさないこと シャクナゲ平から上は大台ケ原の雰囲気となり、多少眺望が出てくる 日出ヶ岳山頂に到着すると軽装な方が多くてびっくりする(笑) 大台ケ原内は整備されているので問題ない 【植物】 お花は端境期のため少なかった ツツジは終了、シャクナゲは日当たりの良いところはチラホラで全体に蕾固し 足元はスミレなどがチョコチョコ、目についたのはマムシグサぐらい |
その他周辺情報 | 【登山届】 大杉谷登山口と大杉谷ビジターセンターで登山届の提出可能 *大杉谷の登山届は「コンパス(電子登山届)」と連動していないとの情報もあるので紙で提出した方がよさそう *入山協力金1000円/人、登山届の自販機か大杉谷ビジターセンターで払う キーホルダー等のアイテムの入手可能 【トイレ】 大杉谷登山口(水洗、100円)、桃の木小屋(水洗、200円)、粟谷小屋(水洗、100円)、大台ケ原登山口(水洗、無料)がある *大台ケ原は以前は有料でしたが今は不明 【売店】 桃の木小屋は不明、粟谷小屋は飲料あり、大台ケ原は自販機あり コンビニは、大杉谷側は道の駅おおだい近くのファミリーマートが最終、大台ケ原側は国169号吉野付近が最終(北山村側に数件ヤマザキショップがあるが夜間は閉鎖) 【入浴施設】 大杉谷側:フォレストピア奥伊勢(600円) 大台ケ原側:フォレスト上北山の薬師の湯(700円) *日帰り入浴は営業時間の設定あり *どちらもJAF割あり |
写真
感想
いつか歩きたいと思っていた大杉谷から大台ケ原へのロングトレイル
時間の都合がついたこと、1泊2日だと多くのハイカーと歩くことになって自分のペースで歩くことができないこと、また宿泊施設はこのご時勢で利用しづらいこと、などなど考えて車2台体制+縦走1日、結果前泊後泊含めて2泊3日の旅となりました
まず、車2台デポによる縦走ですが、1日での縦走は達成感が素晴らしいですが、前後の移動時間が多いため賛否どちらもあるかと思います
大杉谷登山口早朝発の時間設定は、ハイカーの数がそれほど多くないため自分のペースで歩くことができるため、個人的にはオススメです
今回は、途中までストックを使用しなかったため脚の疲労が思ったよりも大きく、途中で乳酸が溜まって辛くなってペースダウン
後半にストックを使って腕に力を分散したことで何とか登り切ることができました
堂倉滝までのコースは景色は素晴らしいですが、細かいアップダウンで地味に体力を削られるのが辛く感じましたので、堂倉滝以降の登山道の方が慣れていて歩きやすかったです
なお、上述の通りで桃の木小屋まではますますのCT(コースタイム)だったのですが、途中でヘロヘロになって結局CT近くになってしまいました
ヘロヘロが無ければ、あと1〜2時間は短縮できたかと思います
びっくりしたのは、1日でピストンされる方が何組もいたこと
大杉谷から大蛇瑤泙妊團好肇鵑気譴詈、大台ケ原から千尋滝まで往復される方、皆さん化け物です!
今回縦走したので、次回は大台ケ原から粟谷小屋往復や大杉谷から七ツ釜滝往復などの分割プランになりそうです
ただ、大杉谷のアクセスはこれ以上は難しいので、屋久島や白山のようにシャトルバス方式も検討した方が良いかと思います
事故が起きてからでは遅いので。。。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する