毛無山〜十二ヶ岳【鎖場全収録】

2021年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 9.3km
• 登り: 984m
• 下り: 972m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 1:50
• 合計: 8:49

8:22 西浜小中学校駐車場
8:28 8:29 毛無山登山口バス停
8:32 8:34 旧文化洞駐車場
10:24 11:19 毛無山
11:25 11:27 一ヶ岳
11:53 12:01 四ヶ岳
12:58 12:59 十一ヶ岳
13:12 13:19 十二ヶ岳吊橋
13:55 14:20 十二ヶ岳
15:19 15:26 地蔵
15:46 15:47 沢
16:22 桑留尾分岐
17:04 17:05 旧文化洞駐車場
17:11 西浜小中学校駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

このコースでは[旧公民館駐車場]に駐車すると丁度よいが、8:00時点で満車であったため[西浜小中学校駐車場]を利用させていただいた。
[毛無山登山口駐車場]は工事によるためか本記録の時点では駐車できなかった。

コース状況／危険箇所等

本コースにはロープ・鎖の設置してある箇所が多数ある。本記録では、初級者を対象にそれらをすべて写真で掲載した。本コースの鎖場はごく一部を除いてロープが設置されているが、本記録ではすべて鎖場と表現する。

本記事における感想は次の2点を前提としたもの。
(1) 登山道表面がドライな状態
(2) 必要なら鎖に頼ること
路面が濡れている場合には危険度が上がるように思われるので注意されたい。

◆��[毛無山登山口]-[毛無山]間
樹林帯の登山道が続く。全体的に勾配はきついが、難所はない。
山頂直下に鎖場が1か所あるが、特に問題なし。

◆��[毛無山]-[十一ヶ岳]間
稜線の縦走路には急勾配の細かいアップダウンが続く。
鎖場が多数あるが、特に難度の高いものはない。
九ヶ岳ピークは立ち入り禁止なので巻き道を行く。

◆��[十一ヶ岳]-[十二ヶ岳吊り橋]-[十二ヶ岳]間
本コースの核心部。
吊り橋は[十一ヶ岳]と[十二ヶ岳]間の谷の下にあり、両方向から長い鎖場で
挟まれている。
[十一ヶ岳]側の鎖場は難度は高くないものの、ひとつの鎖場の区間が長い。また、大小の浮石が多数あるため、落石防止の留意が必要。
[十二ヶ岳]側の鎖場も特に難度は高くないが、山頂付近まで延々と鎖場が連続する。鎖場ひとつあたりの区間はそれほど長くないので、途中で小休憩はできる。

◆��[十二ヶ岳]-[桑留尾分岐]間
十二ヶ岳直下しばらくの区間に鎖場が連続する。
急勾配の土道にロープの張られている箇所が多い。路面が乾いていれば問題ないが、ぬかるんでいる時は特に下りが危険そう。

写真

5/3 8:34

[毛無山登山口]-[毛無山]間は樹林帯の登山道が続く。
勾配が急ながらも特に難所はない。

5/3 10:17

[毛無山]直下の鎖場。
路面が乾いていれば必要なさそう。
このコースの鎖場は一部を除いてほとんどがロープ。太い木にしっかり巻き付けてあることが多い。
本記録の鎖場写真は進行方向にかかわらず、全て鎖場の下側から撮影したもの。

5/3 11:23

[一ヶ岳]
[毛無山]との間に鎖場なし。

5/3 11:28

[一ヶ岳]-[二ヶ岳]間。
[一ヶ岳]方向から見て下り。

5/3 11:32

[二ヶ岳]

5/3 11:37

[三ヶ岳]
二ヶ岳との間に鎖場なし。

5/3 11:43

[三ヶ岳]-[四ヶ岳]間　A
[一ヶ岳]方向から見て下り。

5/3 11:45

[三ヶ岳]-[四ヶ岳]間　B
[一ヶ岳]方向から見て下り。

5/3 11:48

[四ヶ岳]

5/3 11:53

[四ヶ岳]-[五ヶ岳]間 A
[一ヶ岳]方向から見て下り。

5/3 11:57

[四ヶ岳]-[五ヶ岳]間 B
[一ヶ岳]方向から見て下り。

5/3 12:00

[五ヶ岳]

5/3 12:11

[六ヶ岳]
五ヶ岳との間に鎖場なし。

5/3 12:17

[七ヶ岳]
六ヶ岳との間に鎖場なし。

5/3 12:28

[八ヶ岳]
七ヶ岳との間に鎖場なし。
ついに八ヶ岳連峰を制覇した。

5/3 12:32

[八ヶ岳]-[十ヶ岳]間 A
[一ヶ岳]方向から見て下り。

5/3 12:35

[八ヶ岳]-[十ヶ岳]間 B
トラバースの補助ロープ。

5/3 12:40

[十ヶ岳]
九ヶ岳は立ち入り禁止なので巻き道を進む。九ヶ岳の看板に出会うことはない。
「十ヶ岳」の看板もピークにはなく、どちらかというと谷間に設置されている。後ろの岩稜が本当の十ヶ岳なのかもしれない。

5/3 12:43

[十ヶ岳]-[十一ヶ岳]間 A
[一ヶ岳]方向から見て上り。

5/3 12:52

[十ヶ岳]-[十一ヶ岳]間 B
[一ヶ岳]方向から見て上り。

5/3 12:58

[十一ヶ岳]
ここと[十二ヶ岳]の間が核心部。

5/3 13:05

[十一ヶ岳]-[吊り橋] A
[吊橋]に向けての長い下り。

5/3 13:13

[十一ヶ岳]-[吊り橋] B
[吊橋]に向けての長い下り。
浮き石多く、落石させないよう注意。落石を受けた場合は逃げ場なし。

5/3 13:18

[十一ヶ岳]-[吊り橋] B（遠景）
[吊り橋]の対岸から[十一ヶ岳]方向にB-1の部分を望む。鎖場の一区間が長い。見た目ほど勾配はきつくない。
下に見えているのが吊り橋。谷の下にあるので、吊り橋付近で行動不能になったら逃げ道がない。

5/3 13:16

[吊り橋]-[十二ヶ岳] A
吊り橋の先がいきなり鎖場の崖。
ここより、水平距離70m、垂直距離70m程度の区間で延々と鎖場が連続する。ただし鎖場と鎖場の間では小休止できるところが多い。
以降[十二ヶ岳]まで全て[一ヶ岳]から見て上り。

5/3 13:19

[吊り橋]-[十二ヶ岳] B

5/3 13:24

[吊り橋]-[十二ヶ岳] C

5/3 13:27

[吊り橋]-[十二ヶ岳] D
この鎖場は区間が長い

5/3 13:32

[吊り橋]-[十二ヶ岳] E

5/3 13:34

[吊り橋]-[十二ヶ岳] F

5/3 13:37

[吊り橋]-[十二ヶ岳] G

5/3 13:00

[吊り橋]-[十二ヶ岳] C〜F（遠景）
[吊り橋]の対岸から[十二ヶ岳]方向にC〜Fの部分を望む。中央付近に縦筋となっている岩の露出した部分が登山道。見た目がロッククライミングだが、実際にはそこまできつくない。

5/3 14:02

[十二ヶ岳]

5/3 14:26

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 A
以降全て[十二ヶ岳]側から見て下り。
この後しばらくの間、低難度の鎖場が連続する。

5/3 14:30

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 B

5/3 14:31

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 C
ダート路

5/3 14:34

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 D
ダート路

5/3 14:36

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 E
ダート路

5/3 14:39

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 F

5/3 14:45

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 G

5/3 14:48

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 H
ダート路

5/3 14:50

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 I
アルミばしご＋ダート路

5/3 14:51

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 J
ダート路

5/3 14:52

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 K
崩れたトラバース路に補助用ロープ

5/3 14:57

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 L

5/3 15:01

[十二ヶ岳] -[桑留尾分岐]間 M
これで鎖場は終わり。
あとは特筆すべき点のない樹林帯の登山道が続く。

撮影機器：

Armor X7 Pro Ulefone

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス ストック ツェルト

感想

Likipon

鎖場の連続に次ぐ連続は、たいした距離・高さの移動ではないにもかかわらず、「山登りしたなあ」との気分にさせてくれます。
核心部を含め、鎖（ロープ）に頼るのであれば難度の高いところはなし。低難度の鎖場がひたすら連続する様は奥久慈男体山の健脚コースのようですが、ここはそれ以上か。