記録ID: 31410
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無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹
天城山
2008年11月22日(土) [日帰り]


- GPS
- 02:45
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 598m
- 下り
- 606m
コースタイム
6:15四辻(天城高原ゴルフ場駐車場)-6:23万二郎岳分岐-6:50涸沢分岐-7:21万三郎岳山頂(休憩24分)-7:45下山開始-8:25万二郎岳山頂(休憩5分)-9:00四辻
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伊豆スカイラインは往復割引を利用する手もあるが、夜間は料金所が無人になるため実質無料になる。 朝6時前に天城高原料金所を通過する日程がお勧め。 駐車場は天城高原ゴルフ場の手間に登山者用無料駐車場(88台)がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースはファミリーでも安全なハイキングコースである。 今回は登りにシャクナゲコース、下りに万二郎岳を通過する、反時計回りの周回コースで歩いた。 シャクナゲコースは涸沢分岐点の少し手前までは高低差のほとんど無いトラバース道を行く。 このまま楽チンかと思ったが、最後は万三郎岳の直登になるのでしっかり汗を絞られる。 万三郎岳から万二郎岳間は、万三郎岳直下と万二郎岳直下に一部急登があるが、それ以外はなだらかな稜線歩きとなる。 この山は林越しに富士山や駿河湾が僅かに見え隠れするが、伊豆の他の山に比べれば極めて展望の良くない山である。 花の季節か、視界が良くない日に登るのがお勧め。 |
写真
出発前の駐車場。まだ数台しか無い。駐車場左奥で店を広げて食事をしているパーティーとは万二郎岳直下ですれ違った。奥の駐車場には天体望遠鏡を横に置いた車が一台だけ。出発前に一番最後に来た軽自動車の2名は到着するなりシートを倒して寝始めたが、下山後に見たらまだ寝ていた。
万三郎岳直下の標識。登山道はここで左に折れて万三郎岳を直登する。階段状の土止めの急登で汗をかいた。なお、道標には記載はないが、あるブログによると、ここを直進すると片瀬峠から北に下る道に合流するらしい。直進方向に踏み跡が続いているため、この標識を見過ごすと大変である。
戸塚峠方面からの縦走路を合わせる。ここの分岐点近くは踏み跡が沢山あり、時計回りの周回の場合に万三郎岳からこの分岐点を見過ごして、本来の涸沢分岐点方向ではなく、縦走路に入ってしまう道迷いが多いと聞いていたため、本日の周回は反時計回りとした。確かに踏み跡が複数ルートあり、分岐点というよりは分岐エリアになっているが、道標も複数あるめ地図とコンパスを見て分岐を気にしていれば迷うことは無さそう。反時計回りでは当然迷うことは無い。
万三郎岳山頂。山頂にはベンチが複数有り、広場になっている。今回は短時間の山行ということもあり、今まで山頂で使ったことがない小型バーナーとフタ付きチタンカップを持ってきたため山頂でコーヒーを入れた(といっても少量のお湯にインスタントの粉を入れただけ)。これで眺めが良ければ良かったのだが、木の枝越しに富士山が見えただけ。しばし休憩の後、下山開始。なお、五徳が熱いうちにさわって指先には軽いやけどをして、ザックのナイロンは穴は免れたが少し溶けた。
万三郎岳山頂からの富士山。木の枝が邪魔をして迫力ある姿が見えない。これがもし新緑の季節であればもっと見晴らしが悪いはず。この山は花を見るか、百名山目的であれば、雲が多くて視界が効かない日にお手軽に山頂を踏むだけにするのが良いと思う。
万二郎岳山頂。ここも全く視界がない。途中で駿河湾が間近に見えたため、(環境保護の観点からは非難は必至だろうが)、この山の山頂の木を全部伐採すれば大パノラマが期待できる。
でなければ、仏果山の様に山頂に櫓のようなものを設置したらどうだろうか。
でなければ、仏果山の様に山頂に櫓のようなものを設置したらどうだろうか。
感想
この山は山頂からの展望が良い訳でもなく、深田百名山でなければおそらく登らなかった山でしょう。
しかし、伊豆観光とセットで考えれば良いアクセントになることは確かで、近くの温泉地に行ったついでに登るのも良いでしょう。
また、車が2台あるのであれば、1台を河津側にデポして、八丁池、天城峠、河津七滝等を見ながら縦走路を歩くのも良いかもしれませんね。
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