屯鶴峯（戦争遺跡散歩）

2021年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.3km
• 登り: 92m
• 下り: 94m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:57
• 休憩: 0:17
• 合計: 2:14

15:13 駐車場
15:15 15:15 屯鶴峯入口（ダイヤモンドトレール起点）
15:42 15:55 屯鶴峯地下壕
17:19 17:21 穴虫峠
17:24 17:26 屯鶴峯入口（ダイヤモンドトレール起点）
17:27 駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・屯鶴峯入口近くの駐車場
　（5台ほど、トイレあり、無料）

コース状況／危険箇所等

・踏み跡は明瞭ですが、
　人の通れそうなところが多数あり、
　テープなどの見落としに注意
・火山活動による凝灰岩の土質なので、
　雨の時には滑りやすい。
・地下壕の周囲は急な斜面です。
　スリップに注意
　また、ブドウ畑への下りは、
　やや藪漕ぎっぽいです。
・地下壕内を見るのにヘッドランプか
　大き目の懐中電灯があったほうがいいです。
・地下壕はトンネル状で3本
　なので出入口が尾根の東西で計6ヶ所を確認しました。
　（資料によると、中は約2Kmで、広く、
　　他にも出入口があるらしい。）

その他周辺情報

　香芝町側の国道165号の柏原方面と上ノ太子方面のＹ字路にあったローソンは店じまいされてます。

写真

5/3 13:15

まずは、腹ごしらえから…
5月3日の日記
「蕎麦が食べたい（雑記）」
https://www.yamareco.com/modules/diary/94098-detail-238438

5/3 15:13

屯鶴峯（どんづるぼう）に到着
登山では、朝の早出が基本ですが、
密を避けた『散歩』なので計画的に15時到着です。

5/3 15:15

屯鶴峯への入り口

5/3 15:15

ダイヤモンドトレールの起点でもあります。

5/3 15:17

階段を上ったところの広場が綺麗に整備されてました。

5/3 15:17

看板も新しくなった。

5/3 15:20

岩の上からの北方向の眺め

5/3 15:20

振り返って…奇岩
凝灰岩だそうです。

5/3 15:24

左手（西）にブドウ畑を眺めます。

5/3 15:30

チョコチョコ、テープがあります。

5/3 15:32

分岐路を右へ

5/3 15:32

分岐のところのテープに「どうくつ」と書かれてます。

5/3 15:35

スグのところにある岩盤を右に巻いて上がると…

5/3 15:35

ちょっとしたピークになってます。
昔は休憩ポイントだったのかも知れません。

5/3 15:36

振り返って、二上山とふもとに奇岩、右奥には葛城山も見えます。

5/3 15:36

ピークを通り過ぎると、急坂となり、道もやや荒れ気味です。
ここからこのBGMが合いますね。
https://www.youtube.com/watch?v=CviuyVDZ-D4

5/3 15:37

ツツジも終盤…いちばん綺麗なヤツです。

5/3 15:43

坂を下りきった左手の谷あいの奥に「どうくつ」を発見
地下壕です。

5/3 15:44

ここには2本の入り口

5/3 15:47

左側の入り口…向こう側が見えます。
下に水が溜まってます。

5/3 15:48

右側の入り口…やはり下に水が溜まってます。

5/3 15:48

昨日までの雨のせいか、雫が

5/3 15:50

入口部分から振り返る。
この先の左手に…

5/3 15:54

3つ目の穴
…やはり下に水が溜まってます。
ブロックは、戦後の地震観測所の跡？

5/3 15:56

地下壕から屯鶴峯ピークへの道の途中にあった水路
古来、戦国時代の山城も「水」は大事
ここから地下壕入口近くに戻り

5/3 16:00

斜面を登ります…。
あくまで『散歩』です。

5/3 16:02

再び尾根上に出ます。
南北に延びる2本の高圧線と、北西に延びる1本の高圧線
これらの交差ポイントと南西方向にあるブドウ畑の位置関係から自己位置を把握します。

5/3 16:05

北西に延びる1本の高圧線をくぐった先にある小ピーク
関屋あたりの住宅地かな？
3級基準点がありました。

5/3 16:06

南西方向にあるブドウ畑
この下のほうに、地下壕のもう一方の出入口があります。

5/3 16:06

南東（北西）に走る高圧線の先の道が林に入るあたりの左側の斜面を上がってきました。

5/3 16:25

尾根の西側に下る道をいったんロストしました。
分岐路まで行って、引き返し、道からちょっと離れた、踏み跡らしきところの木に白いビニールひもがありました。
光のかげんか見つけにくかった。

5/3 16:25

写真右に白いビニールひも…その下部に踏み跡らしき道

5/3 16:45

西側斜面の出入口発見

5/3 16:43

中は、こんな感じ
こちら側も…下に水が溜まってます。

5/3 16:46

2つ目

5/3 16:48

中は、こんな感じ

5/3 16:49

ここは少し入って横穴です。
おそらく、横穴や通路が複数あるみたいです。
全長約2Kmですからね。

5/3 16:49

振り返って穴の入り口
埋もれると…一人だと終わっちゃうので、実は不安😰

5/3 16:53

3つ目の入り口

5/3 16:39

さて各穴をいったん戻って、ブドウ畑に向かう道を下ります。
右手にかなり古い山火事用のホース管があり、尾根上でも見ました。

5/3 16:57

渡渉します。
やっぱり「水」は大事

5/3 16:59

ブドウ畑に出ました。

5/3 17:00

振り返って…
左手の影がかかってるところから出てきました。

5/3 17:03

今回の『散歩』のもう1つの目的、ブドウ畑のハウスの作りを見ておきたかったヽ(^。^)ノ

5/3 17:08

ブドウ畑のあいだを歩きます。

5/3 17:13

写真左手の陸橋を渡りましたが、陸橋の手前を線路沿いに歩いたほうが近道です。

5/3 17:25

屯鶴峯入り口まで戻りました。

5/3 17:27

駐車場まで戻りました。

撮影機器：

Optio WG-1 GPS ペンタックス

装備

個人装備

日よけ帽子 飲料 コンパス ヘッドランプ 地形図 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

オーさん@Osan

　GWも中盤…、基本は「自粛生活」だが…(*ノωノ)

　せっかくなので、感染対策に留意したうえで史跡散歩に出かけました。

　出かけるにあたって、短時間に往復、見学できて、街の中心地を通らずに済むような資料館を探してみましたが…のきなみ緊急事態宣言�靴砲茲襦惶抓曄�😞

　ならば、以前から関心のあった「屯鶴峯地下壕」を見学に行ってみようと思い立ちました。メジャーな「二上山」「葛城山」「金剛山」に行くよりは人も少ないだろうと考えました。

　なので…この記録は、戦争遺跡見学のための

　『散歩』です。

　日記でアップしようと思っていたのですが、内容的にチョットもったいないかな？と思い備忘録的な記録あつかいとしました。

　この「屯鶴峯地下壕」は、太平洋戦争末期、九州に上陸する米軍を迎撃するために、八尾の大正飛行場（陸軍）と天理市の大和飛行場（海軍）を主力とする航空総軍の戦闘指令所として、終戦まぎわの昭和20年5月頃から約2〜3ヶ月のあいだに、臨時に編成された陸軍西部軍　帥19502部隊（第十九地下施設隊）の約200名（約半分は徴兵された朝鮮人）によって建設されたそうです。
　幸い？実戦には使われなかったようです。


詳しくは
【NPO法人　屯鶴峯地下壕を考える会】HP
http://dondurubou.web.fc2.com/


　あと、もう1つ目的がありました。ブドウ畑のハウスの作りを見ておきたかったのです。

　今の職場にブドウの苗が…昨年は育成に失敗しました。


【追録】
　この日、駐車場の一角に停めていたクルマの1台で、なんだか調理、休憩されてる方々がいたのだが、時と場合にもよりますが、ただでさえ小さな駐車場なので、あとから来る家族連れなどのためにも、山行が済んだらはやく空けてあげてほしいと思った。