残雪の浅間山・噴火警戒レベル2の中で

2021年05月04日(火) [日帰り]

• GPS: 05:12
• 距離: 10.1km
• 登り: 871m
• 下り: 869m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:09

距離 10.1km 登り 872m 下り 869m

6:33 車坂峠
7:23 7:38 トーミの頭
7:49 7:59 黒斑山
8:15 8:16 蛇骨岳
8:25 8:26 蛇骨岳標柱
8:39 仙人岳
8:47 8:55 虎ノ尾
9:09 9:11 Jバンド
9:19 Jバンド取付
9:32 賽の河原分岐
9:44 9:51 湯ノ平分岐
10:30 10:50 トーミの頭
10:59 槍ヶ鞘
11:22 コマクサ展望台
11:34 車坂山
11:42 車坂峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

車坂峠周辺の駐車場を利用。朝到着時は、駐車場にかなりの広さを感じたが、下山後は駐車場は車で溢れ、路駐も出るほど。

コース状況／危険箇所等

●溶ける前⇒踏み固められて→溶けて→凍って　の残雪が登山道にあるが、登山者の泥が残雪に交じっているので、思ったほど滑らない。一応軽アイゼンを準備したが、不要だった。
●溶けた後⇒泥々のぐちゃぐちゃ箇所多数。

写真

駐車場。外気温2℃（マイカーの計測）。ほぼ無風。

5/4 6:34

車坂峠の登山口。登山者カードは、前日にコンパスで提出済。

5/4 6:59

中コースを進む。すぐに残雪が表れるが、歩くのにあまり影響なし。凍結個所が延々続くが、泥交じりの氷は注意深く着地すれば、ツルっといくことはない。

5/4 7:23

表コースとの分岐を過ぎると、急に展望が開ける。南方向は、八ヶ岳連峰、その先に南アルプス、南西方向に中央アルプスの白い峰々が見渡せた。

5/4 10:48

トーミの頭（2,300m)着。ここで火山館のボランティアスタッフがいて「カモシカがあそこにいますよ」。見ると、草すべりの向こうの尾根沿いにカモシカを発見。遠くて残念ながらカメラには納められず。2歳半とのこと。

5/4 7:47

黒斑山をめざす道中。霧氷があるが、どんどん溶けている。

5/4 7:51

黒斑山（2,404m）着。本日の最高地点。

5/4 8:25

蛇骨岳（2,366m）着。

5/4 8:26

蛇骨岳から北方の景色。北アルプス、妙高山、四阿山、田代湖、パルコール嬬恋スキー場、草津白根山、横手山（かな？）、白砂〜苗場（かな？）の白い峰々が良く見えた。

5/4 8:50

仙人岳からトーミの頭を振り返る。

5/4 8:54

仙人岳から浅間山本峰。残雪の縦の筋が、浮世絵の富士山みたいに見えてカッコいい。

5/4 9:06

Jバンド下山に備えてヘルメット装着。

5/4 9:11

Jバンドの岸壁を慎重に下る。因みにJバンドとは、戦後すぐ上信尾根の会が、この岸壁をJOCバンドと名付けたことに由来するらしい。DAIGOに教えてあげたい。

5/4 9:21

無事に賽の河原に下山。

5/4 9:20

巨石と浅間山本峰。噴火して飛んできた岩なのか、Jバンドから崩落してきた岩なのか？

5/4 9:17

賽の河原から前掛山分岐を目指す。利根川の河原を歩いているような感じ。

5/4 9:32

前掛山分岐。規制中なので、この先は進めない。次回は天狗温泉から湯ノ平コースを辿って来ることにしよう。

5/4 9:46

湯ノ平口分岐（2,020m）着。

5/4 9:54

湯ノ平口分岐からトーミの頭を見上げる。標高差約280m。見た目、それ以上に標高差を感じる。

草すべりをよじ登る。トーミの頭がまさにそそり立っている。日当たりが良く、雪解けが進んで乾燥したためか、ぬかるみはなかったものの、The急登。ペースも落ちる。

5/4 10:58

登山者で混雑のトーミの頭を越え、下山は表コースを選択し、槍ケ鞘へ。気温上昇の為、表コースの登山道は、ぐちゃぐちゃ。

5/4 13:04

車坂峠の車に一旦戻り、着替えをもって徒歩10分ほどの高峰温泉へ。秘湯感のあるランプの湯は、原泉100％の乳白色。石鹸やシャンプー無し。500円。宿泊者は雲上の露天風呂に入れるので、いつかは…。

撮影機器：

SO-02C Sony Ericsson

TG-870 OLYMPUS CORPORATION

SH-RM12 SHARP

装備

備考

昼食用にカップラーメンを持参したが、燃料（ガス）を忘れた為、お湯を作れず。コンロ、鍋、武器、余分な水分が歩荷となってしまった。

感想

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2021年4月23〜25日の富士山100マイルチャレンジ後、ようやく疲れも癒えてきたので、リハビリ登山として今回の山行を計画。「日本百名山 山あるきガイド上」では、登山レベル「初級者向け」。「黒斑コースはアップダウンが多いルートなのでハードに思えるが、起点の車坂峠の標高がすでに2,000m近くあるため、負担が少ない」と記してあるので、リハビリに丁度いいかと思ってこのルートを選択したのだが、結構なハードルートでした。
浅間山は遠く自宅からでも良く見える山。近くまで来ると本当にでかい。いつか、前掛山にも行きたいと思います。