ニセコアンヌプリ（日本300）：容姿端麗な秀峰と可憐な山野草に、半袖隊長ご満悦

2013年07月08日(月) [日帰り]

• GPS: 04:01
• 距離: 5.3km
• 登り: 562m
• 下り: 550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 0:03
• 合計: 8:15

距離 5.3km 登り 562m 下り 562m

7:10 スタート地点
11:01 コース分岐
11:18 11:19 暑寒別岳
11:33 11:35 コース分岐
15:25 ゴール地点

登山日：2013年7月8日（月）

山行時間）3時間51分（うち休憩55分）
往路所要）1時間42分（休憩なし）
山頂滞在）ニセコアンヌプリ55分
復路所要）1時間14分（休憩なし）

往路）登山口09:33⇒頂上まであと2500m道標09:36⇒見返坂分岐09:46⇒同2000m道標09:47⇒同1500m道標10:16⇒同1000m道標10:39⇒同500m道標10:59⇒山頂11:15

復路）頂上12:10⇒同1000m道標12:42⇒同1500m道標12:59⇒同2000m道標13:12⇒同2500m道標13:22⇒登山口13:24

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 飛行機

●レンタカー使用
ニセコグランドホテル⇒（約30分）⇒ニセコ野営場駐車場
駐車料金ではなく、一人当たり200円の施設維持管理料を野営場管理人に収納する。
早朝到着時には、下山後、帰宅時に支払う。ワイパーに収納督促の紙が挟まっている。

コース状況／危険箇所等

☆道の状況：危険個所なし。
★登山ポスト：登山口にノートが設置されている。
△温泉：
前日の宿泊先「ニセコグランドホテル」
http://www.niseko-grand.com/onsen/
但し、二種ある源泉のうち一つのボイラー故障のため一種のみだったのが残念！

宿泊特典として付いていた湯巡り手形で「ニセコヒルトン」にて立寄り湯
http://hiltonnisekovillage.jp/hotspring/hotspring.html

▲食事：寄らず
　　　　
◇半袖驚かれ指数：（⇒機能停止中）
◆半袖出会い指数：（⇒機能停止中）

○今日のスマホ万歩計：不詳

写真

宿泊先の前にある「ニセコ名水　甘露水」。
昭和天皇・皇后が滞在した折に「甘露である」とのお褒めの言葉が由来とか。
冷たくて美味い水をペットボトルに詰めて、いざ、出陣！

ニセコ昆布温泉の宿泊先から五色温泉登山口に向かう途中の車窓から。
良く晴れて、こりゃ、期待できそうです。

ニセコ野営場の駐車場。
駐車料金ではなく、一人当たり200円の施設利用協力金を払います。
我が隊は、下山後に支払いました。

道路を挟んで反対側にあるイワオヌプリ（北海道100名山）。
ガイド本に拠れば、1時間40分コースです。
出来ればセットでここも登りたかったのですが・・・タイムアウト！

登山口にある「入林届」に記載してから歩き始めます。

すぐに「頂上まで2500m」の道標。
ですので、往復しても5km余の行程。

明るい岳樺の林。

見返坂への道を右に分けます。

あと2000m道標。

ササに挟まれた広い道に。
この辺りで、小樽から来たという山ガール婦人に、花名や周囲の山名を教えて頂きながら歩きました。有難うございました。

でも覚えていません、スイマセンm(__)m
で、君の名は？1

君の名は？2

君の名は？3

君の名は？4

君の名は？5

君の名は？6

君の名は？7

君の名は？8
エゾカンゾウでしょ？

君の名は？9

君の名は？10

君の名は？11

君の名は？12

お〜！目指す山頂が見えてきたぞ。
右峰の方が高いように見えますが、頂上は左峰の奥にあります。

背後には昆布の街の向こうに特徴あるピークが・・・どこでしょう？
昨日から気になって仕方ないのですが・・・。

これは積丹岬の方角の山々。
瑞々しい山並みですね。

道路を挟んで反対側のイワオヌプリと奥にチセヌプリとシャクナゲ岳（かな？）。

真ん中のがれた部分に斜めの筋は、イワオヌプリへの登山道の一部。

ここで小樽の山ガール婦人とはお別れ。
仕事があるので引き返されました。

いい格好してるけど・・・どこなんでしょう？

あと1500m道標。

真っ直ぐ行けば山頂。

イワオヌプリの右横は？

暑い日差しが降り注いでいますが、木漏れ日の中を歩くのは清々しい(*^^)v

待ってろよ、今行くぞ、アンヌプリ！
でも頂上は左のピークです^_^;

あと1000m道標。

左が昨日登ったチセヌプリかなぁ？

イワオヌプリをアップ！

分かりません・・・君の名は？

五色温泉を見下ろす。

あと500m道標。
月山登山練習の二人組が休憩中。

君の名は？
ハチと申します

伸びやか！

山頂広場。意外にだだっ広い。

山頂避難小屋。

中を拝見。

ここには観測所があったのですね。
跡地記念碑。

山頂に立つ。
移動可能な山頂標識を手に記念撮影。

う〜〜ん、すぐに雲が襲来。
後方羊蹄山＝蝦夷富士には雲が掛ったり流れたり・・・で見えたり見えなかったりイマイチやな・・・。

でも雲が流れると・・・確かに富士山みたい・・・。

待ってろよ、羊蹄山！
いや、4年前（2009年）に登ったんやった(^^ゞ

決めは左腕で！

いいね！・・・縦版。

いいね！・・・横版。

山頂部をアップ。

倶知安の街並み。
この近辺では大きな街です。

写真では極めて分かり辛いですが、正面は海（日本海）、右横に小樽の町です。

やはり・・・ヽ(^o^)丿バンザ〜イ！

あと一週間もすれば、夏季観光用ゴンドラも運行開始。

では下山開始します。
この道を下って行きます。

カンゾウ君も去らばじゃ。

パラグライダー発見！
気持ちヨカでしょうねぇ。

夏空じゃぁ！

いい緑ですね。

青空もマッチ！

無事下山。
入林届に下山した旨を記します。

駐車場全景。
平日（8日/月曜）なので、まだまだ余裕ありでした。

雲がぽっかり、夏空です・・・北海道でも暑い^_^;

ところで、お粗末なことに、宿の露天風呂の中でぶつけて内出血・・・下山時に痛みました(゜.゜)

では、ニセコアンヌプリよ、去らばじゃ。

場違いですが、湯巡り手形で入れるニセコヒルトンの温泉へ寄りました。
完全掛け流しでかなりGoodでした。

麓のスーパー駐車場から後方羊蹄山。
いいですねぇ・・・蝦夷富士！

留萌に向かう通りすがりの山中牧場のソフトクリーム。
とろり柔らかくて美味しかった！

感想

半袖隊長👕

二年ぶり5度目の北海道山旅に行ってきました。
夏季休暇を取得し、六泊七日の山旅です。

2013年：北海道第5次夏季山旅遠征日程（6泊7日）
初日(7/7)：チセヌプリ（宿泊地：虻田郡ニセコ町）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-317254.html
二日目(7/8)：ニセコアンヌプリ（同：留萌市）⇒⇒⇒⇒⇒本編はこの記録です。
三日目(7/9)：暑寒別岳（同：樺戸郡新十津川町）
四日目(7/10)：降雨のため・・富良野・美瑛（同：歌志内市）
五日目(7/11)：雨竜沼湿原（同：上川郡愛別町）
六日目(7/12)：ニセイカウシュッペ山（同：夕張郡長沼町）
最終目(7/13)：モエレ沼公園他（帰京）
（総移動距離：1,239.1km）

ニセコアンヌプリはニセコ連峰を代表する秀峰で日本300名山にも選ばれており、山頂は後方羊蹄山（日本100名山）を眺める屈指の展望台としても知られています。
前回（2009年）に来た時は天候がイマイチで、羊蹄山に登ることを優先したため、未踏に終わりました。

さて、今回はニセコ昆布温泉に陣取り万全を期します。が、我が隊の悪い癖が発症しまして、宿の朝食を思いっきり食べるものですから、ついつい出陣時刻が遅れて遅れて・・・宿を出たのが9時頃になっていました・・・トホホ。

しかし朝から空は晴れ渡り、車窓から見えるアンヌプリはきれいな稜線を見せており、頂上からの眺望の良さを確信します。平日登山と言うこともあって、駐車場は三割程度しか埋まっていません。入林届に記入して9時半過ぎに出発。ルートは極めては明瞭かつ、特に危険個所はありません。
駐車場で会話したオジサン二人組は月山に行くための準備山行のため来たとか・・・。3時間もありゃ往復できるよ・・・と至ってお元気。実際には我が隊の方がお先に頂上に着きましたが・・・。
小樽からいらした山ガール婦人とも途中から言葉を交わしながら登ります。随分と花がお好きなようで、あれこれと花名を教えて頂きました。今日はウコンウツギを求めていらっしゃったとのことでしたが、残念ながら見当たらず、昼からはお仕事があるのでと、中腹にてお別れ致しました。

花の山というほどの種類はありませんでしたが、足下には相次いで花が現れます。そして山頂に着くと、そこで初めて後方羊蹄山（蝦夷富士）とご対面することが出来ます。擦れ違ったハイカーから「羊蹄山、見事だよ！」と聞いていたものですから期待は膨らむばかり。そして山頂に到着・・・しましたが、なぜか急速に流れる雲に邪魔され、羊蹄山はお隠れになっているでは、あ〜りませんか！？ガックリです。が、空は晴れているので、そのうち雲も流れてドド〜ンと露出するのでは？とおにぎりタイムをしながら待ちます。

へへへ・・・すると、出て来ました、出て来ました。雲の流れが速いので、雲の中に入ったり出たりしてお忙しい日でしたが、独立峰と呼ぶのに相応しい見事な稜線美をご披露して頂きました。自身も頂上部の見事なスカイラインが魅力ですが、羊蹄山の展望台としての魅力はそれ以上かもしれません。

下山は急がずとも1時間強で下れます。朝は支払えなかった協力金を忘れずに払います。すると、トイレで山オジサンに話しかけれらました。
「今日はどこに登ったの？」
「アンヌプリです。どちらへ？」
「イワオヌプリだよ。」
「2時間ぐらいですか？」
「1時間半で済んだよ。」
「この後はどちらへ・・・？」
「仙台からクルマで来て、一ヶ月ほど、ウロウロするんだよ。」
「我々は暑寒別の予定なんです。」
「暑寒別？行ってきたところだよ。最初の日は4合目まで登ったところで、強風と雨で撤退したけど、翌日、登って来たよ。」
「残雪状況、いかがでしたか？」
「もう、大したことはないよ。」
まあ、こんな雰囲気の会話をすることが、北海道では多いですね、ホントに。

今日は、明日登る予定の暑寒別岳に備えて留萌まで長躯移動するので、早めに出発したいところですが、折角もらった湯巡り手形ですから、ニセコヒルトンの温泉に突撃しました。普段は1000円もする立寄り湯なんて行きませんから、我が隊は。
受付（フロント）に入った途端に場違いであることを痛感しましたが、まぁ、裸になってしまえば関係ないので、完全掛け流しの湯を十分に堪能してきました。ここは露天風呂から羊蹄山の全貌が見えるように設計されており、いかにも温泉らしい泉質なので、楽しめると思いますよ。

その後は、高速道路の誘惑を断ち切り一般道を優先し、小樽近辺から日本海沿いを一気に北上し夜9時過ぎに留萌のお宿（ビジネスホテル）に到着しました。
一般道でも時速80km程度で走るので、高速道路を使うメリットが内地（本土）よりは非常に少ないんですよねぇ。
明日に備えてガソリンを補給し、スーパーで食材を購入し、最後はすきやの牛丼と（もちろん）北海道限定サxXロ・クXXックにて一日を〆め、今日も「山」＋「温泉」＋「ビール」のYamaBeeruYuな一日となりました。
ました。

明日は今回の北海道遠征のメイン・イベントである暑寒別岳に登ります。

　ニセコアンヌプリ：1308m
【日本300名山：25座目／100】
【日本100〜300名山：145座目／301】
【日本100低山47座目：100】
【北海道百名山：12座目／100】

コメント

navecat

半袖隊長様とニセコアンヌプリ
さん、こんにちは

素晴らしいですね！ニセコアンヌプリ
そして羊蹄山の光景

もしかしたら近々、半袖隊長ファンクラブに女性隊員も
加わるかもです。決めの左腕が決め！かもです

ただ、正面撮影のモンタージュ写真が必要です・・・

「君の名は？」作戦、私も使わせていただきます

million

君の名は作戦
隊長、こんにちは。
連日 を満喫されてますね。

羊蹄山、ほんとに に似ていますね。
行ってみたくなりました。

花の名前、私もまったく覚えられず、唯一naveさんに
教わったギンリョウソウは分かるようになりました。
でも、ギンリョウなのかリョウギンなのか迷う時があります。

君の名は作戦、いいですね。

hamburg

お帰りなさぁい
隊長

お帰りなさぁい。
暑い東京からの脱出羨ましいです。

今回のレコ、かなり容姿が されてますね。
これでファンクラブ も全国区になるかな！
女性会員はまだいないし・・
（ファンクラブに興味のある方は、私のプロフィールを見てね）

私も関東以外のレコ書いてみたいでぇす。

渋描きルート隊長(自称)
（ 隊長の公認ください）

ぶたまる

いいなぁ~~
さん

こんばんは。 です。

いいですね。北海道
空と の緑の色が、東京と違いますね。

なんとかプリ、とか　なんとかプリとかの もスンバらしいです。

しばらく遠ざかっている北海道。でっかいどー(古い )もう一度いきたいなぁ。

半袖隊長👕

羊蹄山は要諦です
navecatさん

羊蹄山 ・・四方どこから見ても羊蹄山です。
存在感は凄いです

女性ファンですか・・・モジモジ
左腕が決めとなると・・・大野？川口？

半袖隊長👕

達人用羊蹄山攻略スペシャルプラン
millionさん

達人用の羊蹄山攻略スペシャルプランを思いつきました。
羊蹄山 には四つの登山口があり、頂上で十字にクロスするイメージなのですが・・・
「全ての登山ルートを２４時間で歩く」
なんていかがでしょう？
富士山 にも似てますし。　

半袖隊長👕

もう書いてるでしょ！
幹事長&渋描きルート隊長

写真アップといっても、後ろ姿だけですから
内出血した足指写真の方が効果あるかも

あれ？
関東以外のレコ・・・もう書いてるでしょ

蝶々深山

半袖隊長👕

プリプリ大作戦
さん
もう一つ「イワオヌプリ」にも登って、プリプリプリ大作戦にしたかったのですが・・・

観光で行くから言えることなんでしょうが、一ヶ月ぐらいウロウロしても、北海道、飽きることはないでしょうなぁ

拙者よりやや上の世代で、道の駅での車中泊プランの方、とっても多いですから

niini

隊長 お疲れさまでした〜
ニセコ辺りは手頃な がイッパイでお散歩気分で歩けそうです

小樽からいらした山ガール（夫人と言葉を足しているのは、見た目が山ガールという事ですね ）
羊蹄山には沢山、飽きるほど咲いてましたよ
ウコンウツギ・ウコンウツギ・・・・・

半袖隊長👕

ウコンウツギ
niiniさん
ニセコは良質な温泉 もあるので、山と山をつなげて歩いては温泉宿でまったり〜〜というのも、宜しいですなぁ
もっとも、豪州人に乗っ取られなければですけど

ウコンウツギ、そうは珍しくない花なんですが、アンヌプリ では、頂上まで行っても咲いてませんでした

暑寒別岳 では、頂上近くに咲いて いたのですが。。。

小樽婦人、なかなか素敵な山ガールでしたよ