熊野古道：中辺路で那智から本宮目指して

2021年05月04日(火) ~ 2021年05月05日(水)

• GPS: 07:45
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,280m
• 下り: 1,300m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:42

距離 19.3km 登り 1,280m 下り 1,311m

8:49 大門坂入口
9:12 9:13 那智山バス停
9:24 9:51 飛瀧神社
10:06 青岸渡寺
10:11 10:13 熊野那智大社
10:16 10:30 青岸渡寺
10:40 三丁の分岐
11:00 11:01 那智高原公園
11:28 11:44 登立茶屋跡
12:22 12:23 舟見茶屋跡
12:42 色川辻
13:34 13:40 地蔵茶屋跡
14:42 越前峠
15:29 楠の久保旅籠跡
15:50 円座石
16:17 大雲取越登山口(小口)
16:24 小口バス停
16:30 小口自然の家
16:31 ゴール地点

天候

4日：腫れ
5日：小雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

4日
行き：大阪より紀伊勝浦（くろしお）
　　　紀伊勝浦駅　＞　大門　（路線バス）
5日
行き：小口　＞　熊野本宮大社　（路線バス）
帰り：熊野本宮大社　＞　紀伊田辺　（路線バス）

コース状況／危険箇所等

大雲取越での注意点
�＼仭卞修�通行止めのため、地蔵茶屋から林道の迂回となります。1時間ほどかかるのでコースタイム算出時には注意。
��胴切坂の下りはかなり長い急な下りのため、足腰に堪えます。降雨時は滑りやすくなると思われ慎重に足場を見つけながら下ることが良いでしょう。

その他周辺情報

1日目：小口自然の家

写真

5/4 6:29

紀伊勝浦で前泊したホテルから見た那智の滝。
これだけ離れていてもよく見えます。

5/4 8:20

那智勝浦駅前から路線バスで大門坂まで移動。

5/4 8:47

ここより大門坂スタート。親子連れも多かったです。那智に詣でる手頃な散策にはよいルートです。

5/4 8:48

流れる水が綺麗です。

5/4 8:49

イソヒヨドリは鳴き声も色目もいいですね。

5/4 8:50

里山のいい眺め。

5/4 8:53

入口にいきなり登場、夫婦杉。

5/4 8:55

これも見事な楠。

5/4 8:59

大きな杉に挟まれた石段を登ります。

5/4 9:08

だいぶ上ってきました。

5/4 9:10

大門坂の由来

5/4 9:15

滝が迫ってきました。とにかく大きい。。

5/4 9:20

まずは飛龍神社で滝を拝みます。

5/4 9:24

見上げるほど大きな滝でした。

5/4 9:28

滝上部

5/4 9:37

滝下段。下の方は柱状節理だそうです。

5/4 9:50

飛龍神社を後にします。

5/4 10:05

那智大社山門

5/4 10:07

なかなか急な階段です。

5/4 10:09

熊野那智大社到着。護摩木を焚いて旅の安全を祈願します。

5/4 10:10

大楠。300円で胎内くぐりができます。

5/4 10:12

八咫烏をお祀りしています。

5/4 10:16

すぐ隣にある青岸渡寺。熊野は神社とお寺がセットであるようです。

5/4 10:23

三重塔と那智の滝。

5/4 10:23

さて、青岸渡寺を超えると、ここから本格的な中辺路スタート。

5/4 10:23

小口までは5時間とありましたが。。。

5/4 10:32

石段が続きます。

5/4 10:55

那智高原。ここまでは車ですぐこれ、ちょっとしたアスレチックもありました。人影は少ない。

5/4 11:02

よく整備されているのか、このような石柱が所々で道を示してくれます。

5/4 11:19

那智高原超えると、比較的緩やかに尾根道を上っていきます。

5/4 11:30

登立茶屋あと。

5/4 12:06

歩きなれた道なのかしっかりしています。

5/4 12:18

船見茶屋からは那智方面の海が拝めます。東屋もあり、良い休憩スポット。

5/4 12:27

小口方面からくる登山者は多いかったです。

5/4 12:42

色川辻。

5/4 12:43

こめつつじ

5/4 12:45

道全般は杉の山林を縫う感じですので、少々退屈ですが、道は歩きやすい。

5/4 12:46

ところどころでお地蔵さん。

5/4 12:50

苔むす岩がいい感じ。

5/4 12:54

苔むす丸い石。

5/4 12:54

気になると、丸石がゴロゴロ。

5/4 12:54

これも。

5/4 12:57

川沿いの石道は苔むしてきており、雨の時は滑りやすそうです。

5/4 13:13

こうやって、ごろっと落ちると、丸い石になるようです。

5/4 13:17

丸い石がころがりおちて、丸く抉れています。

5/4 13:17

調べると、過去の火山活動の結果、このような丸い岩が生まれたようです。

5/4 13:18

しばらく林道を歩いて地蔵茶屋跡まで降ります。

5/4 13:25

滑り滝

5/4 13:28

なんの花か不明。。

5/4 13:36

地蔵茶屋で半分が終了。

5/4 13:40

地蔵茶屋を超えると林道は進みません。

5/4 13:40

と思いきや、石倉峠が通行止めで、別の林道で山をぐるりとトラバース。これで約1時間時間ロス。。。

5/4 13:45

若干植生は変わりましたが、延々とグネグネトラバース。

5/4 13:50

青葉が綺麗。

5/4 14:21

いつ設置されたのかは不明ですが、かなり古びていることから、石倉峠の登山道を直す予定はないのか。。。

5/4 14:21

長らく歩かれた形跡はない感じです。

5/4 14:25

越前峠に向かって最後の登りが続きます。

5/4 14:27

ここは日当たりも良く川のそばでキャンプ適地な感じです。

5/4 14:28

越前峠への最後の登り。

5/4 14:42

小口までの最後の峠。ここからは延々と降ります。

5/4 14:57

小口方面は結構石が苔むしています。

5/4 14:59

那智方面と比べていると少し荒れている感じ。

5/4 15:26

コガクウツギの香りがあふれていました。

5/4 15:31

岩に文字が彫られています。

5/4 15:47

すこし植生が変わってきました。

5/4 15:57

円座（わろうだ）石。

5/4 16:15

里山に降りてきました。

5/4 16:15

民家側に下山。

5/4 16:18

なかなか歩きごたえのあるルートでした。

5/4 16:20

流れるせせらぎも綺麗です。

5/4 16:23

小口バス停。

5/4 16:24

自然の家に到着。

5/4 16:26

外国のかたも多く宿泊されるのか、晩御飯はお寿司、串揚げ、ローストビーフ。ビールが進みました。

5/5 7:15

翌日は小雲取予定でしたが雨のため、バスで本宮に向かうことに。

5/5 7:44

神丸でバス乗り換え。なんとPayPayが使えたのは便利。

5/5 7:51

バス車窓より。熊野川の河原が広がっています。

5/5 8:16

約30分ほどで、熊野本宮大社に到着。

5/5 8:30

熊野三山で、速玉、那智と違って、こちら本宮は朱塗ではなく、お伊勢さんのようにシックな色合い。

5/5 8:36

八咫烏ポスト。

5/5 8:51

産田社は田園の中。

5/5 8:52

産田社。

5/5 8:54

大斎原の大鳥居。日本一の大きさだそうです。

5/5 8:57

なかなかの田園風景。

5/5 9:00

田園の中に大きく佇んでいます。

5/5 9:04

杉並木を超えると。

5/5 9:06

熊野川氾濫の前までの熊野本宮大社の跡です。

5/5 9:07

すごく静謐な雰囲気のある場所です。

5/5 9:11

神々が祀られています。

5/5 9:13

非常に厳かな雰囲気。

5/5 9:17

熊野川の広い河原は何かこの世の雰囲気とは少し異なります。

5/5 9:22

氾濫防止の堰堤でしょうか？

5/5 9:22

幽玄の世界。

5/5 9:26

土手に一本の木がひっそり。

5/5 9:27

色々な角度から見ても飽きません。本宮大社よりもパワーを感じます。

5/5 9:27

カラス。足3本はなかったです。

5/5 9:30

ツバメ。

5/5 9:30

雲がかかると、東山魁夷の絵になりそうな雰囲気。

5/5 12:00

熊野大社前のバス停。紀伊田辺に向けて戻りました。

撮影機器：

E-M10MarkII OLYMPUS CORPORATION

感想

1006702

まとまって近場で歩ける場所を求めて熊野三山訪問。
中辺路の大雲取は難所とは聞いておりましたが、高低差も距離もある確かに難所でした。雨で小雲取は見送ることになりましたが、次回まとまった時間が取れれば、紀伊田辺方面から中辺路全踏破を目指したいですね。小辺路、大嶺奥駆もいずれまたチャレンジしてみたいですね。