岩手山

2007年09月19日(水) [日帰り]

• GPS: 06:40
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,413m
• 下り: 1,414m

コースタイム

05:10馬返し登山口-05:32新道旧道分岐点-（旧道経由）-07:44八合目避難小屋-08:10不動平-08:37岩手山薬師岳山頂（直ちに下山開始）-08:45岩手山神社奥宮-08:58不動平-09:10八合目避難小屋（休憩30分）-（新道経由）-11:50馬返し登山口

天候

曇り（山頂部は暴風雨）

コース状況／危険箇所等

今回は途中２日間の仕事日を挟んで、岩手山、蔵王山、月山、鳥海山の４山を巡る東北遠征である。
先ずは岩手山。

写真

馬返登山口水場の鬼又清水。下の駐車場から少し上がった場所にある。まだ薄暗いがランプは不要。準備体操をしているとワンボックスが一般車通行止めの林道をやってきて、おじさんが一人入山していった。山菜採りだろうか。

新道分岐点。登りは左の旧道を進む。

二合目。この辺りでは時折日が差していた。

三合目。昭文社の山と高原地図に記載は無いが、新道と旧道の間の道がある。

四合目。ここでも新道との分岐有り。段々ガスが出てきた。

五合目。さらにここでも新道分岐有り。雨が降ってきた。

六合目。大岩の下を通過する。キケンと書いてあり、落石の跡が多いのであまり近付かない。

七合目。ここで地図の通り新道と合わせる。しかし何回分岐したのだろうか。

八合目避難小屋。避難小屋の前には水場がある。また、小屋の右には立派なトイレが有る。

不動平分岐点。岩手山は登山ルートが多い。この辺りから風が強くなってきた。

焼走コース分岐点。火口部は時計回りに進む。低い姿勢でないと風に飛ばされる。耐風姿勢でゆっくり前に進む。

岩手山薬師岳山頂。風速30メートル以上。雨が顔に当たって痛い。突風に体ごと持って行かれそうになる。視界も20メートル程度。直ちに下山開始する。下山は時計方向に進む。途中火口を右側に少し降りた岩手山神社奥宮に立ち寄るが、雨でカメラがダウンしてこれ以降動作せず。

下山後岩手市内で椀子そばに挑戦。一つの山が15杯、10山+3で合計153杯。限界まで挑戦すればあと50杯程いけそうだったが、もういい歳なので、気分が悪くなるといけないので140杯くらいで辞めようとした。しかし、お椀にフタをしないと次から次へとそばが入れられる。中にそばが残っている状態ではフタをしてはいけないというルールで、フタをしようとしても食べている横から放り込まれる。フタとの隙間からすするようにしてやっと終了。ちなみに男性は平均90杯くらいだそうである。

感想

MATSU

登山開始後は晴れ間も見えたが、山頂部は暴風雨であった。この日は気温が高目だったのでウインドブレーカーしか持たず、ズボンは撥水加工がしてあるものの、ずぶ濡れになり、八合目避難小屋まで降りてきたときには全身が相当冷え切ってガタガタと震えが止まらず意識が朦朧としていた。避難小屋の中でしばらく体を休め、無事下山したが、もし途中で何かアクシデントがあり、長時間風雨の中にいなくてはいけない状況を考えると防寒着と雨具は正に命綱となることを実感した。エスケープルートの無い縦走での天候の急変には気を付けたい。なお、避難小屋から下は風もなく、また登山口では晴れ間も見えた。

下山後は相の沢温泉で汗を流し、明日からの2日間は仕事に精を出さなくてはいけないので、栄養を付けるため、椀子そばを食べに岩手市内に向かった。栄養が付き過ぎ、翌日は体が重かった。

3日後の蔵王山に続く。
蔵王山:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-31817.html
月山:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-31831.html
鳥海山:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-31846.html