三段山(フリコ沢・ルートミスあり)
- GPS
- 04:45
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 910m
- 下り
- 902m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下りの愉しさに紛れてルートミスしやすいかも |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
ピッケル
アイゼン
|
---|
感想
ヤマレコには「みんなの足あと」という機能が用意されている。
最近のトラックをドットで表示してくれるものだ。
今回、「やっちまったな」という大失敗は私だけではないことを知った。結構なドットが間違ったルートに詰まっている。
単なる私のアホではなく、意外と多くの皆さんが間違える危険な面もあるということだ。
でも、「やっぱりわしはアホだ」を実感している。
十勝から白銀荘駐車場に向かっている時に、3日前には穏やかだった十勝岳の噴煙が盛大に復活しているのが見えた。しかも噴煙が三段山に向かって南に流れているように見える。
白い三峰山を見て選択を失敗したかなと後悔した。
白銀荘についてびっくり。新雪が3センチぐらい積もっていた。だいぶ沈んでいるようなので8センチは降ったのではないだろうか?
青空に白い山岳風景を楽しみながら3段目に差しかかる。
このぐらいの積雪だと廊下に回り込むより直接4段目(廊下のどんずまり)に向かうのが通例なのかトレースに従う。
その頃には噴煙は東の十勝岳方面に流れていって、もう気分は欲望の赴くままフリコ沢である。
2段目では下のナマコ尾根とか大テラスの繋がりを確認していたのだが・・・・
頂上で白くリセットされた安政火口を取り巻く山並みや富良野岳の堂々とした山容を楽しむ。
フリコ沢へは山頂から少し西に落として斜面に入った。
薄い尾根形があったのでそこをロングターンで楽しむ。板がよく走った。
そこを沢型に沿って滑り降りるのだが、あまりにも楽しすぎた。
あっという間にどんどんと壁の様相が険しさを増してきて滝が近いことが分かる。(実際に滝があるかは知らないのだが)ふりかえればOP尾根の末端も見える。
南の方の見上げれば、どうみてもナマコ尾根とおぼしきものがある。
楽しすぎて、そんなに下げたのに気が付かず沢の崖の手前まで滑り降りてしまったのだ。
自分のアホさにめげてしまう。
シールを付けて大テラスまで登り返してナマコ尾根に向かって滑走開始。
大テラスについて、振子沢噴気口群の写真を撮ったときにふりかえって面白い地形だなと写真をとった地点であることに気が付く。アホだなぁー。三日前のもかすって滑ってるのに・・・・
ナマコ尾根も良く板が走ったが、後半、少しだけストップ雪とまではいかないが、あまり板が走らなくなった。なので多少の登りも気にせず沢を越えて南に進路をとりスロープに戻る。
自分がアホなのは60年のお付き合いなのでよく分かっているが、それでも三段山頂上の絶景とあの楽しい滑りが忘れられない。
間違ったルートではあったがフリコ沢の名前の通り、右へ左へロングターンを決めながら沢型を下り降りたあの楽しさが今でも体に焼きついて忘れられないのだ。
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