甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道)
- GPS
- 11:17
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。登山ポストは西沢渓谷のゲートの所にあります。温泉は私たちは埼玉方面に帰るので国道140号沿いの大滝温泉(20時まで)を利用しました。ここはJAFの会員は10%引きです(割引き後大人540円)。 |
写真
感想
そもそも4月20日に行こうと思い、山行計画まで作っておいたのですが、延び延びになってしまってやっとの甲武信ヶ岳です。2ヶ月半も延期になった理由はやはり、その山行のツラさにあります。私の中では、日帰り最強クラスの山のひとつです。だからこそ天候やらコンディションやらが条件に合わないとなかなか踏み出せない山でありました。
そしてその条件が合ってしまう日がやって来ました。土曜日、関東は好天で猛暑の予報。久しぶりに土日とも仕事が入っていません。しかも夏至からまだ何日もたっていません。どうやらもう避ける理由が無さそうです。
前日に道の駅「みとみ」で仮眠。西沢渓谷の駐車場の方が登山口に近いのですが、道の駅の方がなんか安心なのでこちらに駐車します。3時過ぎに目覚めたのですが、まだ暗い。結局4時半頃にスタートです。思ったより天気はよくありません。西沢渓谷入口を過ぎて徳ちゃん新道の看板がありました。いよいよです。まずは比較的緩やかな所から所々、急傾斜が出てきます。しかしこの登山道のツライところは、あまり途中に目印になるところがないことと、展望が開けないところです。ともかく近丸新道合流点までひたすら、登ります。で、ここからもひたすら登ります。ガイドブックに「展望がある岩場」とあるところに着きましたが、雲が立ち込めていて、思うほどの展望が得られません。ここからひと頑張りで木賊山です。そしてここを降り始めると甲武信ヶ岳がついに姿を現します。希望が差し込む瞬間です。そして甲武信ヶ岳山頂。こんなに疲れたのは久しぶりでした。なぜなら達成感よりも先に「もう登らなくていいんだ」と思ってしまったからです。そうまでして登った山頂でしたが、曇っている為に本来の展望が得られなかったことと、強風の為に10分ほどで甲武信小屋を目指します。ここで昼食をとり下山しました。今回写真が少なめなのも、展望が得られなかったことに加え、カメラマン(私)がへばってしまったからでした。
振り返ってみると私たちにとってみるとなかなかハードな登山でした。ただ「ちょっと行くと大展望が得られるような山」ではないだけに、地道に一歩一歩を積み重ねて登る甲武信ヶ岳は、山歩きの基本を教えてくれるような山でした。でも、「シンドかったあ・・・。」
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