向山（ふるさと兵庫100山） まきんこの森新道〜水分れ公園

2021年05月23日(日) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,185m
• 下り: 1,184m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:25
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:50

距離 11.6km 登り 1,185m 下り 1,184m

8:49 まきんこの森登山口
10:26 10:44 宝来山（仮）
11:09 11:11 五の山
11:20 11:44 向山三角点
12:04 12:05 四の山
12:15 12:33 三の山
12:43 12:45 二の山
12:54 12:56 観音堂登山口
12:59 水別れ公園駐車場
13:31 13:34 分水界展望所
14:12 14:14 珪石山
14:32 14:43 宝来山（仮）
15:35 15:37 まきんこの森登山口
15:39 ゴール地点

天候

梅雨の中休みの山日和　柏原の最高気温 28.7℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野村運動公園駐車場に駐めさせていただきました

コース状況／危険箇所等

まきんこの森からP551迄の新道は灌木帯、岩稜帯を通過するワイルドなルートです。滑りやすい黒土の急斜面にロープが多数設置されており、アスレチックコース並みに腕力を使用します。
道標、ピンクテープに導かれて進みますが、見落とすとルートを外すおそれがあります。特に沢から離れる分岐点は要注意かと。
なお自然保護の観点からか必要最少限の伐採なので、しょっちゅう頭やザックに枝が引っ掛かりますが、それらを含めワイルド感を楽しみましょう！
その他のコースは一般的なハイキングコースです。
なおヤマビルが気になりましたが出会いませんでした。虫やクモにも殆ど会いませんでした。

その他周辺情報

水分れ公園。日本一低い中央分水界とのことです。

写真

5/23 8:40

野村運動公園駐車場と向山連山。グランドゴルフで来られている方が数名。山歩きで来てる人はいないようでした

5/23 8:46

萬松寺を回り込み、登山口（まきんこの森）

5/23 8:46

基本、自己責任です。整備不足など文句を言わないこと！

5/23 8:47

ここでもリス君発見！　このゲートはシャフト穴が小さく、開け閉めに時間掛かります

5/23 8:47

登山道マップにランドマークが7箇所。全部辿ることが出来るかな？

5/23 8:51

明るく整備された植林は気持ちいい！

5/23 9:00

道は濡れており、ヤマビル存在の気配。ヒル下がりのジョニーと、

5/23 9:02

スパッツ（今はゲーター？）で対策します

5/23 9:04

ラウンドマーク1の「山の神様」。小さな石像ありました

5/23 9:25

道標完備です。ただ、道を外しても歩けてしまうので、ところどころルートを外してしまってます

5/23 9:26

苔多めの小沢を何回か徒渉します

5/23 9:30

沢を詰めすぎたようで径を失いました。岩沿いに左トラバースして尾根を目指します

5/23 9:34

道標を下に見つけ径に合流。どこで間違ったか帰りに確認したいと思います

5/23 9:37

ランドマーク4の「展望ポイント1」に到着。展望はイマイチでした

5/23 9:39

いよいよ岩場の登場です

5/23 9:40

ロープ1本目

5/23 9:42

ロープ2本目周辺はヒカゲツツジ群生地のようです

5/23 9:44

10m超の岩壁登場。脆そうな岩質です

5/23 9:45

ここからが岩登りの始まりです

5/23 9:45

岩壁右に3本目のロープがありますが、使わずに登る方が楽しい！

5/23 9:47

ランドマーク5の「展望ポイント2」に到着

5/23 9:51

絶景！　これを見れただけで本ルートは◎

5/23 9:58

あの岩の上に建てば良かったかな？

5/23 9:59

4本目のロープ。この後もロープが続きますが割愛。計14本ありました。開拓者の奮闘努力に感謝です！

5/23 10:23

岩稜や灌木帯を過ぎて広い尾根に。あと100mです

5/23 10:25

そして最大の難所「木の穴くぐり」。一見して、ムリムリ！

5/23 10:30

が、何でもチャレンジしてみるものですね

5/23 10:30

ズリズリ...何とか通過することが出来ました ＼(^o^)／

5/23 10:36

ところどころ現れる展望がご褒美

5/23 10:38

ランドマーク6の「山頂551」に到着。宝来山(仮)だそうです

5/23 10:43

最後（14本目）のロープは激下り

5/23 10:50

咲き残りのヤマツツジ

5/23 10:53

ランドマーク7の「蛙子峰」(562m）。ここで向山縦走路に合流しました

5/23 11:03

「蛙子峰」からは道も明瞭となります

5/23 11:07

道標も変わりました

5/23 11:10

ひと登りした「五の山」(591m）は本日の最高点

5/23 11:10

最高点からの風景。奥に見える形の良い山は「三岳山」(839m)でした

5/23 11:19

続いて「向山」に到着

5/23 11:19

三等三角点（点名：向山 568.84m）

5/23 11:21

北に見える黒井城跡

5/23 11:28

景色を一人で占有し、ランチタイム

5/23 11:49

次のピークは「深坂北峰」 521m

5/23 11:56

続いて「松の台展望所」

5/23 11:57

ここからの眺めも素晴らしかった

5/23 12:05

「四の山」(511m)

5/23 12:10

「亜炭展望所」

5/23 12:11

ここからは南面の眺め。帰りはあの山を歩く？

5/23 12:14

「三の山」(470m）通過。眺め無し

5/23 12:19

「岩座展望所」

5/23 12:30

岩塔からの眺めは素晴らしい

5/23 12:22

南に「西光寺山」(713m)

5/23 12:31

西に石戸山(549m)と高見城山(485m)

5/23 12:43

二の山の四等三角点（点名：二の山 299.98m）
因みに「一の山」は存在しないようです

5/23 12:49

どんどん下って、

5/23 12:56

観音堂登山口に出ました

5/23 12:58

自撮りポイント。どうやっても足長にならない

5/23 13:00

水分れ公園に向かいます

5/23 13:07

その「水分れ」。奥に流れる水は日本海へ、左に流れる水は瀬戸内海へと泣き別れ...不思議な場所です

5/23 13:11

さて、帰り道は奥に見える山を越えることにしました

5/23 13:12

人工ナイヤガラの滝を横目に見て、

5/23 13:19

ここから山に入ります

5/23 13:22

明るい森を通り、

5/23 13:31

予想外に良い道が続きホッとします

5/23 13:34

「分水界展望所」かつては眺めがあったのでしょうけど...

5/23 14:07

400m辺りから急な直登。ロープが張られていて、有り難く使用させて頂きます

5/23 14:12

稜線に出て「蛙石山」(557m)

5/23 14:26

「蛙子山」に到着。ここからは来た道を戻ります

5/23 15:02

良い眺めを見ながら下ります

5/23 15:13

登り時、迷った末に見つけた道標です。どこで間違ったのか調査開始

5/23 15:16

左手に「←551」の道標。ここがランドマーク3の「分岐点」でした。右に「ブランコ」の道標もありましたがいずれも登る際には見落としていました。

5/23 15:25

下りではランドマーク2の「男女岩」も見つかりました。これで7つ全てコンプリート。悔いなく下山することが出来ました

5/23 15:38

萬松寺と向山連山。駐車場では車内が灼熱地獄となっていました

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

Ham⭐

コロナ禍において疎な山行が楽しめる「ふるさと兵庫100山」シリーズ。今回は丹波の向山を訪ねました。
下調べ中にtanbazaruさんのレコで「山女子が登山道開拓中」の新聞記事が眼に留まりました。即座にこのコースを登り水分れ公園に下山することに決定。問題はその後どうして出発点に戻ってくるかです。清水山を登って連山周回を完成させるか、それはキツイそうなので車道で大回りして戻るか、机上で考えても結論は出ず、水分れ公園に着いた時に余力と時間と相談して決めることにしました。
辿り着いた水分れ公園では疲労感もかなりあり、清水山を登る気力は失せてましたが、みんなの足跡で中央の谷から小尾根を登るコースがあることに気付き、前知識のないまま突入しました。稜線に出る手前こそ急登でしたが、終始整備された歩きやすいコースで、山を越えて出発地点に戻ってくることが出来ました。
向山連山は小ピークや展望所が相次いで現れ、飽きることなく歩けるいい山でした。ヒカゲツツジの山でもあるらしいので、その時期に歩かれると更に楽しみが増えると思います。

「まきんこの森」からの新道はワイルドなコースで、アスレチックコース並みに楽しめました。コースを開拓・整備にご尽力頂いた4名に感謝いたします。またレコで紹介いただいたtanbazaruさん、ありがとうございます。私には踏み跡を少し固めたこととヤマレコで紹介するぐらいしか出来ませんが、開拓されたこのコースが一過性のもので終わらず、定着することを願っています。その価値がある面白いコースです。
この日、出会ったハイカーは蛙子峰から二の山に掛けて6名。それ以外では誰にも会いませんでした。