釈迦ヶ岳から黒岳、ぐるり周回

2021年05月30日(日) [日帰り]

• GPS: 06:27
• 距離: 14.8km
• 登り: 1,263m
• 下り: 1,242m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:31
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:27

距離 14.8km 登り 1,263m 下り 1,262m

8:00 すずらんの里入口バス停
8:28 釈迦ヶ岳登山口
8:44 8:45 作業道終点
9:04 9:05 檜峯・すずらん十字路
9:30 9:40 釈迦ヶ岳
10:03 府駒山
10:20 10:21 日向坂峠
10:35 10:36 すずらんの里分岐
11:13 黒岳
11:16 11:42 黒岳展望台
11:43 11:44 黒岳
11:57 すずらん峠
12:08 破風山
12:22 新道峠
12:41 12:42 中藤山
13:13 不逢山
13:21 13:35 大石峠
14:27 すずらんの里入口バス停
14:27 ゴール地点

天候

晴れ
午後から雲が増えて度々太陽を隠す
一日中富士山の頭は隠れたまま
気温17℃前後で稜線は風が涼しい

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・すずらんの里入口バス停脇の駐車場を利用（分かりにくい）

・トイレは近くの農産物直売所のものを借りた

コース状況／危険箇所等

・釈迦ヶ岳登山口から釈迦ヶ岳
途中まで車で入れる舗装路が続くが、意外に急登。
登山ポストがある標識以降どんどん急になり、尾根に登り切る手前辺りはかなりの傾斜に。
コルから釈迦ヶ岳山頂までは岩場が連続し、ロープが貼られた箇所も数カ所ある。とにかく眺めが良くて楽しい（辛い）コース。
釈迦ヶ岳に登るなら此方からがオススメ（？）
山頂は360度の大展望

・釈迦ヶ岳からどんべい峠
急な下りを過ぎると道は広くなり、ゆるやかな尾根道を峠まで進む気持ち良い道。すずらん群生地側へ降る分岐が幾つかある

・どんべい峠から黒岳
急登という程ではないが長い登り坂が続き体力が削られる。
自分は釈迦ヶ岳で疲弊していた為ノロノロ運転だったが、どんべい峠スタートなら一気に登れるかも？

・黒岳から大石峠
3つの峠と幾つかのピークからなる稜線歩き。
度々富士山ビューポイントがある。
あまり急では無いが、アップダウンは多い。
新道峠は林道だけでなくの登山道も工事通行止めと知らずに行ってしまったのが反省点

・大石峠からすずらんの里入口バス停
特に難所無し。
九十九折のしっかりした道。
途中から林道に合流し舗装路となる。
駐車場すぐ脇の車道に出る。

その他周辺情報

ももの里湯　大人市外（3時間）620円→JAF会員100円割引で520円

笛吹市の日帰り温泉

写真

5/30 8:00

すずらんの里入口バス停の脇に小さな駐車場がある。
道より低い位置にありちょっと分かりにくい。
自分が止めた時は先行車1台。戻って来た時は2台増えていたがあまり利用者はいないのかな？

5/30 8:19

今回はぐるっと周回予定なので登山口まで30分車道歩き。
下山は車を置いた直ぐ近くに降りてくる予定。
街灯のカバーがスズランだw

5/30 8:26

新道峠への林道が工事のため通行止めの案内。
まぁ自分は新道峠を通り過ぎるだけだし関係ないな…
とスルーしてしまったのだが、実は…（後述）

5/30 8:27

30分程で無事釈迦ヶ岳登山口に到着。
近くには車3台ほど停められる駐車スペースがあったが車無し。
スズラン群生地の駐車場に停める方がメジャーなのかな

5/30 8:31

最初は緩やかな舗装路を行く。
っていうかここまでただの舗装路を歩いてきただけなのに妙に息が切れる。
前日までの疲れは残していないつもりだが、一体どういうことだ。

5/30 8:44

ヒィヒィ言いながら登る事15分程。
釈迦が岳迄60分の案内標識。ぶら下がる登山ポスト固くて開かず。
ここまでは車で入れるがここからは徒歩のみの道幅だ。

5/30 8:47

標識やリボンで道迷いの心配は無い
足元は結構ゴツゴツしている。
それにしても暑い！気温は上がる一方だろうし今日は水足りるかな

5/30 8:59

木漏れ日の明るい道が続く。
段々と斜度が急になってきたな…

5/30 9:02

先週の滝子山で見たヤマツツジはここでも咲いていた。
標高も滝子山と同じくらいだし咲いててもおかしくないか。
もう少し上に行けばミツバツツジも咲いてるかもね

5/30 9:04

20分程にひいこら登ってコルへ到着
実はもう結構ヘバってる。まだ先は長いのに

5/30 9:04

釈迦ヶ岳まで35分か
左へ行くと神座山とある。
ここら辺の地理には詳しくないが、後で地図でも見てみるか

5/30 9:05

稜線に出ると風が吹き抜け気持ち良い。
木陰の道だし途端に登山適な気候に変身！
これは良いな

5/30 9:05

北側の神社方面への分岐下山道あり。
というかこのルート、こんな標識がこれでもかと備え付けてあり少々うるさい程。
迷いやすい場所についてるならありがたいけど、「ここに標識必要？」って場所にも結構あったな。

5/30 9:07

怒涛の山梨百名山推し（この標識がこの先幾つもある）

5/30 9:10

早速岩場が登場。
釈迦ヶ岳山頂付近は岩峰でアスレチックな雰囲気と聞いてきたので楽しみだ

5/30 9:10

お、ロープ張ってあるね（使わなかったけど）

5/30 9:11

ミツバツツジとヤマツツジの共演

5/30 9:12

またまたロープ登場
こんな感じの場所が幾つもあった

5/30 9:14

岩場を登るうち視界が開ける
富士山は…残念！雲の中

5/30 9:15

南アルプスに八ヶ岳！贅沢な眺めだね

5/30 9:15

ワクワクが止まらね〜

5/30 9:17

また眺望の良い場所に出た。
富士山から右に視界を移すと3週間前に登った西湖周辺エリア、十二ヶ岳と鬼ヶ岳が見える。
更にその右の奥には朝霧高原の毛無山！
眺め良すぎじゃないですかね？

5/30 9:17

ちょっと頭出してきた富士山
この調子ですっきり晴れてくれないかなぁ

5/30 9:18

岩場はまだまだ続く
結構ガッツリ楽しめたね

5/30 9:20

花に心を癒されつつ…

5/30 9:22

5/30 9:23

鬼ヶ岳、甲府盆地と南アルプス

5/30 9:25

少し前から大勢の人の声が風に乗って流れてくる
そろそろ山頂近いのかな

5/30 9:26

手前の山並みは甲州高尾山とかそこら辺か。
甲府盆地の奥には奥秩父の主峰の連なり。
肉眼では金峰山の五丈石も見えた。

5/30 9:28

お！山頂着いたなそれにしてもかなりの登山者数だ。

5/30 9:29

登山口から約1時間で釈迦ヶ岳山頂到着
山梨百名山の歴史がまた1ページ…（47座目）

5/30 9:30

山頂より南アルプス方面（西側）

5/30 9:30

山頂より富士山方面（南側）
まぁ…富士山見えて無いけど

5/30 9:30

もう少しなんだけどなぁ…

5/30 9:30

方位盤を見ながら山座同定

そうこうしている内、これから進む予定の方角（黒岳方面）から次々と登山者がやって来た。
自分が来た西側からのルートより東側の方がメインルートなのか？？

5/30 9:31

山頂より大菩薩嶺方面（北側）
大菩薩嶺は見えるが、先週登った滝子山の山頂は雲被ってるな

5/30 9:31

山頂より望む東側の展望。
これから行く黒岳の向こうに三つ峠山のアンテナが見えてる！

5/30 9:38

十二ヶ岳（左）と鬼ヶ岳と節刀ヶ岳（中央）更に右奥に毛無山
一番右のとんがったピークは…王岳？かなぁ
あまり自信なし

5/30 9:39

良くレコで見る夫婦地蔵
本当ならその奥に富士山が写るはずなのだが雲厚いわ

5/30 9:40

何の花だろう

5/30 9:41

これから歩く尾根が一望
遥か彼方の三つ峠の左にある目立つピークは本社ヶ丸かな

5/30 9:44

釈迦ヶ岳からの下りは最初急坂と岩場だがそれほど長くない。
直ぐに傾斜は落ち着いて尾根も広めになる

5/30 9:54

自分的には釈迦ヶ岳は静かな山なイメージだったのだが、さっきから対向者が次から次へとやってくる。
今日の釈迦ヶ岳大人気だな

5/30 10:03

府駒山到着
通り過ぎるだけといった感じでピーク感はまるでない

5/30 10:12

尾根が広くなだらかになってきた

5/30 10:14

スズラン群生地への分岐
これだけ朝からすずらんすずらん連呼されたら気になってきたわ。
下山したらスズラン群生地寄ってみるかな

5/30 10:19

車道が見えて来た。
峠に着いたか

5/30 10:20

どんべい峠
ここから登ったら釈迦ヶ岳も黒岳も近そう

5/30 10:20

道路を跨いで黒岳へ進路を取る

5/30 10:22

休憩碌にしないで歩き続けているのでだんだんキツクなってきた…
なんてことないはずの上り坂が体力を削っていく

5/30 10:28

どんべい峠の由来を知りたい

5/30 10:34

黒岳へ向かう人も、あちらから来る人も途切れない

5/30 10:49

また坂が急になり始めた。
山頂まで後何マイル？

5/30 11:04

樹々の隙間から青空が見え始めたら山頂が近いしるしだ。
後一息！

5/30 11:05

ミツバツツジが咲き誇る

5/30 11:06

度々雲が太陽を隠す
富士山の雲取れなそうだなこりゃ…

5/30 11:07

最後の登りだ

5/30 11:09

まだもうちょっとか😅

5/30 11:11

御坂山からの登山道に合流！
ここからは少しだけ歩いた事がある道
やまなしの森林100選だったのか

5/30 11:12

黒岳到着。
約5ヶ月ぶり2度目の山頂だ

5/30 11:13

こちらも山梨百名山
御坂山地最高峰だ

5/30 11:16

5分ほど歩いて展望台へ

5/30 11:16

河口湖と富士山の眺め（見えてないけど）

5/30 11:37

南アルプスが彼方に

5/30 11:37

これから歩く稜線と、彼方に節刀ヶ岳、鬼ヶ岳、十二ヶ岳

5/30 11:41

昼休憩で30分程粘ってみたが、ダメか〜
諦めて先へ進もう…

5/30 11:43

黒岳山頂まで戻る

5/30 11:45

ここからは未踏破エリア。
御坂山地をつなぐ旅へいざ出発！

5/30 11:51

天気良いなあ

5/30 11:56

度々富士山ビューポイントが

5/30 11:57

最初の峠、すずらん峠到着。
ここを右に行けばすずらん群生地へ降りられる様だ

5/30 11:57

次のピークは破風山か

5/30 12:09

10分ほどで破風山到着。

5/30 12:10

手書きの標識

5/30 12:13

曇ったり晴れたり忙しいな

5/30 12:15

ここのビューポイントにはカメラ台が設置されていた

5/30 12:17

更に進むと…

5/30 12:19

何⁉︎通行止め？
聞いてないよ〜（←案内をよく見てなかっただけ）

5/30 12:20

新道峠の林道だけ通行止めだと勘違いしていたが、稜線上の登山道まで通行止めとは…
しかし車がこの先に停めてあるしなぁ

というわけで通り抜けさせてもらう

5/30 12:20

新しい展望台が工事中なのね

5/30 12:22

新道峠の標識。
節刀ヶ岳まで行ってみたいがここから3時間以上とは遠過ぎるな

5/30 12:23

また立ち入り禁止のロープを跨ぎ先へ

5/30 12:36

新道峠で先行者に追いついて以降大石峠まで1人もすれ違わず。
熊鈴を慌てて付けてみたり

5/30 12:38

道は歩きやすい

5/30 12:41

5/30 12:42

中藤山は南面が伐採され眺めが良い

5/30 12:43

またまた十二ヶ岳登場

5/30 12:44

富士山の頭、見えねーなぁ…

5/30 12:50

昼を過ぎて雲が増えてきたが…

5/30 12:51

直ぐに太陽が顔を出し景色一変！
こんな感じで道を進む

5/30 12:58

5/30 13:02

後は大石峠まで降るだけ、と言いたいところだが
中々アップダウンは終わってくれない

5/30 13:05

登坂には岩場が

5/30 13:08

度々急登が

5/30 13:10

また登るのかー

5/30 13:15

不逢山到着
流石に後は下るだけ

5/30 13:20

5/30 13:35

大石峠到着〜
久しぶりに人に会う
休憩していた男女は河口湖方面へ降りていった。
ここで暫し休憩

5/30 13:38

さて、休憩を終え下山開始。
大石峠からの下りは急だが九十九折でそれ程歩きにくくは無い

5/30 13:42

5/30 13:55

壊れかけた道標

5/30 14:01

この標識無いと左に行ってしまいそう

5/30 14:03

林道に合流

5/30 14:17

沢を渡って…

5/30 14:17

この標識あるのに右に進んだ足跡がヤマレコマップに散見された

5/30 14:24

最後は舗装路歩き

5/30 14:26

遂に車道に合流

5/30 14:27

駐車場は直ぐ近くだ

5/30 14:48

帰りにすずらん群生地に寄ってみた

5/30 14:51

おぉ…美しい…

5/30 14:52

しかし今年は外れ年？らしく花の数は少ないらしい

5/30 14:57

日本すずらん

この後温泉入って高速の渋滞に捕まりつつ帰宅した

撮影機器：

iPhone 12 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル

感想

kukaminn

甲府盆地側から目立つ三角のピークが釈迦ヶ岳らしい事は知っていたが、黒岳から先の御坂山地の赤線を繋ぐついでに釈迦ヶ岳も登ってしまおう！
というのが今回のルート選定の理由。

最近「大月周辺の山」「富士五湖周辺の山（御坂山地）」「大菩薩・小金沢連嶺」あたりのエリアをうろうろしている。
そう、山梨県の山ばかり登っているのだ。
住んでいる神奈川県の山は初登りで塔ノ岳行ってから一度も登っていない有様。
一応理由としてはコロナ禍であまり人の多い山域へは行きたくないから、「ちょっとマイナー気味で静かな山へ行こう…」と選んだ末にたどり着いたのがこれらの山域だった。
しかし今日の釈迦ヶ岳および黒岳は人人人！人だらけ！
まぁ高尾山とかと比べれば少ないかもしれないが、こんなに人が多い山だとは思わなかった。
思えば前に黒岳とか三つ峠に行ったの昨年の11月〜12月だもんな。
そりゃ今の時期に比べればシーズンオフだし人少ないよな…

それに最近山梨で遭難が急増しているというのも（ちょっと近場で低めの山に行くか…）とか言って自分みたいな動きをしている登山者やハイカーの所為だろうなw

ともあれ釈迦ヶ岳は良かった。
急登を一気に登り岩を超え辿り着くと大展望。
自分的には好みの山だ。
秋に来たら紅葉凄いだろうな〜

黒岳も冬に来た時と印象がまるで違くて驚いた。
確かに河口湖と富士山の眺めは良いが、そこへ行くまでの過程が地味すぎると思っていたのだ。
しかし緑と花に溢れた気持ち良い登山道に変貌していた。
これだけ人が訪れるのも分る。

登山始めてもう6年になるのに山梨県のここいら辺のエリアは今まで全然来なかったのが非常にもったいなかったと思う今日この頃。
そろそろ暑さが深刻になる季節なので低山からは撤退かもしれないが、まだもう少し夏前に登っておきたいかなぁ