最初で最後!白岩岳から錫杖の森 ブナ林は見事!
- GPS
- 11:26
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 2,361m
- 下り
- 2,425m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
真木林道〜薬師岳登山口 ほぼダート 普通車でも通行可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白岩岳登山口〜白岩岳 地形図とルートが少々異なるが快適な登山道 白岩岳〜白岩薬師 相当な藪、距離は短いがしっかりした藪漕ぎ装備要 白岩岳〜兎森・錫杖の森 そこそこの藪、踏跡はあるが何度もロストする 錫杖の森〜小杉山 猛烈な藪! もう行かない! |
写真
感想
秘境・和賀山塊の中でも難路とされる白岩岳から小杉山のルート
このルートは喜左衛門長根と呼ばれ6劼△蠅泙
途中、錫杖の森という難所を通過する刺激的なルートなのですが、手入れがされておらず廃道の一途を辿っています
(刈払い整備の話を数年前から聞きますが、果たして実施されるやら...)
前々から今の現状を知りたく、レコユーザーの記録や2014年グレートトラバース2で田中陽希さんの放送を見たが詳しい状況がつかめない
ならば行くしかない
藪漕ぎ山行の経験はあるが6kmの距離は大したことなさそうだが、激藪の場合は体力消耗とルートロストが怖い
ビバーク装備をして単独で行くつもりだったが、息子と休みが合い久しぶりの親子山行
2台で行ってそれぞれの登山口にデポすれば周回できる
(後になって無意味になってしまったが...)
白岩岳までは快適な登山道
展望はないがブナ林が素晴らしい
白岩薬師に山行の無事を祈願するため立寄ろうと進んでみたが、太い笹がいく手を阻み全く進めなくなった
かなりの体力と時間を費やしそうなので引き返す
白岩岳から兎森までは比較的道が明瞭と何かに載っていたが、思いの外藪に隠れ横に張り出した枝などに足を引っかけ転倒する
兎森あたりから太腿が痙攣し始める
大量の汗で塩分不足のようだ
(慌てて塩分補給するが暫らく痙攣は収まらず、足を挙げないように進む)
やっとの思いで核心部、錫杖の森
距離は短いが想像を超えた場所だった
自分的には摩耶山倉沢より緊張した
小杉山山頂直下は灌木を乗り越え、猛烈な笹薮をありったけの脚力で突き進む
やっとの思いで歩き切りぶっ倒れたい気分だった
和賀岳まで行きたかったが前日息子が帰ってきたのは深夜1時、次の日も早朝5時出発なので無理をせず下山を決定
快適な登山道を進み薬師岳登山口に無事到着
もう1台を回収して温泉入って汗を流し、家に着いて久しぶりに3人揃ったので外食予する定である
しかし、何やら息子が慌てた様子
何と、車の鍵をもう一方の車に置いたまま
ここは携帯電波もなくタクシーも呼べない
悩んでも仕方がないので取りあえず歩く
電波が通じて嫁に迎えに来てもらうことにしたが、何故か自分が起こられる
(何処の母親もオヤジには厳しく、息子には甘いようだ)
9km余計に歩いたが、無事に下山できたから良しとしよう
先行者の方はには薬師岳登山口手前でお会いできたが、何と単独で和賀岳往復までして途中ツエルト泊、次の日歩いて白岩岳登山口まで戻るそうだ
小杉山から白岩岳まで引き返す予定だったが、あの藪を再び歩く気にはなれず薬師岳周回に変更とのこと
この方の要所に付けられたマーキングテープ(最低限のマーキング、共感)を追うような形で心強かった
この場をお借りしてお礼申し上げます
有難うございました
コメント
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ミ・x・ミ
先日交わした言葉通りに、またお会いできましたね!
あの日は大変な一日でしたが、まさか同じ日にあのルートを歩く方がいらっしゃるとは夢にも思いませんでした。
失礼ながら御断りさせていただきましたが、見ず知らずの私に対して車に乗せていただけるとのお心遣いをいただき、こちらこそありがとうございました。
また、その後日没が差し迫る中、車をとりに向かわれるとの事でしたので、心配しておりましたが、無事に帰宅できて何よりです。
私もあれから次の日の朝に宿泊地から出発いたしまして、3時間半かけて無事に白岩岳登山口に到着いたしました。
いずれまた何処かの難所で?お会いできることを楽しみにしております。
それではまた!
aoirousagiさん
こんにちはー
先日はあの苦行をともに共感出来て大変うれしく思います
また、ご心配していただきありがとうございます
温泉に浸かることはできませんでしたが、自宅に帰ってから速攻でビールを飲みました
白岩岳登山口まで長い距離お疲れ様でした
和賀真昼山塊は縦走する場合は少なからず林道やロード歩きが強いられますよね
歩行距離が20km超えるなんてざらですが、この秘境・和賀山塊は本当に魅力的ですね
aoirousagiさんには到底及びませんが、自分もいつかは御浜から稲倉岳までチャレンジをと思ってます
またお会いできる日を楽しみにしております!
ご無沙汰しております。
この山行に同行する息子さんもスーパーですね。
自分にはまねのできない刺激的な記録、いつも楽しみに拝見させていただいてます。
またどこかで!
kenさん
お久しぶりです
自分も飯豊朝日に行きたいのですが、中々タイミングと時間が取れず近場の山になっているのが実情です
しかしながら秋田はいい山に恵まれており、特に和賀真昼山塊はまだまだ難所や刺激的なルートがあります
持病もありかなり体にガタがきておりますが、マイペースで山登りを楽しみたいと思います
またお会いできる日を心待ちにしております
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