登谷山・釜伏山（中間平緑地公園より周回）

2021年06月11日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.3km
• 登り: 584m
• 下り: 576m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:00

9:30 中間平緑地公園
9:35 中間平
10:00 釜伏峠
10:20 10:30 登谷山
10:45 釜伏峠
10:50 釜山神社
11:00 釜伏山
11:45 花山コース分岐
11:50 11:55 日本の里観光案内所
12:05 日本の里 風布館
12:30 中間平緑地公園
12:30 ゴール地点

天候

晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

＊中間平緑地公園駐車場＜無料、約20台＞
寄居町の南西部の釜伏山(かまふせやま)の中腹にあり、関東平野が一望できる景勝地としても有名な「中間平」。山の中には「中間平緑地公園」があり、展望塔や遊歩道が通っている。
　中間平緑地公園は、小川町方面より県道294号線を走り、左手にある「サラ油研」の先を左に入ります。「あきやま苑」を越え、狭い舗装路を登って行くと民家が点在し、さらに進んで行くと、その先に看板が見えてきます。そのT字路を右に入ると公園駐車場があります。
　そのまま釜山神社方面に少し進んだ左手に、「展望デッキ」とトイレがあります。展望デッキ前には3〜4台の車が止められるスペースがあり、東屋もあります。

コース状況／危険箇所等

トイレ：中間平緑地公園、展望デッキ、日本の里観光案内所、風布館にあり
危険個所（釜伏山からの下り）：ここは急下降が続く。岩稜だが枯葉も積もっているので要注意。場所によってはロープ、鎖が設置されている。鞍部まで下りると、日本水へのルートが分岐しているが、崩壊箇所があるようで、閉鎖されている。大きく切れ落ちている岩稜の尾根を進んで行く。その先のピークには、ゴヨウツツジの碑が建っている。
再び急下降が終わると、道は尾根を左に外れ、ザレた階段道になる。そして林道へと繋がる。ただしルートは明瞭なので迷うことはない。

その他周辺情報

＊釜山神社：熊谷から秩父に至る古道、秩父(甲州）往還の釜伏峠に鎮座する古社。秩父への入口を守護するごとく、新旧数多くの狼狛犬が境内に鎮座している。
　伝説や古文書等によると、第９代開花天皇の皇子、日之雅皇子命が武蔵野国を巡幸した折り、釜伏山・奥の院において祠を建て旅の安全と国内の平定安康を祈ったのが、始まりといわれている。その後、日本武尊が巡幸した折、この神社に立ち寄って山頂において神様に供える粥を釜でたかれ、この釜を神体岩上に伏せ願望成就の祈りをしたと伝えられている｡このことから「釜伏山」「釜山神社」の名が付けられたと言われる。

＊日本水（やまとみず）：ここを通りかかった日本武尊が喉の渇きを覚え、岩肌に剣を振うと、この泉が湧き出したとの伝説が残っている。この泉は日本水(やまとみず)と呼ばれ､いかなる日照りの時でも､絶えることはないといわれ､｢日本名水百選｣に選ばれている｡

＊皇鈴山（みすずやま）：東秩父村と皆野町を分ける山稜にある山で、周辺は穏やかな起伏を連ねる明るくのどかな雰囲気に満ちている。
山頂は地図に山名はないが、あずまやが建ち、小祠が祀られる、落ち着きのある美しい山頂。

＊日本の里（やまとのさと）：平成３年度にふるさと創生の一環として、町民のアイデアを基に風布川流域のかけがえのない自然を守りながら、その快適な環境の中で心の安らぎを求める名水の里のシンボルとして整備された。風布川沿いにある約８,０００平方メートルの施設には、風布館（レストハウス）や日本の里観光案内所（憩いの場）、水車小屋、バーベキュー場等の施設がある。
　風布館では、風布の水を使い、県内4種類の小麦粉をブレンドした本格な手打ちうどんを提供している。

＊塞神峠：ずば抜けて西側の山岳の眺めがよい。東側の山村集落の中の下りは急峻で、標高の高い峠ではないのにかなりのスケール感がある。
なお、峠の東側には有名な名水日本水（やまとみず）がある。

写真

6/11 9:25

中間平緑地公園駐車場（奥に展望塔）
県道294号からは、距離も高度もあるのでナビ必須

6/11 9:26

「中間平」に向かって歩きます

6/11 9:31

すぐに中間平

6/11 9:29

左手に「展望デッキ」

6/11 9:30

＠「展望デッキ」寄居町方面が見えるはず？・・・霞んでいて展望は今一つ

6/11 9:30

＠「展望デッキ」澄んでいれば「スカイツリー」も見えるようです

6/11 9:32

釜伏峠に向かって、車道を進みます

6/11 9:36

“ヘビ”はいるし“小動物”はいるし、驚かされます！

6/11 9:40

分岐を右に下ると「日本の里」方面

6/11 9:50

釜伏峠手前にある「関所跡」

6/11 9:51

「関所跡」

6/11 9:52

「関所跡」にある神社

6/11 9:58

釜山神社＠釜伏峠　ここまで1台も車両は通らず！

6/11 9:58

案内版

6/11 9:59

＠釜伏峠　十字路になっています（中間平から歩いてきました）

6/11 9:59

＠釜伏峠　左手に駐車場
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-2125

6/11 10:05

登谷山に向かう左斜面は「太陽光発電」

6/11 10:08

登谷山に向かいます

6/11 10:10

武甲山がうっすら見えているんですが・・・

6/11 10:11

牛魂慰霊碑

6/11 10:12

登谷山に向かいます

6/11 10:16

登谷山脇の電波塔

6/11 10:17

登谷山頂668��

6/11 10:17

登谷山頂の様子、ベンチは無いけど休憩にはベスト♪

6/11 10:26

寄居町方面＠登谷山頂

6/11 10:26

寄居町方面＠登谷山頂

6/11 10:26

ホンダ寄居工場方面＠登谷山頂

6/11 10:27

皇鈴山（みすずやま）679�段�面

6/11 10:28

稜線上に立つ電波塔

6/11 10:29

登谷山からの下り、急なので要注意！

6/11 10:33

今は閉店「お土産・喫茶・バーべキュー」

6/11 10:46

「釜山神社」に戻る。ここには“狛オオカミ”
秩父地方に数多くあるオオカミ信仰の神社のひとつ
奥の院までに全部で8組のオオカミ像がある

6/11 10:47

釜山神社の参道

6/11 10:48

釜山神社の本堂（安全登山を祈願）
本堂の左脇から登山道が続きます

6/11 10:50

奥の院、釜伏山へと進んで行きます！

6/11 10:51

塞神峠(さいじんとうげ)への道標を分け、釜伏山に向かいます
※釜伏山への道標はありません

6/11 10:58

釜伏山山頂582��

6/11 10:58

釜伏山山頂の様子、展望はなし

6/11 11:00

ここから岩稜が続く、ルートの核心部です。

6/11 11:10

岩稜が続きます

6/11 11:11

この日本水＜現在は立ち入り禁止＞とは、日本水取水場のことではなく、釜伏山山頂直下にある日本水の本来の湧き出し口のこと。日本水の本来の湧き出し口には車では行けません！

6/11 11:19

尾根上を進んで行きます

6/11 11:20

「ゴヨウツツジ自生地」の石碑。また、同地の地面に倒れた石碑には「釜伏名所花山」と刻まれているので、この辺りが花山のようです

6/11 11:30

「花山」とは山頂に至るツツジの多い尾根道のことを言う。日本水(やまとみず)というのは、日本水の湧き出し口のことで、釜伏山山頂直下の岩壁の基部にある＜現在は立ち入り禁止＞

6/11 11:32

尾根道より外れると登山道がザレてきました

6/11 11:44

日本名水百選

6/11 11:44

車道に出ました。「日本の里」へと向かいます

6/11 12:04

「日本の里」

6/11 12:06

「日本の里」案内板

6/11 12:07

ここから「中間平緑地公園」に戻る、「風のみち」を歩きます

6/11 12:08

「皆野寄居有料道路」の下を潜ります

6/11 12:09

道標に従って進みます

6/11 12:09

道標はありがたい、しかし息があがる！

6/11 12:10

振り返ると「風布地区」

6/11 12:23

道標に従って進みます

6/11 12:24

「中間平緑地公園」が近づいてきた感♪

6/11 12:26

アザミ

6/11 12:30

「中間平緑地公園」内の展望塔ですが、立入禁止！

6/11 12:30

寄居町方面＠中間平緑地公園

6/11 12:31

歩いてきた「風のみち」

6/11 12:31

駐車場に帰着♪

撮影機器：

EX-ZR1800 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

itochan

寄居町のハイキングコースを歩いていた時から、気になっていた「中間平緑地公園」。今回はここに車を止めて、「登谷山、釜山神社、釜伏山、日本の里」を周回するコースを選んでみた。
中間平緑地公園までは、ナビがないとたどり着けないかも・・・県道からは意外に距離・高度がある。その公園内には車を居住地にしているような方がいて、ちょっと不安になる。
歩き出すとすぐに展望デッキがある。天候が良ければ小休憩したいところだが、釜伏峠まで車道を淡々と歩く。車が1台とも来ない！そんな僻地か？関所跡を越えて釜山神社のある釜伏峠着。
「外秩父七峰縦走ハイキング大会のコース」を登谷山に向かい小休憩。太陽光発電設備を点検？するおじさんを見上げてホッ！としたりして。
釜山神社で安全登山を祈願して、奥の院へと向かう。やっと土の登山道だ！と実感する。釜伏山より先は“破線ルート＋急坂”になっているので、慎重に進む。鎖やロープはあるものの、気の抜けない急こう配が続く。
日本水への分岐やゴヨウツツジの群生地を越えて、やっと一息♪
ここで初めてハイカーに出会う。地元のおじさんから情報収集♪
尾根を外れて進むと、風布エリアの車道に出た。
日本の里観光案内所で小休憩♪　中間平緑地公園へのルートを探さねば！と集中して歩く。風布館エリアにルートを発見した♪
結構な登りで息があがったが、無事駐車場に帰着。車を居住地にしていそうな家族は就寝中？だったので、そっと出発。
公園内は広いのだが整備が今一つでもの寂しい雰囲気。展望所も立入禁止で、ちょっと残念な感じ。
それでも、計画通りの山歩きが出来て満足♪