松木沢ジャンダルム 中央壁直上ルート(川崎柴笛クラブ)
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- GPS
- 09:38
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,294m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
キャメロットウルトラライト#0.4〜#4(#4は2本)
リンクカム#0.5〜#2
キャメロットZ4#0.2〜0.3
ボールナッツ
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感想
このルートは松木沢ジャンダルムの中でも比較的登られているのか岩の脆さはあまり感じませんでした。
途中ガレ場があるので先行パーティがいる場合は上からの落石は注意が必要です。
残置ピンもありますがカムでも結構プロテクションが取れますので、カムは少し多めに持って行ってもいいと思います。
《アプローチ》
松木沢の渡渉ポイントまでは迷うことはないでしょう。
私たちはロープの張ってあるところでは渡渉せず、その少し上流の浅いところから渡渉しました。
渡渉したあたりからまっすぐジャンダルムに向かって踏み跡を登って行くと基部に到着しますので、基部を左に沿って左端の方に歩いて行くと取り付きに出ます。
《1P グレード5.7》
立っているチムニーをステミングで登って右に移って、少し登ったあたりで終了です。
右に移るところがやや難しいという記録もありますが、効くホールドを探して重心移動すればそこまでではありません。
《2P グレード5.8》
下部はコーナーのフィンガーサイズのクラックを使って登ります。途中1か所膨らんでいるところがあり、そこはホールドが甘くムーブを起こすのに少し勇気がいります。右に大きく巻くこともできそうですが、そうするとロープの流れが悪くなりそうな感じでした。
上部はキャメ#4サイズの浅いクラックと左壁にオフウィズスが現れます。
クラックはジャミングがきまりそうな感じではないので、オフウィズスに左半身をねじ込んで登った方が確実です。
プロテクションはクラックに取りました。ここで#4を2本使ってます。
《3P グレード5.6》
ここは正規のラインがいまいちわかりませんでした。
右から回り込んでリッジ状を行くこともできそうだし、真ん中を普通に登ることもできそうだし、左は少し傾斜があるけどこっちはホールドが多そうだから行けなくはなさそうだしといった感じで。
結局真ん中を行きましたが、出だしはホールドが悪く嫌な感じでした。
上から見たらたぶんどこからでも行けそうです。
ちなみに左には残置ピンがありました。
後半はガレ場歩きになるので落石には細心の注意を。
《4P グレード5.6》
一番目立つクラック沿いに行きました。カムでたくさんプロテクション取れます。
《5P グレード5.5》
左上にあるルンゼ状のところに入っていく記録もありますが、私たちはトポ通りに右上する感じでコブシ岩の基部まで登りました。
《6P グレード5.8》
始めは5P終了点から右の岩を登ってコブシ岩に取り付こうと試みましたが、中間部分にプロテクションが取れそうなところがないので、クライムダウンして戻りました。
今度は左の凹角から登って、凹角を過ぎたところから先に見えるシルバーのハーケン目指しましたが、こちらも何気にプロテクションが取れるところが少なく慎重に行きました。
コブシ岩は薄く被ってますがガバの連続でガバがもげない限りは落ちるようなことはないと思います。
《下降》
コブシ岩ピークから右にの薄い踏み跡を辿って行くと右ルンゼに下りて行くので、途中にある懸垂支点や残置ロープを使って下りました。
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