上高地で猿追い
- GPS
- 04:10
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 29m
- 下り
- 21m
コースタイム
12:00明神池
14:30バスターミナル
おおよそ。
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
タクシーはバスターミナルまで一律4000円 (大正池はもう少し安い) お願いすれば、この料金で大正池に立ち寄って、記念写真を撮ってくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
連日の雨で、歩道は水たまりだらけ。 私は長靴で行ったので、関係なかったが、特に、 河童橋から明神へ向かう右岸の遊歩道、岳沢登山口を過ぎてすぐの場所が 大変。 靴を泥だらけにして拭う人、靴ごと川で洗う人。姪も靴を片方洗う羽目に。 そういう場所ではなるべく、枝や石を置いて、足場を作るようにするのだけれど、 そういう場所に限って、よい枝や石が見つからない。 (しかし、努力するだけで大変感謝される) |
写真
感想
立山から野口五郎を経て、笠ヶ岳を縦走し、
水曜に新穂高へおりてくるはずだった弟が、
三日間降られっぱなしだった、と月曜に折立に下りてきた。
私と姪は火曜に上高地へ行く予定だったが、弟も便乗。
私の電気自動車で沢渡までクリーンに行くはずが、
平湯のお風呂に入りたいからと弟のガソリン車で行くことに。
(結局、平湯ではなく白骨へ)
安曇野は霧雨が降っていた。
もう、雨は嫌だ〜とこぼす弟を追いたてて上高地へ。
環境省へ一度活動の予定をあげたならば、何が何でも行かなくてはならない。
雨だったら戻って温泉へ行けばいいから。
ところが、日ごろの私の奉仕活動のたまもののせいか、
上高地では雨に降られなかった。
時折、雲が重くたれこめることもあったが、
日差しがさす時さえあり、帰るころには、焼岳も前穂も見えていた。
インフォメーションセンターに出頭。
ビジターセンターに寄って、弟と姪の分のゴミばさみを借りる。
ビジターを出た途端に猿の群れに遭遇。
歩道に出てきた猿を容赦なく追い立てる。
しかし、猿追いの赤いベストを着ているのが私一人のせいか、
歩道からは出るものの、それ以上は逃げようとしないなめられた態度。
左岸から明神を目指し、右岸遊歩道を折り返す。
20年間シーズン中毎月1度はゴミ拾いに行き、陰ひなたなく拾いまくる活動のたまもので、明神池の穂高神社奥宮は拝観料無しで通してくれる。
(当然、中でゴミ拾いをするのだけれど・・・)
しかし、弟と姪はどうだろうか、拝観料払わないといけないかな〜と
思っていたら、「どうぞ」と通されてしまった。
夢中になって拾っている二人の姿を社務所から見ていて、通してくれたものと思われる。
健脚を誇る大人二人の前を歩いていく姪の姿に、
頼もしさを覚えていたのだが、本人はもう歩くのにあきあきだったようで、
大正池まで行くプランは却下された。残念。
しかし、持っていきようでは、大正池まで行けたのではないか・・・
弟が甘すぎなのだ!
猿の群れはしつこく現れ、
そのたびに、音を立てて追い払う。
写真を撮っていたお客さんたちは残念そうだが、
猿と人との距離が短すぎて、もし何か事件があった時、
人は何もとがめられることはなくても、
猿だけがおとがめをくうことになるのだ。
かわいいと言って近づき、写真を撮り、
近づきすぎて引っかかれたり噛みつかれでもしたら、
猿はどうなるか。
人間を警戒しない猿の未来は檻の中だ。
ところで、いつも大物のゴミや最後のゴミを写真に撮るのだけれど、
今回はあまり証拠を撮れないでしまった。
おまけに、環境省の活動の登録に使う「スケジュール」を
うまく使いこなせていなくて、
登録されてなかった。。。
もらえるはずだった駐車券がもらえず、自腹を切ったが、
後で何とか、活動日数としては認めてもらえることになった。
さあ、次は8月24日(土)に外来植物除去に参加。
猿追いの赤いベストを、緑のベストに着替えて活動します。
(予報は雨・・・)
弟視点の記録はこちら
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-328187.html
コメント
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仕事ばかりしないで、山ばかり登らないで、たまにはこのような場所で命の洗濯も必要ですネ
あっ、洗濯ではなく、お掃除でしたネ
ご苦労様でした
hottenさん、コメントありがとうございます。
なぜかyamamusumeが同じレコをわざわざこしらえてしまい皆様には二度足を踏ませることになり、なんか申し訳ないです
奉仕というよりはハイキングを楽しんだという感じでしたね。
上高地をのんびり歩くのもたまにはいいものです
明神池もフリーパスでしたし、ゴミを探しているとふだんとは違う視点で歩けたりなかなかいい経験でした。
が、やはり明神岳とか六百山とか霞沢岳に目が行ってしまいますね〜
hottenさん、初めまして。
コメントありがとうございます。
気恥ずかしささえ乗り越えてしまえば、ゴミ拾いは楽しいです。命の洗濯になります。
岳沢から天狗のコルへ向かう草原は昼寝に最適な大きな石がごろごろしている上に、人がほとんど通らず、時間があまりないけど山でのんびりしたい時には最高です。
kanosukeへ
最初は、参加者を「弟・姪」で作ってたんだけど、先を越されて。でも、作りかけていたのでもったいなくて。
許せ。
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