恵みの森（布沢川大滝沢。オマケで駒止湿原）

2021年06月18日(金) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 16.2km
• 登り: 354m
• 下り: 331m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:03
• 休憩: 0:33
• 合計: 8:36

距離 16.2km 登り 355m 下り 373m

8:40 南会津町駐車場
8:45 8:46 大谷地
9:27 9:29 白樺谷地
9:37 9:38 駒止湿原
10:04 10:05 水無谷地
10:22 10:23 駒止湿原
10:28 白樺谷地
10:55 10:56 南会津町駐車場
12:04 12:16 宮床湿原
13:21 13:22 大滝（大滝沢）
13:51 13:52 下滝（大滝沢）
14:09 奇岩「デコ岩」
14:23 14:27 中滝（大滝沢）
15:48 15:49 中滝（大滝沢）
16:15 16:21 奇岩「デコ岩」
17:08 17:09 大滝（大滝沢）
17:16 ゴール地点

●駒止湿原：駐車場（南会津町・針生側；8:40〜10:55)←→水無湿原（往復）
●宮床湿原：湿原入口(11:45〜12:30)←→湿原木道（往復）
●大滝沢：恵みの森入口(13:15)→下の滝(13:35)→大滝沢遡行→中の滝(14:20)→625m右岸枝沢迷い込み（14:45〜15:00）→魚止め滝(15:18；引き返し)→でこ岩（周辺散策・脱渓；15:55〜16:20）→トレッキングコース（尾根ルート）→恵みの森入口(17:15)

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・恵みの森は、大滝沢を魚留の滝まで遡行しました。
　トレッキングコースを歩くのみならハイキングとなり、長靴で十分です。

その他周辺情報

深沢温泉　むら湯（季の郷　湯ら里）　￥600／大人

写真

只見の布沢に向かう国道の途中に、入口があったので寄ってみました。

平日なのに朝から満車です。

ぱっと見は芝生のグランドみたいですが、よくよく見ると花がたくさんさいていました。

一番多いのがこの3つで、どこにでも咲いてました。

その他にたまに目立つのはこの3つでした。

これは2〜3か所に数個くらいでした。

駐車場で一緒になったバズーカ砲カメラ持ったおじさんによると、ワタスゲは雨にやられて終わってしまったとのことです。

個人的には結構キレイに咲いているように感じましたが…。

撮影が趣味だとなかなか満足できず面倒そうですね。

小学生の課外授業のような団体さんが何組もいました。

イントラの方が白樺の木を指して指導しています。
「お年寄りはね、見たことなくともみんなこの木を知ってるんだよ。　♫しらかばぁ〜っ　て歌ってみな」

駐車場に近いこのブナの二次林は素敵でした。

南郷の宮床湿原のワタスゲは、ほぼ終わりでした。

遊歩道寄りの一部にまだ少し残っていました。

お昼ご飯を食べて、恵みの森からスタート。

帰りは尾根を通ってこの広場に戻ってきます。

「下の滝」までは沢沿いの遊歩道で、ヨロケなければスニーカーで行けます。

飛び石で6往復半渡渉して到着した下の滝から入渓。

トラロープがステップに誘導してくれます。

滝の上からは、ひたすらナメが続きます。

下の滝から約1kmちょっとで中の滝。

中の滝の上（右俣）も、多少ビジュアルが変わるものの、ナメが続きます。

標高625m付近で、勘違いして正面から来る右岸の枝沢に入ってしまいました。

ボサが多いものの、ナメが続きます。

まだまだ続きそうですが、間違ったことに気づいたのでここで引き返します。

本流に戻ります。相変わらずナメが続きます。

たまにゴーロとなるので、もうそろそろ終わるかと思うと、

すぐにナメが復活します。
なので、引き返すきっかけがつかめません。

奥の方に滝のようなものがありそうです。
魚留の滝でしょうか。本当にそうなのか？

わからないけど、魚留の滝ってことにしておいてください。
そろそろ引き返したいんで。お願いします。

帰りは「でこ岩」のあたりで、只見町のチラシに書かれている「四つ子のブナ」を探して徘徊するも結局見つからず、脱渓します。

深いブナの森の尾根を歩いて帰ります。
駒止湿原の「ぶなっ子遊歩道」の方がよかったな。歩きやすかったからか？

感想

taraSPA

布沢大滝沢は、下の滝から魚留の滝までの約3kmの区間のほとんどが、深いブナの森に続くナメ床で、事前の評価から想像していたイメージを遥かに超えるナメ天国でした。
ナメが有名な沢をいくつか遡行したことがありますが、途切れないので帰る心配をしたのは初めてです。
平日だったので他に人は居らず、道中で立ち寄った駒止湿原の混雑との比較もあって贅沢際立った環境を体感できました。
ただ、森を独り占めできたのは良かったものの、沢の中も尾根のトレッキングコースもクモの巣が多く、まとわりつく糸を何度も払っているうちに、鬼滅の「那谷蜘蛛山」が思い出されます。背後からあの音が聞こえた様に感じ、恐怖のあまり思わず振り返ってしまい、あまり癒されなかった...
欲を言うと、誰か先行する人が払ってくれていればもっと良かった。。