怪我から復活のドンドコ沢経由の鳳凰三山


- GPS
- 28:41
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,977m
- 下り
- 2,974m
コースタイム
五色滝15:02
小屋着16:15
小屋発4:00
地蔵岳5:00
観音岳7:38
薬師岳8:08
小屋着10:00
小屋発11:40
五色滝12:26
白糸滝12:50
鳳凰滝13:50
南精進滝14:30
青木鉱泉16:10
天候 | 1日目:晴れのち雨 2日目:晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2日間の利用で\1,500 |
写真
感想
整形の担当医の許可が出てから最初の山行きは鳳凰三山となった。
そして初めてのドンドコ沢。
夜叉神から白鳳峠まで縦走した時の印象で楽チンの予想だったが、ドンドコ沢経由の鳳凰三山はとてもハードで怪我からの復帰の一発目という感じではなかった。
手術後ちょうど3ヶ月。3ヶ月のブランクというより今年はあまり山に行ってなかったので、いろいろと心配だった。しかも昨年10月以来のテン泊。怪我無く下山してくるのが今回の最大の目標。
青木鉱泉を10時過ぎという遅い時間にスタート。最初はゆるいが途中からきつくなってくる。樹林帯は蒸していて汗が噴き出してくる。時々現れる沢が涼しくて気持ちがいい。総重量が12キロとテン泊では最低記録。でも、だんだんとキツクなるし、さらに急登となってくる。相当量の汗をかく。鳳凰小屋に着く頃はヘトヘト。
翌日はご来光を見るために4時過ぎにスタート。だんだん明るくなって振返ると空が赤い。地蔵岳で雲海からのご来光。素晴らしい。
ここから観音岳、薬師岳、そして観音岳に戻って分岐から鳳凰小屋へ下った。
この稜線歩きは最高!これがあるから山は辞められない。
ドンドコ沢の下りははじめは良かったが途中から膝がガクガクになり大変だった。怪我をしないようにゆっくり足をおろしていたがキツクなってきた。青木鉱泉に着く頃にはヘロヘロ。体調が絶好調でもキツイのではと思われた。
怪我無く下山できて一安心。きつかったが山の楽しさを再確認出来た山行だった。夏の稜線歩き、今シーズンもう一回くらい行きたいなあ。
重たいテントと寝具を荷ついで、等高線の詰まったドンドコ沢ルートを登る。
平日のため空いていた。中高年の団体が多かった。
関西方面からの方、(奈良、神戸、岡山)からお越しの方が多く人気の山である
なるべく荷物は最小限にしてきたが 足と肩にくる。
樹林帯で暑くジメジメとしているので大汗がでる。
大好きなきのこが沢山生えていて楽しい。
小屋に着き、忘れ物を回収してお礼を言う。グレープジュースを飲む。
テントを設営して(25張りまで張れるそう)夕食の支度
師匠がビールを2本買ってきてくれて乾杯。常温で冷えてる。
チキンカレーと野菜カレーを作って食べ比べをしていると雨が降ってきて撤収
この後かなり本降りに。雨がテントをポツポツと打つ音が大きくなった。
前回お世話になった小屋のお天気おじさんを探していると、
「あの人は佐藤さんといって、忙しいときだけ手伝いに来てくれるんです」とのこと。
夜トイレに行くと、小屋番のイケメンカメラマン 宇佐美氏とオーナー(72歳)が
「明日は晴れる」と教えてくれて、星空を見るように勧めてくれた。
3時起床。雨が止んでいたので、突如御来光を見に行くことに
パッキングの相談で、ガサガサしてしまったので隣のテントの人に
「もう少し静かにお願いします」と注意されてしまう。
食料と雨具だけ持って、いざ三山へ。
ケーンケーンと鹿の鳴き声が響く。
途中、木の間から朝焼けが見えて山火事のように真っ赤っか
砂地に足をとらわれながら、オベリスクに登頂
雲海の中に素晴らしい御来光が見ることができた。
甲斐駒ケ岳の後ろに北アルプスがずら〜っとみえて槍ヶ岳と大キレットが見れた。
地蔵岳でカフェオレとチャイとパンの朝食をとり、観音岳を目指す。
ザックが軽いので稜線歩き楽ちん爽やかな風が気持ちいい
富士山と北岳の肩の小屋も見えた。
師匠が「山は天気だ」とご機嫌だった。
すれ違った若者二人に
雲海の雲が厚いのでこれから雲が上がってくると教えてくれたらその通りになった。
薬師で記念撮影をして戻るとガスってきた。
ショートカットして、小屋へ
テントカバーを干し、乾かす。前日の雨でかなり濡れている。
カップヌードルで食事をし、テントを撤収し、オーナーにお礼を言って
ドンドコ沢を下る。
最初は調子が良かったがザックの重みでが激下りの足にくる。
師匠は大汗をかいてて、食事もできなくなり心配であった。
怪我が治ってばかりの師匠には 前日雨で濡れた下山道や
沢を何度も渡らなければならないこのコースは過酷であった。
忘れ物の回収がなかったら中道か夜叉神峠を下山に使えば、まだ楽であった。
師匠はお風呂で会った人に北岳の方がまだ楽と話していたそう。
青木鉱泉はあまり泉質が効く〜という感じではなく、湧水を沸かしたような温泉であった。
今回良かったことは、‘瓦譴凌紊多い所でのテント泊∪超の稜線8耆荼
そして無事に忘れ物を回収出来てよかった。
師匠様往復の運転と、連れて行ってくださってありがとうございました。
食事について
前日に自宅で粉を溶かして作ってきたポカリが美味しくない。買ったほうが良かった。
保冷が必要であった。
要冷蔵の食品(サラミやチーズ)なども背中が発熱するので保冷しないとダメだ。
汗をかいた時、甘い飴(キャラメルやミルク)は受け付けなかった。
ブドウ糖、ドライフルーツ(特にパイン)が良かった。
グレープ味のグミは良かった。レモンや梅干しがいい。
口の中がさわやかになるウーロン茶やアールグレーのTバックは良かった。
お疲れ様でした〜!
ドンドコ沢を登られましたか、すごいですねぇ。
若かりし頃に冬の鳳凰三山縦走をやったことがありまして・・・ドンドコ沢を下りました。
もう40年近くも昔のことなので記憶が定かではありませんがすごい急下りだったようなような気がします。
記念すべき3000回目のコメントを頂きまして誠にありまとうございます。
師匠の復帰登山にしては、かなり険しいコースで
ザックの重みで振られて、少々ヤバかったですが
おかげさまで無事に帰って来ることができました。
冬の鳳凰三山縦走ですか!?
雪の激下りはかなり怖そうです。
yoshikonさん yukkoさん こんちわっ
お疲れ様でした
僕らは小屋泊でしたが、鳳凰小屋のデッキでもお近くでしたし、青木鉱泉のお風呂も一緒でしたね
降りはへろへろガクガクでしたが、とっても素晴らしい山行でした
鳳凰小屋のテン場をベースキャンプ これはグッドアイデアですね
又、テン泊山行にチャレンジしたいで〜す
鳳凰三山おつかれさまでした〜
centchiroさんと師匠さまもお風呂で話されてたみたいですね!
centchiroさんのレコ オオブネレリの替え歌、会社のトイレで読んで大爆笑でした♪
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