御鉢平一周(黒岳〜北鎮岳〜間宮岳〜北海岳〜黒岳コース)
- GPS
- 08:52
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
07:15 8合目
07:32 9合目
07:59 黒岳山頂
08:25 黒岳石室
09:02 お鉢平展望台
09:34 北鎮岳分岐
09:53 北鎮岳山頂
10:19 北鎮岳分岐
10:31 中岳山頂
10:44 中岳分岐
11:14 間宮岳山頂
11:17 間宮岳分岐
12:35 松田岳山頂
12:49 北海岳山頂
14:03 黒岳石室
14:39 黒岳山頂
15:04 9合目
15:15 8合目
15:42 7合目登山口
全行程8時間57分(休憩時間含む)
天候 | 快晴 \(^o^)/ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
往復1,850円ですが、ネット検索で見つけたクーポンを提示すると1,600円で乗車できます。 リフトは往復600円です。割引は無いです。 運行時間 ロープウェイ 06:00〜19:00 リフト 06:30〜18:30 時期により異なります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
7合目登山口〜黒岳:傾斜がきつく岩場を登る感じですが危険個所はありません。 黒岳〜北鎮岳:一部雪渓がありますが問題ありません。北鎮分岐から北鎮岳山頂までザレ場になっていて滑りやすいです。気を付けましょう。 北鎮岳〜間宮岳〜北海岳:危険個所ありません。 北海岳〜黒岳:川を2カ所渡渉します。 温泉:黒岳の湯(日帰り専用)600円、シャンプーとボディソープあり |
写真
感想
去年登った旭岳からの眺めがあまりにも素晴らしかったので、黒岳方面からも大雪山系を見てみたいと思っていました。
当初は北海道第二位の北鎮岳を目指し、時間と体力に余裕があるようであればお鉢平一周コースを進む計画で準備を進めていました。
前回登った羊蹄山で足がつってしまい思うように登れなかった反省から、ネットで色々と調べてみると発汗による体内のミネラル分の不足が足がつる原因になるということが判明したので、体内のミネラル分の不足を防止する為に、いつもは水しか持っていかないところをスポーツドリンクとゼリー飲料を用意しました。また、バナナも登山には良くないとのこと(カリウムが多く含まれ足のつりの原因となる)なので、持っていくのを止めて長時間登山に備えることにしました。
週末の天気予報でこの日が良さそうだったので朝3時前に札幌を出発してロープウェイ乗り場を目指しました。
5時少し過ぎた位に到着しましたが、すでに沢山の人たちが始発便を待っていました。ネットで見つけたクーポンを見せると往復1,600円でチケットが買えてお得です。
6:00の始発便に乗る為に並ぶと30番目くらいでした。その後どんどん人が増えて始発便は超満員、通勤ラッシュなみの混雑です。最後の人は係員に押し込まれて乗車となりました。
このゴンドラ、CMではありませんが「100人乗っても大丈夫」だそうです。
6:00〜8:00くらいまでは10分間隔で運行していましたので、始発便に乗らなければ余裕があったのかもしれません。
この後のリフトと入山届け記入時には渋滞して登山開始が遅くなりました。
ですので今の時期は6:10以降の便で行くことをお勧めします。
登山口から黒岳山頂までは一気に急傾斜の道を登ります。羊蹄山を経験しておいて良かったです。1時間と少しで登ることができました。
ただ、足がつるのを防止するために入れてきた水とスポーツ飲料などが入ったザックが重くて肩に食い込み痛かったなぁ。
石室はスルーして今日の目標である北鎮岳を目指します。景色があまりにも良いので適度な疲労程度で登っていくことができました。展望台からのお鉢平も良かったです。
北鎮岳分岐では、ザックをデポする人がほとんでしたが、私は水分補給のことを考えてザックは持って登りました。道はザレ場状態で滑りやすいです。注意が必要です。
山頂からは比布岳の他に、旭岳、トムラウシ、十勝岳が見えました。いつか行くつもりです。
北鎮岳分岐まで降りてきたところで体力も時間にも余裕があったので、お鉢を一周することにしました。ロープウェイが19:00最終便となっていましたので十分間に合うと思いました。
間宮岳まで行くと、旭岳から来た人たちと沢山すれ違いました。裾合平経由で進むようです。
間宮岳は広〜い丘の上にポツンと標識があるだけなので山頂という感じがしません。
間宮岳分岐まで行ったところで昼食にしました。とにかく天気が良いので肌がじりじりと焼けてしまいます。でも、涼しい風もあったので良い景色を眺めながらの昼食は最高でした。
後でご一緒した人から聞いたら、丁度その時間帯にお鉢の下の方に熊がいたそうです。出会いたくないですが見てみたかったですね。
北海岳では、白雲岳から来た人が結構いました。黒岳山麓に車を止めて銀泉台〜赤岳〜白雲岳というコースで来たそうです。私もいつか必ず行くことにします。北海道の山で一番高い旭岳、二番目の北鎮岳へいきましたので、三番目の白雲岳は外せないでしょう。
北海岳から黒岳までは2回川を渡渉します。北海沢は雪渓の上を歩けましたが、赤石川は雪渓が崩れそうなので渡るのは無理です。石で出来たコースで渡ります。
赤石川はお鉢平から流れてきているので、手を入れてみるとそれほど冷たくなくて、何だか少しヌルっとした水でした。有毒温泉から出た温泉の成分が含まれているのでしょう。
それにしても、有毒温泉とお鉢平の残雪から流れてきているとは言え、山の上の方でこれだけ水量があることに驚きました。自然の力は凄いです。
黒岳石室に到着すると、これから下山する人、テン泊する人達で賑わっていました。私も最後の登りに備えてミネラル分補給をしっかりしました。
黒岳山頂では、素晴らしい景色を見せてくれた山々に感謝して、名残惜しかったですが後ろ髪惹かれる想いで下山しました。
北海道で生まれた時から生活しているのに、気付かなかった大自然に素晴らしさに感動しました。もっと早くから知っていれば良かったなぁ。
大雪山系は、まだまだ見所がありそうなので、これから計画を練って行くことにします。
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