手強かった乾徳山(8の字周回)



- GPS
- 08:50
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,231m
コースタイム
歩程合計:8時間50分(休憩、鎖渋滞含む)
天候 | 曇り&ガス、少しだけ晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
乾徳山登山口バス停前(乾徳公園前←トイレあり)の無料駐車場(約20台) 朝7:30頃で6〜7台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車場→登山口> *駐車場の前(トイレのある公園の脇)に登山ポストがある。 川沿いに舗装路を歩いて行くと乾徳神社があり、周辺には花がたくさん咲いている。道が林道に変わり駐車場から20分程度で、登山口の大きな標識がある。 <登山口→国師ヶ原→山頂> *熊出没注意の看板を観て、樹林帯をひたすらに淡々と登り、林道を横切ると銀晶水。水はちょろちょろ流れているが、水場には適さない。 *銀晶水から先も単調な登りで少々飽きた頃、開けた場所に出た所が錦晶水。水量豊富で水場としてはもちろん、休憩場所にも最適。 *錦晶水から少し先の原っぱが国師ヶ原で、ルートがクロスしており八の字周回で歩くには重要なポイントである。辺りには鹿がたくさんいるようだ。休憩には適した場所である。 *晴れていれば眺めが良いであろう草原を登って行くと、月見岩のある扇平。道満尾根からの合流点にもなっている。ここも休憩場所には適した場所である。 *扇平らからは奥秩父や八ヶ岳を彷彿させる苔生した登山道となるが、岩場・鎖場が現れると山頂が近いと感じる。ここの岩場や鎖場は相応の注意が必要。 頂上直下の1枚岩の鎖場は、3点支持の基本と腕力・握力が必要。 右手に迂回路もあるが、迂回路も岩場であり、梯子が2ヵ所掛かっている。 *晴れていれば絶景であろう山頂は岩場で狭い。休憩するには少し先に進んだ所にいいポイントがある。 <山頂→国師ヶ原→道満尾根→駐車場> *黒金山・水のタル方面に下って行くと分岐があるので、左手に折れて下って行く。 淡々とした急な下りで、滑りやすく何とも嫌なルートである。 ピンクのリボンが付いてあるが、注意しないとルートを外しかねない。疲れて飽きた頃に、ようやく高原ヒュッテの道標がある。 *高原ヒュッテあたりは国師ヶ原と一体になっていて、鹿の群れが多い。 国師ヶ原の分岐は道満尾根方面に向かう。しばらくは歩きやすい道になっていて、富士山を眺めるにはいい場所なのだろう。 *道満尾根に入ると左手に車道を確認できる。迷うことはないがルートが入り組んでいて、滑りやすく歩きにくい。車道と別れて尾根を下り、少し登り返すと展望のない道満山山頂。 *徳和集落が眼下に見え始めて、暗い森の中に入ると徳和峠。徳和峠からジグザグに下って行くと集落のある登山口に出る。 舗装路の先には、鉄扉があってチェーンが巻かれている。墓地・お寺(吉祥寺)を 越えて、集落の舗装路を下って行くと駐車場に着く。 *駐車場の近くに売店(茶屋)あり。バス待ちのハイカーはここでのんびりできる。 |
写真
感想
*今までに数回、山行を延期した経緯のある乾徳山。今回は天候回復に期待しての計画ではあったが、富士山はもちろん展望なしの山歩きとなってしまった。
*駐車場(バス停)のある徳和集落は、感じの良い集落で乾徳山ハイカーを暖かく迎え入れる雰囲気があった。公園内のトイレも綺麗だし、集落の方たちも親切だった。売店でいただいた“お疲れ様のかき氷”の味は格別だった♪
*往路の淡々とした途切れない登りは飽きるので、銀晶水・錦晶水の水場はありがたい。
*国師ヶ原はいい休憩ポイントなのだが、鹿が目障りだ!1〜2頭なら感動♬もあるが、群れを成していると少し恐怖感が生まれる。
餌を与えているハイカーを見かけたが、人を見ると寄ってくるのは、そのせいかもしれない。
*草原・高原・苔生した森林もあって、岩場・鎖場もある乾徳山は魅力満載の楽しい山なのだろうが、展望が得られなかったので、個人的にはモチベーションダウン。
*岩場・鎖場はそれなりの基本と注意が必要なレベル。渋滞が起きるのは仕方ないが、登っている人の焦りと、待っている人のイライラ感はとても危険であると感じた。
*下山道となっている水のタルルートは、淡々とした急降下である。ピンクリボンはるものの、ルートがあちこちに付いていて(ショートカットのため?)注意が必要。途中、沢を下ってしまっているか?のような感覚になる。
*下山に使った道満尾根も淡々とした急降下。迷うことはないと思うが、ショートカットに歩くルートが数多く交差する。左手下には、大平高原に向かう車道があるので、いい目安になる。
道満山を過ぎると集落が視界に集落が見えてくるので安心するが、疲労で足を滑らすことしばしば。
*登山口から集落の舗装路に出れば、道標もあるので駐車場までは問題なく歩ける。
*標高・距離の割には時間を要し、疲労度も高かった。次回歩くならば、晴天・快晴の日に歩きたい!
帰路には売店(桃・ブドウ)や日帰り温泉もあり、山歩き全体を満喫できる場所であることには間違いない。
ありがとうございました。
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