竜口尾根縦走と大峰の大パノラマ(笙ノ峰-又剣山)



- GPS
- 07:29
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,571m
- 下り
- 908m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:24
天候 | 晴、曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
又剣山新登山口:7-8台停められる舗装駐車場。お手洗いはありません。ここからR169への道は、ずっと舗装されていますし、そこまで狭くもありませんが、落石が多いです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【小処温泉-笙ノ峰】最初は植林帯の中を折り返しながら斜行して登ります。800mほど登るわけですが、さほど辛くはありません。危険箇所もありません。時々林道に出ます。林道が終わってからは尾根歩きですが、歩きやすい道です。地図では、笙ノ峰へは北から回り込むように書かれていますが、途中の分岐点から尾根を東へ辿れば山頂に出ます。この箇所も特に問題ない道です。 【笙ノ峰-逆峠】地図では、笙ノ峰から東へは2本の道が走っています。逆峠に行くには北側の道を歩かなければいけなそうですが、南北の稜線に出てからでも行き来することはできるので、今回は北の道は通らず、南の道を通りました。ただ、稜線の西側でショートカットしようとしたら、踏み跡の薄いところを無理に通ることになってしまい、現実問題しっかり東の稜線に出てしまった方がいいような気もしました。ここから逆峠への道も、地図には載っていませんが、尾根をまっすぐ登るだけなので特に問題はありません。 【逆峠-西大台シンボルツリー-竜口尾根展望台】ぺこぽんたさんが正しい道を歩いてくれたのに、GPS上で北にずれているように思ったので、変な道を歩いてしまいました。きちんと踏み跡はあるので、北東に向かえばいいようです。その後は西大台のハイキングルートに合流しますから、道は明瞭です。シンボルツリーについては、ヤマレコのランドマーク地点よりも北にあります。ここから戻ってくる道は、少しわかりづらいですが、大迷いするほどのことはありません。尾根道は細かいアップダウンがあり、そこそこ疲れます。展望台へは、尾根から東に少し歩く必要があります。当たり前ですが、岩から滑落しないように注意。 【竜口尾根展望台-又剣山-登山口】丸塚山山頂は、一度西に巻いてから急登を登ってしまいました。それ以外はそこまで急登はありません。危険箇所もありません。テープはあまり多くはありませんが、慣れている人なら迷わないでしょう。又剣山山頂からの下山は、かなりすぐです。 |
その他周辺情報 | 小処温泉700円。露天風呂あり。 |
写真
感想
最近、フォローしていた方が数組竜口尾根(りゅうごおね)に行っておられたので、流行っているのかも知れないと思い、流行に取り残されてはならじと計画を立てました。しかし、天候不順のため2週間延期。今回は好天に恵まれ、行ってきました。プランとしては、先月ヤマノボラーさんが行っておられた縦走ルートを参考にし、しかしそれとは逆で、小処温泉からスタートして、又剣山新登山口に降りるものです。まず、上北山村道の駅に集合し、自動車2台で又剣山新登山口に片方をデポしてもらい、その後小処温泉をスタートして、笙ノ峰-逆峠(さかさとうげ)-西大台シンボルツリー-大蛇展望台-丸塚山-又剣山と回って降りてくる予定。それでもって、今回はぺこぽんたさんにほとんどの箇所で先導を丸投げしました。というのも、ここ数ヶ月で竜口尾根の北半分、南半分をそれぞれ歩いておられ、それなのに今回もわざわざご参加頂けるという物好き、もとい、ボランティア精神にあふれた方です。
最初は植林帯の中を登ります。笙ノ峰までの4.4kmでほぼ800mを登るので、結構急登に思えたのですが、さほどつらいという印象もなく、わりに無理なく登れました。なお、このパートで、生まれて初めてヤマビルが自分のパンツを這い上がってくる場面に遭遇。そうか、やはり気をつけないといけなかったのだと反省。笙ノ峰の手前あたりから、地図に載っていないルートを織り交ぜていきますが、それがうまくいった箇所もあれば、私が先走って失敗した箇所も。せっかくぺこぽんたさんがリードして頂いているのに、余計なことしてすみませんでした。
逆峠は峠という名前ですが山頂です。ここから、西大台シンボルツリー(カボチャのような木)まで行き、また展望台から大蛇瑤鯔召澆泙靴拭ただ結論から言えば、竜口尾根の展望台の方がよく見えたので、時間次第ではここまで来なくてもいいのかも知れません。
その後尾根道を辿って展望台へ。残念なことに9時頃は青空とほどよい雲が出ていて、絶好の眺望日和だったのですが、この時にはかなり空が白くなっていて、光の具合ももひとつでした。とはいえ、大蛇瑤尾根を這い上がるように伸びているさまを目の当たりにすることができ、まこと感動ものでした。また、ここからは名瀑百選にも挙げられる中の滝と、西の滝を遠望することができます。
さらに南に歩いて丸塚山から又剣山(またつるぎやま)。ここまでも何度か見えていた、西側の大峰諸峰が実にきれいに見えます。大普賢-稲村-行者還-弥山-八経-釈迦-大日と一望できるのは素晴らしい。一度通して歩きたいなと思い返した次第です。下山後はデポした自動車で小処温泉まで移動---の筈が、途中派手な落石があり、危うく立ち往生するところでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する