記録ID: 330103
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
長野県飯田市 池口岳(信州百名山、静岡百山、南アルプス深南部)
2013年08月03日(土) ~
2013年08月04日(日)


- GPS
- 36444:46
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 898m
コースタイム
※ 発着時刻:始点は発時刻、他は着時刻。 移動、休憩、は次地点迄の時間。
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
避難小屋 05:20 0:55 0:05
面切平 06:20 1:23 0:10
黒薙の頭(朝) 07:53 1:13 0:20
ザラ薙平 09:26 1:44 0:10
池口岳北峰 11:20 1:30 0:55
ザラ薙平 13:45 1:00 0:00
黒薙の頭(昼) 14:45 1:20 0:10
面切平 16:15 0:25 0:10
避難小屋 16:50
移動時間合計:9時間30分 休憩時間合計:2時間00分
地点名 発着時刻 移動時間 休憩時間他 備考
避難小屋 05:20 0:55 0:05
面切平 06:20 1:23 0:10
黒薙の頭(朝) 07:53 1:13 0:20
ザラ薙平 09:26 1:44 0:10
池口岳北峰 11:20 1:30 0:55
ザラ薙平 13:45 1:00 0:00
黒薙の頭(昼) 14:45 1:20 0:10
面切平 16:15 0:25 0:10
避難小屋 16:50
移動時間合計:9時間30分 休憩時間合計:2時間00分
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中野市内12:45==13:00信州中野IC==15:15松川IC==16:55避難小屋 〔復路〕 17:15避難小屋==18:15信州たかもり温泉20:00==20:15松川IC==22:45中野市内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔アクセス〕 松川ICから飯田市市街地についてはカーナビの案内に従えば問題なく走行できます。 県道251号線に入ると普通乗用車がすれ違い出来ない程狭くカーブの多い区間が有りますので注意が必要です。 国道152号線より南信濃和田(下大島)に入ると左手に『池口岳入山口』の立派な看板が出て来ます。ここから道幅が狭く登りも急な山道へ入って行きます。対向車や生活をされている方に気を付けて運転をします。 公共交通機関は路線バスが有る様です。 <参考> http://www.shinnan.co.jp/sb/sb01_11_2h1.html 〔売店・トイレ・駐車場・登山ポスト〕 国道沿いに幾つか飲食店や自動販売機が点在しています。途中1カ所公衆トイレの存在を確認しています。また、登山道入り口にもトイレ(紙なし)が有ります。 駐車場は避難小屋(プレハブ)の脇や登山道入り口に付近に数台、州者出来るスペースが有ります。登山ポストは登山道手前で民家の脇に設置して有りますので、交通の支障をきたさない時間で利用する必要が有ります。 〔避難小屋〕 プレハブを利用した宿泊が可能な小屋です。畳敷き12畳ほど広さで、雨風は十分に凌げます。 炊事場やトイレ・水は一切なく、暖房設備も有りません。お膳とストーブを置く台が有りました。管理者のもちモノと思われる毛布が2枚程棚に有りました。 宿泊での利用としての注意点ですが、夜中に虫の徘徊により睡眠を邪魔されます。「カマドウマ」が犯人ですが、物音を立て顔に張り付き睡眠をさまだけられるのは覚悟して下さいね。(;一_一) 今回は「蚊取り線香」を3巻程使って虫をいぶり出しましたが、カマドウマには効果はなかった様です。 〔登山道〕 距離が長く持久力が必要なコースとなっています。道標は少ないモノのマーキングが多数有り、踏み跡も確りしているので迷い道の心配は低いと思います。但し途中幾つか有る「作業堂」や「けもの道」「巻道?」など、不注意で入り込まない様に注意は必要です。 数か所ある崩壊地を通行する際は道幅が狭く足元も崩れやすい個所が有るので、滑落・転落に注意が必要です。 潜んでいる木の根や石でのスリップによる転倒にも注意が必要です。 またトラロープが2地点3カ所有り、若干の登攀となりますので、不意の滑落や転落に注意して下さい。 熊が出没するとの事です。避難小屋の日誌に寄れば、夜中小屋の周りを歩く熊がいたと記録が有りました。 ビューポイントは山頂では期待出来ず、各崩壊地にて池口岳の双耳峰や「利検沢の頭」の先で、南アルプスは「塩見・赤石・大沢・聖」などが見渡せるポイントが有りました。ここも崩壊地なので転落に注意が必要です。 全般的には針葉樹や広葉樹の林の中を歩くのが大半となり、山頂も木々が有り眺望は聞きませんが。広くお昼ご飯を食べるには適した場所と思います。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
寝袋 1
飲料水 1
行動食 2
着替え 2
|
---|---|
共同装備 |
ストーブ 1 ジェットボイル
鍋 1
無線機144&430 2
水 2L
シート 2 カバーと保温タイプ
|
感想
1.5日にて池口岳に行って来ました。同じ長野県なのに高速道路を利用しても、移動で最低3.5時間は掛かる場所です。同じ時間で東京や名古屋に行けてしまいます。(@_@;)
今回は我がリーダーが信州百名山にあと数座との事で、昨年に「鋸岳」に続きアシスト山行にて「池口岳」へ登りました。
登山口近くに避難小屋が有るのでこれを利用し、次の日の朝早く出発出来る様な計画を立てました。
土曜日のお昼に出発する為、睡眠や準備に余裕が出来て良かったのです。避難小屋は畳が敷かれ先ず先ずの快適性が有り、楽しい晩御飯を頂く事が出来ました。
プレハブ小屋なので、結構隙間が有って虫の徘徊が否めませんが、蚊取り線香を一晩で5巻を焚き上げて燻し出しました。
で、快適な睡眠のはずだったのですが・・・(−−〆)
カマドウマの襲撃を3回食らい、得体のしれない生物の放つ「異音」で睡眠を妨げられました。
後の二人は結構寝ていたので問題は無かった様ですですが・・・・
池口岳は距離と長く時間も掛かる山で、しかも山頂から眺望も良くない、と聞いていました。でも歩くと良さが判った様な気がします。特に芽吹き前か新緑の時期、落葉に時期に登れば、眺めも良さそうで残雪や冠雪した南アルプスの山々が端の出来るのではないでしょうか?
この時期はやはり緑輝くコケや木々の葉が綺麗で、黒薙やザラナギなど崩壊地から眺められる山々が素晴らしかったです。
所々急登はあるモノの、水平道が多く無理のない山行で楽しく歩けた気がしました。
ザックの荷物を6Kg程度に抑えた事も良かったかもしれませんね。
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コメント
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遠征お疲れ様でした。
同じ県内でも遠いですね。
カエンダケ、写真を見たのは初めてです。
カマドウマの襲撃、恐ろしいです
ヤマノートも始まったようですが、兄さんの記録はいつも詳細に作られてとても参考になる記録ですね
kinta兄さん、みなさん、遠征お疲れ様でした〜
北信や東信に住んでいると
馴染みのない山域ですが
登山口での宴会宿泊付きで行くと体もラクですね。
CLさん、信州百名山達成間近ですか!
頑張ってくださいね!
13B兄さんコンバンワです。
カマドウマ、慣れればどうって事はないのですが、「がさがさ」音には参った参った(となりの神社)。
農業用防虫用ネットを一準備して望みたい所です。
記録はもう少しドラマスチックに行ければ・・・・、どうもドキュメント風になってしまいます。^_^;
やっぱり「どんなもんじゃい!」かな。
saku姉さんコンバンワです。
南アルプス、奥深くあなどり難し、意外と面白いかもしれません。でも移動時間が・・・。今年の忘年会は我がCL 信州百名山のお祝い会も兼ねるかも!!
kintakunteさん
こんにちわ、ご無沙汰しています。
私のレコに温かいコメントを頂きありがとうございます。南の方はあまり縁がありませんでしたので、とても新鮮な刺激がありました。貴兄が登られた池口岳も初めて知りました。池口岳も同様だと思いますが、南は奥が深く手ごわい山が多いですね。
いつも玄人好みなレコをありがとうございます。
信州百名山なんてのがあるんですね、初めて知りました。
しかし虫は嫌だ。カマドウマが周りにゴソゴソ居たら眠れそうもありません。やはり僕なんかはテント必須かな。もしくは防虫ネットを準備しよう
umasouさん、コンバンワです。
私も虫でこんなに苦しんだのは初めてでした。しかもどこでも寝れるのが得意なのに、「がさ・ごそ」音が弱いとは・・・・修業が足りませんね。
senさん、お久しぶりです。
あの時あのタイミングで南アルプスを歩かれていたなんて、ちょっと感動しました。実際はsenさんが下りてから南アルプスを眺めた次第ですが・・・・
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