槍ヶ岳 【北鎌尾根断念】
- GPS
- 09:36
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,125m
- 下り
- 2,132m
コースタイム
- 山行
- 8:33
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:35
天候 | 小雨のちピーカン |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
新穂〜槍平 もう夏道です、滝谷の渡渉は明るければよっちゃん。 槍平〜穂先 千丈乗越付近は残雪があるけど迷うことはない。夜中以外はアイゼンはいらないと思う。西鎌尾根ルートは残雪がありません。 |
その他周辺情報 | 安定のひらゆの森。500円 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今日は午前中まで天気が持ちそうな予報、行くしかないな北鎌尾根ワンデイ。睡眠時間はほぼ0だが頑張ろう。
金沢は雷雨で土砂降りだが雨雲レーダでは北アルプスは大丈夫そうだ。高速をぶっ飛ばしていく、深夜割引の時間前だったので適用されないのが悲しかった。
登山届を出して深夜0時過ぎのスタート、小雨が降っていた。ザックにはアイゼン、ロープ、防寒、食料満載…、この時期の北鎌尾根は装備が重くなるのであまり人が行かないからいい。
ガシガシ進んで滝谷に到着、橋は架かっていないから渡渉しよう。暗闇なのでうろうろ探して見つけました、結構上流まで来てしまった。ここをクリアするともう安心、またガシガシ進んでいく。しかし腰が痛くなりペースが落ちていく、3日前に腰を痛めた影響だ。
更に槍平手前で足が進まなくなってきた、まさかくたばっている?…。そういえば昨日も熱疲労で大変だった、2日連続で暑さにやられて体力がなくなっているのか。こんな経験は初めて、もしかしてコロナに感染しているんだろうか…。腰の痛みとのダブルパンチだった。
槍平からは休憩ばかりしながら進んでいった、もう北鎌尾根どころではない、穂先に行けるかもわからない程の体力消耗だった。千丈乗越への分岐付近で夜が明けてしまった、本来ならば槍の肩での予定であったから大幅な時間遅れだった。この先は飛騨乗越まで急登が続く。いつもならロケットダッシュするところだが今日は50歩進んでは足が止まる牛歩です。
山の呼吸は使えず乱れっぱなし、しまいには30歩進んでは足が止まるようになった。過呼吸気味になり辛くて苦しいけど、せめて穂先だけでも頑張って行こう。やっと稜線に到着、穂先が見えるとモチが上がるはずだが元気が出ない。トボトボ歩いてピクろう。
小屋前では穂先から降りてきた人とご挨拶、どこから来たのかと聞いてきたので新穂0時過ぎ発と答えたら、すごく早いですねと言っていた。いいや、マジで遅い。こんな体力では山を楽しめませんと言いたかった…。
上には小屋泊の人が取りついていた。ゼイゼイ言いながらよじ登る、ここは他の人よりも早かった。
さあピクリました、北鎌尾根を恨めしそうに眺めた。今日の体力ではここまで、マジで情けないっす。絶景を堪能したら帰ろう。サックっと下り先行者を抜き去り西鎌尾根から千丈乗越へ向かう、このルートは雪が全くないので安全です。
帰りも休憩しながらゆっくりと下山、新穂に着くころには山は雲の中でした。今日は情けない山行だったのでもっと鍛えて強くなろう…。。。
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