槍ヶ岳（中房温泉−大天井岳−上高地）

2013年08月06日(火) ~ 2013年08月08日(木)

• GPS: 49:00
• 距離: 35.8km
• 登り: 2,732m
• 下り: 2,666m

コースタイム

1日目：中房温泉6:10-8:49合戦小屋9:00-9:50燕山荘10:00-大下りの頭-12:14大天井岳分岐-12:44大天荘13:15-13:25大天井岳山頂13:40-13:50大天荘
2日目：大天荘5:20-5:37大天井岳ヒュッテ-7:47ヒュッテ西岳-8:53水俣乗越-10:31ヒュッテ大槍-11:30槍ヶ岳山荘11:40-12:10槍ヶ岳頂上12:15-1240槍ヶ岳山荘-13:09殺生ヒュッテ分岐-14:21天狗原分岐-15:00大曲-15:45槍沢ロッジ-17:01横尾山荘-新村橋-徳沢園-18:50明神館
3日目：明神館6:00-7:00上高地バスターミナル

天候

6日；雨のち晴れ
7日：快晴
8日：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR穂高駅ビジネスホテル前泊、穂高駅5:05発のバスで中房温泉へ
復路：上高地バスターミナル8:00発のバスで新島々駅へ

コース状況／危険箇所等

【道:危険個所】ヒュッテ西岳〜水俣乗越への下りの長いはしご（2つで50段以上）と槍頂上へのはしごが高度感があり慎重さが必要。
【道：道迷い】私自身二か所で道を間違えました（赤石岳-西岳間、水俣乗越先）。両方とも人が入っていった形跡があり、特に赤石岳-西岳間は5分ほど進み、まだ道跡はあるものの進む方向が地図と異なることに気付き引き返しました。
【山小屋情報】
燕山荘:早目の昼食をとる予定でしたが食事は11:00からとのこと。ご注意を。
大天荘：新館に宿泊しましたがまあまあきれい。平日ということもあり（WEBによる事前予約の特典？）布団に一人で寝ることができました。食堂で9時までTV視聴可能。トイレは男女共用で個室が二つしかないため人が並んでいることもしばしば。その際は外トイレの使用がおすすめ（ただしトイレットペーパーはありません）
ヒュッテ西岳：ハーゲンダッツバニラが売ってます。
槍ヶ岳山荘：ここもアイスあり。アイスで元気を復元するのでアイスがある山小屋は貴重です。

写真

8/6 5:55

【初日】
中房温泉バス停

8/6 6:06

登山口にある登山届ポスト

8/6 6:14

北アルプス三大急登「合戦尾根」
登山口直後から急な坂が続きます。

8/6 6:34

登り始めて約30分で水場があります。

8/6 7:02

第一ベンチ。雨が降り始めたため休んでいる人はいません。

8/6 7:38

第三ベンチ標識。

8/6 8:59

合戦小屋全景。左の小屋で名物のスイカを売ってます。

8/6 9:04

合戦小屋を過ぎると登り一辺倒ではなくなります。

8/6 9:15

尾根の途中でこの山行初の「槍」が登場・

8/6 9:22

ちょっと注意が必要な岩場。

8/6 9:49

燕山荘に到着。雨がやみ、穂高、槍、鷲羽など百名山がズラリ。

8/6 9:50

蛙岩方面へ向かう尾根。風が冷たいものの眺望がよく、とても気持ちいい尾根歩きができます。

8/6 10:13

尾根道とその先にある槍ヶ岳。

8/6 10:28

岩と岩の間から顔を出す蛙岩。

8/6 10:33

蛙岩。岩の右に踏み跡がありますが正解は左にトラバース。

8/6 10:49

大下りの頭から見た槍と北鎌尾根、鷲羽、水晶方面。

8/6 10:51

槍穂先から延びる東鎌尾根と北鎌尾根。これから登る東も結構厳しそう・・・。

8/6 10:57

奥に見えるのが、初日の宿泊地大天井岳。

8/6 11:19

大下りの頭を下るといったん森林限界を脱します。写真は登りのはしご。

8/6 11:48

再度森林限界となった尾根道

8/6 12:07

鎖とはしごによる下り。

8/6 12:14

大天井岳下の分岐。右は大天井岳をトラバース。私はニ百名山に敬意を表し左へ。

8/6 12:22

大天荘までの登りは結構足に来ます。

8/6 12:44

宿泊する大天荘。平日に加え事前にWEBで予約をしたためか、周りの方よりゆったりめ（布団1枚に一人）で泊まることができました。

8/6 13:25

天気がよかったので荷物を置き手ぶらで大天井岳へ。

8/6 13:35

頂上にはだれもいなかったため10分ほどお昼寝しました。

8/6 13:50

下山しキリン氷結で一人乾杯。

8/7 5:20

【二日目】
朝日に当たる前穂高、奥穂高、北穂高。

8/7 5:37

大天井ヒュッテ。既に出発したのか、ひっそりしていました。

8/7 5:49

西岳にむかう途中にあっコバイエケイソウのお花畑。この辺りは高山植物が豊富です。

8/7 6:09

ビックリ平。名の通り一気に眺望が開けます。

8/7 6:11

ビックリ平からみた鷲羽岳、水晶岳、野口五郎岳。

8/7 6:17

赤岩岳方面へ続く道。この辺りも気持ち良く歩けます。

8/7 6:18

右から槍ヶ岳、大喰岳、中岳。東鎌尾根がとてもきれい。

8/7 6:26

登山道と槍。

8/7 7:23

お花畑。

8/7 7:28

何度も撮ってしまう槍全景。

8/7 7:47

西岳小屋前から見た槍ヶ岳。

8/7 8:00

西岳小屋から東鎌尾根（水俣乗越）まで一気に下ります。

8/7 8:05

この下りのはしごは合計で52段。結構高度感があります。

8/7 8:11

はしごを下から見たところ。

8/7 8:53

水俣乗越。意外と地味な分岐でゆっくり休むスペースはありません。ここから東鎌尾根が始まります。

8/7 9:22

連続するはしご。ここからは登り一辺倒です。

8/7 10:58

槍が近づいてきました。左に降りると殺生ヒュッテ。

8/7 11:26

槍ヶ岳山荘。

8/7 11:27

槍ヶ岳山荘から見上げた槍穂先。

8/7 11:30

槍ヶ岳山荘

8/7 11:50

槍穂先の核心部。

8/7 12:10

槍頂上。

8/7 12:12

槍頂上から見た西鎌尾根。

8/7 12:48

槍穂先全容。

8/7 13:09

下山し通過した殺生ヒュッテ分岐。

8/7 13:33

雪渓の切れ目をわたります。ここで水の補給が可能。

8/7 13:39

ヒュッテ大槍分岐。

8/7 14:05

一気に下ります。

8/7 14:21

天狗原分岐。

8/7 15:00

槍沢大曲分岐。

8/7 15:03

沢を渡りきった所で撮りました。

8/7 15:09

だんだん傾斜が緩くなり・・・。

8/7 15:15

沢沿いのの道が続きます。

8/7 17:01

横尾山荘。宿泊者が多く部屋以外の宿泊になると聞き、公衆電話で明神館の予約をし下山しました。

8/8 5:39

【三日目】
宿泊した明神館。

8/8 5:49

河童橋から撮影した焼岳。

撮影機器：

NEX-7 SONY

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

ツェルト

1

一眼レフ

1

コンパクトデジカメ

１

ヘッドライト

２

エイドセット

1

行動喰

２

防寒着

１

レイン着上

１

レイン着下

１

ホイッスル

１

ウォーターサーバー１．５Ｌ

１

感想

ikegami120

【初日】
合戦尾根はさすがに北アルプス三大急登といわれるだけに、前半結構きついものの合戦小屋を過ぎしばらく経つと傾斜が弱まります。尾根の途中で一旦雨はやんだものの、予報では午後が雨だったため、先を急ぎ燕岳には登りませんでした（ちょっと後悔・・・。）
燕山荘から大下りの頭までの尾根道は天気が良ければ爽快な山歩きができると思います。
【二日目】
大天井ヒュッテからヒュッテ西岳まではお花畑もあり気持ちよく歩けます。
ヒュッテ西岳からの下りは急降下なので慎重に・・・。
森林限界と森林地帯が何度か入れ替わりますがその都度風の強さが変わるため、アウターを着たり脱いだりし結構大変でした。東鎌尾根は観ていたよりも大変ではなく、槍がだんだん近づいてくることに元気をもらい、あっという間でした。
槍穂先は、大渋滞で往復一時間かかりました。槍から下りた後�‘邀拆�屋�∩篳疹�屋�２Ｈ�山荘のいずれにむかうか悩みましたが、お風呂に入りたい一心で時間が一番かかる横尾山荘を目指すこととしました。
結局的には明神館まで下山し、二日目の行動時間はなんと14時間弱。両足計6箇所のマメができ、なんとかたどりつくという山行でしたが、お風呂で体をいやすことができました。
【三日目】
両足を引きづりな柄ゆっくりとバスターミナルへ。やっぱり南岳小屋へ行けばよかったかなぁ・・・。