【夏山の訓練で】北ア前衛・東又谷コース登山口から僧ヶ岳往復
- GPS
- 06:45
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,235m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
天候 | 曇り時々霧雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下草の刈り払いがされたばかり(というか、現在進行形…苦笑)のため、雨上がりにもかかわらずストレスフリーで登れました。 |
その他周辺情報 | モンベルヴィレッジ立山でマンゴーパフェを食べた。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
カメラ
テント
シェラフ
アームウォーマー
スパッツ
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感想
この夏、久しぶりに宿泊を伴う山行を企画しているため、その訓練を兼ねて7月3日に地元・富山県の僧ヶ岳に東又谷コース経由で登ってきた。
僧ヶ岳には前年の10月に弟子(妻)と烏帽子尾根登山口から往復したけど(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2653484.html)、その時から次は東又谷コースで登ってみたいと考えてた。一方、この夏に企画している山行は標高差1,500 mをひたすら登るコースで、今の自分が企画を実現できるか実地で練習をしようと考えた時に、東又谷コース経由での僧ヶ岳が「第2候補」(苦笑)に上がり、「第1候補」が梅雨の大雨で回避となった結果、僧ヶ岳に行くことになった。当初の予定では駒ケ岳まで足を延ばすハズだったけど、富山も未明まで雨が降っており、4:30登山開始予定を6時半に繰り下げた影響などにより、今回は見送った。
午前5時くらいまで雨が残るとの予報だったため、朝は4時半に起床。『キャラメルハウス』(自宅)を5時過ぎにクルマで出発。すでに雨が止み、路面も大部分が乾いてたけど、国道8号を移動中に雨がザーザー降ってきた…。しかし、魚津で国道8号を離れ片貝川沿いに上ってくと、雨は止み、朝日が照りつけ眩しいくらい(苦笑)。東又谷コース前の駐車スペースにクルマを入れる。先客は2台で、私は3台目だけど、ロケーション的にみんながみんな僧ヶ岳に登ってるとは限らない。
6:37に東又谷コース登山口より入山。さっそく急坂に取り付く。訓練のため宿泊前提の荷物になっており、いつもの日帰り登山では持ち歩かないソロ用シェルター、シュラフカバーや、ここ最近荷物から外れてたガスカートリッジやストーブが荷物に入ってる。当たり前だけど、重たい(苦笑)。しかも、夏の日差しが、暑い。やっぱり、今の時期にここを登る時には4時台じゃないと苦しい(苦笑)。荷物が軽かったら伊折山までノンストップで上がろうとしただろうけど、このコンディションでは無理で(苦笑)、入山ジャスト1時間で10分休憩。暑いので、アームウォーマーは外し、半袖だけになった。
誤算だったのが持ってきた水が少ないこと。もともと準備は1.5リッター+カップ麺用のお湯だけで、登山口周辺でテキトーに採水するつもりのハズが水が採れるような場所が無く、追加の水の補充をせずに入山したけど、暑くて水の消費が早かった(苦笑)。ちなみに、駐車スペースから谷に下りる踏み跡があり、下山時には谷で採水した(笑)。
登り始めは日射しに苦しめられたけど、標高1,000 mを越えたあたりからガスのなかに入り、日射しは無くなったけど展望も無くなった…。宇奈月側のルートほど歩くひとが多くない東又谷ルートだけに、雨上がりだとヤブの雨露で全身ビショ濡れも覚悟していたんだけど、すでに今シーズンの下草刈りが行われたばかりで、そっちの意味においてはストレスフリーで歩けた。伊折山に8:15に到着。ここから先は急坂は緩み歩き易くなったけど、さらに上ってくと、弱い霧雨になった…。成谷山に到着する寸前に後ろから来た登山者に追いつかれる。彼は駒ケ岳まで往復するつもりだけど熊鈴を忘れてきて心細いのか、駒ケ岳まで行くことをしきりに勧めてきた(苦笑)。
成谷山を過ぎると幾分ガスが晴れ、この先の状況がみえるようになった。僧ヶ岳の頂上まで標高差は約250 mのためすぐ着きそうだけど、そんなに甘くないことが分かった(苦笑)。登山道脇の枝に、赤い液体が入ったペットボトルがデポされてた。どうやら何かの燃料のようだ…と思いながら歩いていると、除草作業中のおじさんが居た(苦笑)。こういう登山道保持活動を行っているかたが居るからこそ、我々が山歩きを楽しめているということを忘れてはならない。成谷山から僧ヶ岳までの間は細かいアップダウンが多く、意外に時間がかかる。成谷山から56分で、駒ケ岳まで往復予定の彼しか居ない僧ヶ岳頂上に10:14到着。頂上ではカップラーメン(明星 至極の一杯 鶏コク醤油ラーメン)やサラミを喰った。
せっかく登った僧ヶ岳頂上だけど、ガスで展望は殆ど無し。一瞬だけ駒ケ岳が姿をみせたけど、すぐにガスでみえなくなった。彼は予定通り駒ケ岳へ往復しに行き、私は下山にかかる。最初のうちはガスが薄くなってまた駒ケ岳が姿を現したけど、こっちが高度を下げるとまた何もみえなくなった。下山中、僧ヶ岳にこれから登る登山者3組/6人とすれ違った。最後にすれ違った若い兄ちゃん2人は重装備っぽかったので、どこかでテン泊かもしれない(今の時期は、水の問題は雪渓を使えば解決する)。成谷山で休憩し、さらに伊折山で休憩。伊折山で最後の500 mlに手を付ける。伊折山からは急な下り。上りの時のような直射日光が照りつけるような灼熱地獄かと思いきや、陽は射さず、風もあって意外に良いコンディションだった。伊折山からはノンストップなら1時間で登山口まで下りれる自信があったけど、あまりの急坂に脚の疲労がたまってか足取りが怪しくなってきたので、伊折山から44分目(ヤマレコMAPアプリの4回目のアナウンス)で、休憩。ここで500 mlの残り2/3のうち半分を消費。残りは下山時用に取っておいた。休憩の後16分の歩きで13:22に登山口に戻った。伊折山から正味ジャスト60分(苦笑)。クルマに戻って荷物を下ろしたら、まず残りの水分補給をし、駐車スペースから谷に降りる踏み跡をみつけ、谷にカラのペットボトルを持って下りて、これまで我慢してた分をたらふく飲んだ。
ここ最近に無い重い荷物を背負ったダメージが大きく、また、渇水に苦しむなど(苦笑)本格的な夏山シーズンを前にイロイロ課題もみえた山行になった。
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