【リセットの森、蓼科山ダブル】


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,327m
- 下り
- 1,317m
コースタイム
05:25 赤谷の分岐
05:35 蓼科山荘
06:00 蓼科山山頂
06:20 蓼科山荘
07:00 大河原ヒュッテ
07:30 双子山山頂
08:00 双子池ヒュッテ
08:45 亀甲池
09:20 天祥寺平
10:10 蓼科山荘
10:35 蓼科山山頂(2回目)
11:10蓼科山荘
11:55 大河原ヒュッテ
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後佐久の町を経て八千穂高原 翌日麦草峠を越えて実家方面へ 大河原峠の駐車スペースは土曜の朝はすいていましたが下山後は満車でした |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は一切なし |
写真
感想
立山の帰りに佐久南で高速を下りて佐久の町へ。夜も遅かったのでコンビニ前で支度を済ませ、夜食を買い込み、鹿やらキツネやら飛び出して来る峠道をハイビームで走り大河原峠へ。満天の星空眺めてから仮眠。
暗いうちに登って山頂で朝日なんて思っていたのだが、すっかり寝過ごしてしまい5時前に慌てて出発。誰もいない森をヘッドランプで進むも途中で夜明け。まあいいかと進みながらふと我に帰ると、車のキーがどこにも見当たらない。よくよく考えてみても、キーを抜いた記憶すらない。つまり差しっぱなしの可能性、大。
まあここまで来たのだしと、大急ぎで山頂。思ったよりも朝もやで眺望がきかない山頂にタッチし、写真1枚撮っていただきすぐに下山。同じ道を戻り返し駐車場に着くと、案の定キーは差しっぱなし。幸い車も、中の貴重品も無事。この時点でまだ7時、ほっとして車のなかのお菓子つまんで、しばし思案。
まあもう少し森を歩こうと、双子山方面へ。気持ちのいい山頂の草原を歩き、双子池の方へ。今年も色んな山を歩いたが、やっぱりここの森は特別な森。なんだかリセットされた気分で、のんびりと進む。双子池の畔には2張りのテント、済んだ池面に写る赤と黄色のテントと森は、さながら絵画のよう。
お馴染みの苔の森に入り、やっぱりいいなあと足を止め、写真を撮ったり。亀甲池から北横岳に上がろうかとも考えたが、それもちょっと時間がかかりそう。とりあえず天祥寺平の方へ。笹薮の中さっき登った蓼科山が見えて来る。このままもう一度蓼科山に登ってやろうか、いやそれは無いなとか自問自答。
しかし気がつけば、再び蓼科山の方に足が向いていて、天祥寺原側の急登を登っていた。考えてみたら周回で1日に2回同じピークを踏むってことも滅多に無いしなとか、よくわからない理屈。今考えると、ただただアホですね。結局汗だくで2回目のピーク。着ていたシャツを脱いでおにぎりを食べたらなんだか晴れやかな気分。こういうのも、まあ悪くはない。
3回目の道を下り、無事下山。一旦佐久まで下りて、再び八千穂高原に登って行き、おなじみのペンションぷちはーぶへ。この日はオーナーのお誕生日、何食わぬ顔して常連が集まって、夜は盛大にパーティー。ウイスキーに移行した辺りで記憶がぷっつり。
翌日は朝から常連客の子供達と遊び、お昼に麦草峠へ。こちらもお馴染みの白駒荘に立ち寄り、夏野菜カレー頂いてから、しばし子供達とトンボ取り。トンボ博士のソウちゃんがギンヤンマを見事にゲット。みんなに別れを告げ岡谷の実家へ向かう途中、峠で親指を立てているクライマー発見。
車を停めて、いいよーと告げるとイギリス人女性のカレンさん。名古屋で英会話講師してるとの事で日本語ペラペラでひと安心。しかも昨夜は蓼科山登って、双子池でテント泊していたと。数奇な巡り合わせ。茅野駅でカレンさんを下ろして、実家へ行き、お墓参りを無事済ませて、夏休み終了。
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色んな山を歩き回って、新しい刺激を受けながらも、たまに帰って来て自分をリセットできる森を、ぼくは持っている。それって、すごく幸せな事だなって思うんだ。
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