登山道と水のありがたさを金剛山で学ぶ
- GPS
- 06:03
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,149m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
藪っぽい道と快適な登山道が交互に現れる |
写真
感想
先日行く気を無くして途中で引き返したコースに再挑戦。
このコースは、数年前に買った山と高原の地図には載っていない。ただ、ヤマレコには足跡がある。
つまりどういうことか。
歩きにくい!ということです。
道ははっきりしているものの、倒木や笹藪などに阻まれて快適に歩けませんでした。
降りは、破線ルート。こちらも、信じられないくらい快適な道と、藪っぽい道が交互に現れるようなおかしなルート。
実線の登山道の尊さを再認識しました。
尊さと言えば、あとは山における水。
この日は500mlのペットボトルと水筒だいたい1,000ml。暑くなるのはわかっていたものの、金剛山という大衆性?に油断し、山頂広場で調達できるだろうとたかを括っていました。
汗だくで虫にたかられながら800mくらいまで登っていた時にふと「財布を車に置いてきたのでは!?」と気づいたのも後の祭り。いきなり、自分にはこの酷暑で水筒の数百mlの水分しかないという状態に陥ってしまいました。
そのあとはちびちび水分補給しながら、登頂。
さてどうするか。
自分には誰かに水を譲ってもらうとかのコミュ力もない。
売店には「水は貴重なのでお分けできません」とご丁寧に貼り紙がしてある。
水場は帰路の反対側…。
ところで金剛山は大阪と奈良の県境で、北にある大和葛城山との間に水越峠なる峠がある。昔の大和と河内であった水争いの名残りだそうな。詳しくはWikipediaに譲るが、まさかこの時代に金剛山で水に困るとは。
長く山頂にいればいるほど汗が出るので、カップ麺用に持ってきたお湯を節約して汁気のないラーメンをかき込んだ。ちょっと余ったお湯を空のペットボトルに移す。わずかひとくち分、命を長らえることができる貴重な白湯を手に入れ、下山路へ急いだ。
この帰路は水分ルートという。どこまでも水にちなんだ山だった。
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