日光澤温泉、鬼怒沼山、物見山、大清水、望郷の湯
- GPS
- 08:57
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
8/25(日):日光澤温泉6:45-オロオソロシの滝展望台7:25-急登終わりベンチ7:58
-鬼怒沼南端8:46-鬼怒沼北端9:05-鬼怒沼山分岐9:28-鬼怒沼山9:46
-鬼怒沼北端10:14-物見山10:39-湯沢出合12:35(昼食)13:05-大清水13:45
天候 | 8/24(土):小雨のち曇り 8/25(日):曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
8/25(日):大清水14:15-(関越交通バス)-塩の井15:30 2,150円/人 塩の井17:08-(関越交通バス)-沼田駅17:34 610円/人 沼田駅17:46発 高崎行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8/24(土) ◇鬼怒川温泉駅、女夫渕、日光澤温泉 ・日光市営バスの乗車券は事前に鬼怒川温泉駅構内で買えます。1万円札、5千円札しかない方はここで購入 ・女夫渕までの途中で10分程度のトイレ休憩あります。売店もあり。 次の日に復路でバス利用される方の人数を聞いてました ・女夫渕の駐車場にとても綺麗なトイレがあります。 東屋もあって雨をしのぎながら準備することができました ・遊歩道入り口からは若干、山道っぽく登りになりますが、その先の日光澤温泉までの道のりはほぼ平坦で厳しくありません。 スニーカーで歩いている方もいらしゃいました ・「鬼怒の中将乙姫橋」は修繕中?で通れませんでした。隣に臨時の橋があります ・日光澤温泉。。基本「山小屋」と書いてますが、とても素敵な宿です。 ひなびた感じの建物がとても良い雰囲気。温泉も源泉かけ流し。 内湯は男女別。露天風呂は混浴(19-21までは女性専用)。 部屋は個室。浴衣があります。タオルや歯磨きセットはないので持参。1泊2食で8,100円。 私はとっても気に入りました。是非再訪したい! ・日光澤温泉のバッチ300円をゲット。次の日の昼食用におにぎり2つで400円 8/25(日) ◇鬼怒沼、鬼怒沼山 ・日光澤温泉から急登最後のベンチまで息が切れる登りが続きます ・オロオソロシの滝展望台からみる滝は。。かなり遠くにみえるので。。 でも滝の長さからしても相当凄い感じです ・急登最後のベンチから鬼怒沼まで傾斜は緩み、樹林帯の中を歩きますが。。 これが以外と長いです ・鬼怒沼にはベンチが所々になり、昼食に便利 ・鬼怒沼山までも道はしっかりしているので迷うことはありません。 ただ、山頂はかなり狭い。3人が限界? 展望はほとんどありません ◇物見山、湯沢出合、大清水 ・物見山(毘沙門山)までの登りが意外とキツイです この山頂もやはり展望はほとんど無し。ただ広いので休憩には良いかも ・物見山から湯沢出合までの下りは。。これは相当キツイ。 傾斜もあり、岩や段差が大きく滑る心配から精神的負担とヒザにきます。 道標等は全く無いのですが道筋はしっかりしてるので迷うことはありません ・湯沢出合の河原で巡視用の丸太橋が架かってます。 通常は「橋の下を通れ」と書いてますが、通ったら水没するので利用しちゃいました。 沢を渡った先にやや登りの踏み跡があります(良く見れば判ります) ・湯沢出合から大清水までは傾斜の無いハイキング道。 一部、沢に道が分断されてますが、よく見れば渡れるルートがあります ◇望郷の湯 ・3年前にも利用しました。沼田駅までのバスで途中下車。「塩の井」から徒歩5分くらい ・2時間で550円/人。循環式の温泉ですが露天風呂が気持ち良いです。 施設が綺麗で休憩所や食堂もあります。日曜日の午後でしたので混んでました。 http://www.boukyou.com/ |
写真
感想
またまた尾瀬・日光方面。
ホントは八ヶ岳辺りを狙ってたのですが、天気悪そうだし。
日光方面は前線から外れてそうで何とかなりそうだし。。
温泉入ってハイキングして、どうせなら混んでなくて。
そんなとこ、検索してたら。。鬼怒沼。。たまたまネットで見つけました。
あっ、湿原なんだ、ここ。相方、湿原好きだし。
なになに、バス停から2時間歩かないと行けない温泉。おー!
静かな歩きが楽しめます。。だって、ふむふむ。。そんじゃ、ここで。
初日は宿泊先まで行くだけ。
東武の電車は毎度お馴染みの2両ずつ行き先が違う快速6050系の電車。
もう乗る車両はバッチリです。北千住でほぼ満席でした。
9:30過ぎに鬼怒川温泉駅に降りて観光客の中で登山者はあまり見当たりません。
そりゃそうだし、こんな時間だもんね。何だかノンビリ〜
今日は2時間の歩きだけなんで気分も楽チンです。
10:15発の日光市営バスは7割ぐらいの乗車率でしょうか。
奥鬼怒温泉郷、女夫渕へ出発です。
途中、五十里(いかり)ダムや川治ダムを通ります。あ〜全然水が少ないですね〜
やっぱり水不足なんだ。。だからって雨降るなよ〜 とジコチューなわたし。
バスの中でお腹空いたのでおにぎり食べて。。程なく女夫渕に到着しました。
「あ〜雨降ってるし」
でも余裕の行程なんでノンビリ身支度してトイレ行って、レインウエア着ないで歩き始めました。
鬼怒川の川沿いを歩きだすと雨も止んでよい感じ。
それにしても川沿いのあちらこちらで山からの崩落箇所や大岩が転がっていてちょっとビックリします。
これも東日本大震災の名残なのでしょうか。
一生懸命に道を整備して頂いたたり、迂回ルートを作ってくれたり。。
安全に歩けるよう配慮されています。とっても感謝。
皆さん、宿泊が多いのかと思ったのですが、すれ違いにこれから女夫渕へ戻る方が10名くらいいらっしゃいました。
車で日帰りも多いんですね。折角で温泉入らないのかなぁ〜
八丁の湯で2匹のワンちゃんに無言の食べ物要求をされて。。でもあげません。
加仁湯をすぎて暫くいくと。。向こう側に建物が。。
「おお!渋すぎる〜 なんともひなびてて良いぞ、これは〜」
昔ながらの木造、杉板の壁。いや〜これぞ山奥の温泉!って感じです。
奥日光澤温泉。。いいですねぇ
玄関口で名物の3匹ワンちゃん(チャング、わらび、サンボ)が大歓迎してくれます。
もうむちゃくちゃかわいい〜
ちゃんと接客してくれるんですよ。ナデナデすると抱きついてくるし〜
私が良い男なのか。。噂通りのお仕事?をしてくれます
力が有り余る相方が玄関の鐘をゴーン!と大きく鳴らしすぎて。。
ちょっと恥ずかしかった。
建物の中は当然、年代を感じますが、それでもとても清潔にされていて。
何よりもビックリしたのが、トイレ。
ボットンを覚悟してたのですが、綺麗な洋式トイレで水洗。
便座の除菌液まであって、嫌な臭いは全くしません。
部屋は個室でふすまのみ仕切られていたのですが、隣り部屋は空きでとても静かに過ごせました。
(テレビとか無いのでホントに沢の音しかしないです)
そして。。お風呂。
源泉かけ流しの露天風呂は混浴。。
残念ながら誰も入ってこないので私一人で1時間ぐらい貸切。
内湯、露天とそれぞれお湯がビミョーに違っていて楽しめます。
こんな明るい時間に風呂入ってビール飲んで。。幸せ過ぎ〜
東京とはうって変わって涼しい気温。
身体が冷えたら温泉入って、そしてビール。調子にのって3回も入っちゃいました。
お待ちかねの夕飯と日本酒。。うまいぞー岩魚。
美味しいなぁ〜地酒。。
次の日、登るんですけど。。あ〜もう止まらない。さらに部屋で冷酒飲んでヘベレケ。
ここ良いなぁ〜絶対にまた来るぞ。明日なんぞ何とかなるでしょ〜
そして。。次の朝、4:30に目が覚めて身支度整えて6時前に朝食。
あれ?ううっ。。飲みすぎたか?お腹の調子がいまひとつ。。
相方に言えない。。やばっ
トイレ3回ぐらい行ってそれでも6:45に宿を出発しました。
あ〜案の定、最初の急登は下半身に力入りません。。
ううっ。。足上がらない。。
でも昨日の酒のせいとか言うと相方に怒られるし。。
ゼイゼイ、ハアハア言いながらオロオソロシの滝展望台に到着。
ん〜あれか?遠くに見えます、滝。
すっごい大きな滝とは判るんですが。。なんせ遠いなぁ。
沢登りとかで行くと楽しんだろうなぁ〜
っと、現実に戻って再度急登。急登最後のベンチで「糖分くれ〜」と飴なめて。
ここから鬼怒沼すぐかな?っと思ったら長い長い。
先が開けそうで開けない。。
笹薮がでてきてそろそろ。。「おお!やったぁ〜」
これこれ、やっぱり湿原はこうじゃなくっちゃ。
苦労して登ってきた結果で、突然開けるのが感動的で良いなぁ
「わ〜い、良い感じだぁ。すっごい静か」相方が騒いでます。
確かに、人少ない。湿原内は我々いれて3組だけでした。
さすがにこの時期なんで花はほとんど無し。
でもでもさわやかな風と高山の湿原、雰囲気はとても良いですね。
田代湿原に較べると規模は小さいですが、アプローチが大変なのでこちらのほうも秘境って感じでテンション上がります。
ノンビリ散策した後、そのまま女夫渕に戻るか大清水に向かおうかと決めかねていたら、相方がそのまま鬼怒沼山方面へ。
まあ、いっか。行ってみますか。
沼の北端から往復で1時間くらい。
う〜ん。。確かに山なんですけど。展望がホントに無い頂上で。
2,141mだと森林限界じゃないので雑木が沢山茂ってます。
まあ、登った記念ぐらいに写真撮る程度。
無理にはお勧めしません。。
再び北端に戻って、どうせなら同じ道じゃなくて大清水まで下って帰ろうか。
鬼怒沼良かったねぇ〜とかここまでは余裕こいてたら。。
この後が実は本日のメイン苦行になるとも知らず。。
まずは物見山。そんなに登らないだろうと甘く見てたら。。あれあれ、ここもキツイよー
距離短いんですが、ヒイヒイ言いながら頂上に。
う〜ん。。標高差たった100mなんですけどね。
そして。。物見山から湯沢出合までの下り。。物見山新道って言うのだそうですが。。
標高差800mを尾根上に一気に下ります。
これ、ホントに直線で一気。。と言う感じで。。
段差がキツイ。大岩が滑る。大下り−登り返し−また大下り。。
そんな登り降りの繰り返しと滑ったら怪我する精神的な負担で疲れる、疲れる。。
ガイドブックにはコースタイム2時間とあって、この距離でなんでそんなにかかるのか?と疑ってたのですが。。
納得です。時間かかります。
これ、スピード出して降りたら危ない。それほど段差の大きな急下りです。
膝が痛くなりました。
展望もところどころあり恐らく燧ケ岳とか至仏山とか見えたんだと思います。
でも下りがキツイので楽しむ余裕まるで無し。
ちなみにこれを登りに使ったら。。恐ろしくて考えたくないです。
ドMの方。。向けの道ですね。
やっとの思いで湯沢出合でお昼にすることができました。
いや〜ホントに苦行ですね、この道。
鬼怒沼の思い出より今回はこの道がメインでした。。
大清水からバスに乗って途中下車で「望郷の湯」へ。
風呂上りに飲んだ生ビール。。ぐわー!最高に美味しかった!
3年前と同様に高崎で達磨弁当買って、電車の中で再びビール三昧です。
それにしても今回は当初、お気楽温泉ハイキングのつもりだったのが。。
終わってみると膝痛の根性ハイクになってしまいました。
それでも温泉入って、美味しいもの食べて。
湿原に感動して。。苦行の後のビールで幸せ感じて。。
でもでも充実した2日間でした。
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