焼肉竹の親父の山歩記 虎子山・笹刈山・ブンゲン(射能山) 国見峠で熊と遭遇
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- GPS
- 10:18
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 943m
- 下り
- 949m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
国見峠の登山口に車を停め、虎子山、そしてブンゲンへ縦走し、ピストンして戻ってきました。
虎子山まではハイキングコースって感じですが、そこからブンゲンまではアップダウンを繰り返しながら曲がりくねった道を少々の藪漕ぎをしつつ突き進みます。
それでも踏み跡はほぼしっかりし、ピンクリボンが行き先を指示してくれて安心です。
気をつけなければいけないのは尾根と尾根の分岐点で、つい要らぬ方へ誘われそうになりました。
しかし、周囲をよく観察するとどこかにヒントはあるもので、特に前述のリボンが頼りになります。
万が一間違えたと思っても、大概は迷ってるその場所から見て一番高い方へ向かえば、つまりほとんどが尾根沿いの正規のルートに戻ることができるでしょう。
それにしても、虎子山からブンゲンへの道のり、暑さと自分の体力のなさにも起因するのでしょう、時間にして3時間ほどなのですが、途中で何度か撤退しようかと思うほど長く感じました。
あたりはすっかり山の真の暗闇に包まれた夜8時頃、ようやく登山口に近づくと、下方に見える登山口からチラホラ灯、ライトが見えました。
して、外灯などあったろうかと不審に思いつつ、ひょっとして車上狙いかと勘ぐり、もしそうなら格闘覚悟で降りていくと、「おかえり」、「お疲れ様」と、男女の声。
明かりだけが見え、姿形は暗くてよく確認できなかったのですが、どうやら中年のご夫婦らしき人たちとその方々の車が自分の車からちょっと離れた位置にありました。
「えっ⁉️今から上られるのですか❓」と訊くと、下山の後で、今夜は涼しいここで車中泊するとのこと。
一瞬きつねに騙されてるのかと思いましたが、野球中継のラジオの音声が現実に引き戻してくれました。
朝からの長い山歩きの間、誰とも会わず、自分の方こそ夢の中に遊泳していたのかもしれませんね😅
でもお二人の優しいお心遣いの声が嬉しくて、疲れが次第に取れていくのを感じました。
人の言葉って、本当に癒しになるし、間違って使えば殺人もできるという、諸刃の剣であることを改めて認識。
大切に使いたいですね。
後片付けの後、ご夫婦の車に向かって挨拶しましたが、奥さんが寒いと言ってたからか、すでに車内に入られたらしく、仕方なくクラクションだけ鳴らして車を出しました。
事件はそこからすぐに始まります。
夜の8時50分頃、峠から500メートルほど、滋賀県側の国見林道を車で帰る帰路、にわかに霧のような小雨がぱらつきすぐに止んだ時、路肩に黒い物体がヘッドライトに浮かび上がりました。
はじめはうずくまって何かしていて、大きな黒犬かと思いましたが、車に気付いて振り向いた時の顔は、意外や、カミさんより優しい目をしてました😆
リアルのツキノワグマと初遭遇❗️
駐車場で車内に数匹の虫に入られていたので、追い出そうと車の窓を満開にしたままだったのが後から思うと怖いですが、静かに横を通り過ぎました。
通り過ぎると同時に、ドアミラーにかすかに映ったのは、山のプーさん、かなり興奮したのか、山の方に慌てて走り去った様相でした。
それまでにも、山の道中では、スズメバチに酷似したアブ科最大の?アカウシアブ数匹ににしつこく纏わりつかれるなど、いろんな体験をしてきた今回の山登りとなりました。
山道で会わなくて良かった❗️
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