土沢支流 横引沢↑・奥の沢右股↑・峯坂沢↑
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- GPS
- 11:34
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,029m
- 下り
- 2,013m
コースタイム
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 11:34
天候 | 晴後曇り時々晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<土沢〜横引沢〜湯船山> 土沢に下ってから横引沢出合までがちょっと大変でした。最初は土沢を沢沿いに歩いていましたが、台風の後で少し水量が多かったので、土沢沿いにトラバースしている登山道を見つけてそちらを歩いたのですが、廃道化しており所々で崩落で消失していました。沢登の部分は殆どの小滝が登れ、登れ無い物も巻けます。ただ今回は少し戻れば簡単に巻けるところを、滝の直ぐ横から巻こうとして苦労したのが1つ有ります。 <湯船山〜奥の沢右股〜湯船山> まずバリルートで下りますが、まあまあふみ跡が有ります。奥の沢右股の出だしの滝は登れませんが、少し戻って左側から巻けます。 <湯船山〜峯坂沢〜峰坂峠〜世附林道> 峯坂沢へ下る地点を見過ごし、強引に支沢に下ってから峯坂沢に合流しています。降下点を見過ごさない様に気を付けて下さい。登れる小滝が多いので楽しめます。 <注意点> 登れる小滝が多いですが、持った岩の先や木の枝が取れた事が3,4度有りました。三点支持をキープしているので問題にはなりませんでしたが、1ヶ所で纏めて崩れた所が有りました。急に崩れてきた塊を避けるのは難しいので気を付けて下さい。 3つの沢ともにold-diverさんのレコを参考に計画を立てています。old-diverさんのレコの方が沢の状況を詳しく書いているので、そちらを是非ご覧ください。 |
写真
装備
個人装備 |
パドリングシューズ
ヘルメット
沢スパッツ
手袋
タオル
チェーンスパイク
ヘッドライト
雨具
GPS
磁石
トレランシューズ等
惣菜パンと菓子パン計6個
水2ℓ
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感想
神奈川県に緊急事態宣言が出たので、どこにも寄らずに行ける範囲で人がいない所という事で、先週に続いて近場の沢登です。平日のせいか誰にも会いませんでしたが、帰りの道路は渋滞していました。夏休みの人もいた様です。
丹沢の夏は東側は蛭が多いので沢登りは西丹沢になりますが、僕が持っている沢登のガイドブックに載っている西丹沢の沢はだいたい登ったので、今回の計画を作るに際し、old-diverさんのレコを参考にさせていただきました。old-diverさん、ありがとうございます。
丹沢や奥多摩は短い沢が多いので、日帰りで何沢かまとめて登ります。いままではフェルトソールの沢シューズとチェーンスパイク、トレランシューズを3点セットで使っていましたが、入渓点と詰めで毎回沢装備と山装備を変更するのに時間がかかるのが問題でした。先週の奥多摩の山行では、フェルトソールの沢シューズに、サワーサンダルラバー を装着する事で、沢装備と山装備の変更を、1回だけにする事ができました。今回はYSHRさんとbotchiさんのレコに書かれていた、パドリングシューズを使う事で、同じく沢装備と山装備の変更を1回だけにしてみました。
2つを比較してみます。
1.フェルトソールの沢シューズとサワーサンダルラバー+トレランシューズ
最初の入渓点でトレランシューズをフェルトソールの沢シューズに変更。最初の詰めでフェルトソールの沢シューズにサワーサンダルラバを装着。その状態で最後の沢まで登って、最後の詰めでトレランシューズに変更。
2. パドリングシューズ+トレランシューズ
最初の入渓点でトレランシューズをパドリングシューズに変更。その状態で最後の沢まで登って、最後の詰めでトレランシューズに変更。
上記を見れば一目瞭然ですが、パドリングシューズを使う方がシンプルで、変更の手間が少し減ります。フェルトソールの沢シューズにサワーサンダルラバーを装着するより、シューズの重さがずっと軽くて、詰めや次の沢の入渓点までの歩きは確実にパドリングシューズの方が楽です。
パドリングシューズの欠点は、モンベルの店員さんが言っていた「パドリングシューズはカヤック等の為に作られた物なので、登山道を長く歩いたり、滝を攻めて登ったりする事を前提に作られていない。その様な使い方はお勧め出来ない。」につきます。歩いた感じだと、パドリングシューズの方が、フェルトソールの沢シューズにサワーサンダルラバーを装着したのより滑ります。
耐久性に関しては、どちらも1回だけなので何とも言えませんが、パドリングシューズをラバーソールの沢靴と比較した場合、同じ会社の製品で比較すると、沢靴を2足買うお金で、パドリングシューズは3足買えます。ですから多少耐久性が劣っても、かかるお金は同じ位ではと思います。また耐久性が劣る分、シューズの重さはパドリングシューズの方が軽いです。これは第3の選択肢、ラバーソールの沢靴とトレランシューズの組み合わせとの比較になりますが。。。
第三の選択肢も試してみたいですが、今シーズンはパドリングシューズとサワーサンダルラバー、沢用の靴下を2足買ったので(今までは沢では靴下を履かなかった)、今年はこれで終わりです。選択肢1と2を比較した場合、楽で山行時間が短くすむのはパドリングシューズで、安心感が有って沢の状況に対応し易いのはフェルトソールの沢シューズ+サワーサンダルラバーだと思います。
行く沢によって使い分ける事になると思いますが、楽で速いパドリングシューズを使う事が多くなりそうです。
コメント
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相変わらずの沢のまとめ登り、その体力がうらやましいです。パドリングシューズですか。最初のころ、自分はダイビングブーツ(パドリングブーツ良く似ています)で試したことが有ります。靴底が薄くて、沢筋には良くフィットするのですが、いかんせん、高巻きやバリ道は無理なので、途中で替えることになりますが、結構面倒なので、最近はトレランシューズ+チェーンスパイク専門です。ただ、チェーンスパイクは下棚沢では全く駄目でしたね。
それと、本谷と土沢を渡るつり橋のところ、秋は紅葉がきれいです。最後の峰坂沢を上がるより、棚沢の方が良かったのではないでしょうか?豪快な大滝が見られます。
old-diverさんのレコのおかげです。ありがとうございます。僕も昔カヌーを少ししていたので、パドリングシューズは持っていました。でも流石にそれで沢を歩く気はしませんでした。耐久性がそこまで無さそうだったので。
モンベルのパドリングシューズは、お店の人は沢や山を歩くのを想定して作っていないと言ってましたが、僕の昔のパドリングシューズに比べると、かなり頑丈そうで歩けると思います。
ところで僕も最初はトレランシューズ+チェーンスパイクだったのですが、サワーシューズを履くと自由に沢の中を歩けるのが楽しくてそちらに変わりました。old-diverさんには合わなかった様ですが。。。グランベリーパークのモンベル店に置いてあるので、パドリングシューズを試しに履いてみてはどうでしょうか?
紅葉の時期ですか。11月ですね。行って見ます。棚沢の情報もありがとうございます。不老ノ滝を見てないのであの周辺はまた行く予定です。次回は棚沢も歩いてみます。
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