御岳山
- GPS
- 05:00
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,104m
コースタイム
9:15 御岳山駅
9:50 御岳山
10:00 長尾平
10:25 七代の滝
11:05 綾広の滝
11:35 長尾平
12:00 御岳山駅
天候 | 前半は雨 後半は曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
東京→立川→青梅→御嶽→御岳山 |
写真
感想
今回は私が部長を務める登山部での挑戦でした。
部の中では予てから話が出ていた奥多摩攻めを今回ようやく実現する事ができた。
御岳山神社からロックガーデン添いに七代の滝、綾広の滝で折り返すコースで短時間の登山となった、そのため装備も比較的少なめにして、浮いた分カメラに専念する事ができた。(添付写真参照)
スタートは青梅線御嶽駅から。事前調査で参拝登山者が多いとは知っていたが雨にも関わらずなかなかの賑わいだった。交通手段も充実しており駅前からケーブルカー乗り場までバスが出ている、が我々はあえて駅前から登山をスタートさせた。通り過ぎるバスを横目に黙々とアスファルトの道路を歩く、想定していた距離よりだいぶ長く感じ登山道とは異なる固いアスファルトは膝にダイレクトにダメージが加わる。そして大鳥居を潜ってからの急勾配
、ちなみにここもまだアスファルトである。
長い坂を登りきり、ようやくケーブルカー乗り場まで着く、慣れた人はケーブルカーを使わずに登山道に入るらしいが今回は乗車。ここのケーブルカーなんとsuica/pasmoの使用が可、嬉しい配慮ある。しかし切符の方が割安でそれ自体が記念になるという差があることに注意。
揺られる事5、6分くらいで御岳山駅に到着、駅周辺はちょっとした観光地風で表参道沿いはお土産屋、食べ物屋、山荘が軒を連ねている、歩いて回るだけでも楽しい。その一番奥に歴史を感じる重厚な石階段を登ると御嶽神社の絢爛な全容を見る事ができる。この御嶽神社は創建紀元前91年ととてつもない歴史のある神社で奉納されてるものを見てもそれが良く分かる。あとから知ったのだが各地で神輿を造る際、一旦ここの神社に出向いてから作業に入るのが習わしらしい。
一通りお参り、おみくじを済ませ(私は中吉)境内脇からのびる登山道へと足をすすめる。
ここから本格的な登山道となり装備の調整はここで済ませておいた方が良いだろう。はじめはしばらく下りが続く、結構な急勾配で木階段になってはいるが損傷も激しく、雨だった事もあり非常に滑り危険である。
30分ほどで最下部に着く、ここには天狗岩という巨岩があり鎖が設けられており登る事ができる、岩の上には二体の天狗像と祠があり間近で見る事ができる。そこからは登りになり鉄製の階段が現れる、手すりが着いていて登り易いのだが錆びているのでグローブがあった方が良いだろう。
15分ほど歩いたところで七代の滝が現れる、水量は少ないものの岩と岩の間から流れ落ちる様はとても優美である。このあたり方ロックガーデンの魅力がより感じられるようになってくる。視界は開け小規模な渓谷を歩いてる感じで、周りは大小様々な苔岩に囲まれている。屋久島のそれと似た景色はこの上なく心地よく疲れを癒してくれた。その先に二つ目の滝、綾広の滝が姿を現す。ここの滝は七代の滝より高い所から落ちており水量は少ない。
お坊さんが滝業する事でも有名で一般客も参加できる。
しばらく歩くとロックガーデンが終わり休憩所とトイレがある、広く開けていて、のんびりお弁当を食べてる人も見受けられる。ここが折り返しとなりまた登山道を歩く。帰りは緩やかな登り坂で景色も良く非常に気持ちがいい。30分ほどで合流地点到着、来た時と同じく表参道を通り御岳山駅に向かう。
全行程約5時間の登山でした、今回は登山半分観光半分といった感じでしょうか、たまにはこのような歴史に触れるのも良いかと思います。なかなか有意義な挑戦となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する