吊花の赤い実に秋の気配を感じながら...

2021年08月24日(火) [日帰り]

• GPS: 04:29
• 距離: 19.0km
• 登り: 284m
• 下り: 284m

天候

曇ったり晴れたり

アクセス

自宅 - 小山内裏公園 - 長池公園 -自宅 間の移動は自転車

写真

今日は3週間振りに小山内裏公園・長池公園散策です　フヨウ(芙蓉)は大きく綺麗な花を咲かせます　未だ花粉が落ちていないので咲きたてでしょうか

ルリヤナギ(瑠璃柳)　東京薬科大学薬用植物園で毎年楽しみにしていた花　コロナで閉鎖中ですが本日散策へ移動中に再会です

おやっ！　この小さくて可憐な花は？　フウセンカズラ(風船葛)です　私は風船の様な実よりこの花が好きです

これが紙風船のようにふくらんだ袋状の果実　上方の花との大きさの違いに驚かされます

あっ！　キュウリが100円だ！　八王子市下柚木の無人野菜販売所　周囲は竹林と畑で筍はここで良く購入します

未だ7時を過ぎたばかりなのに残り僅か　周辺の住民の方が朝早くから買って行きます　残っていて良かった

トマトやオクラ、ピーマン、シシトウ、ジャガイモ等品数豊富です

ナスは150円です　家に電話するとキュウリだけ買ってくる様に言われました　ナスは一昨日別の所で100円で購入したとか...

東京都立大学の近くの南大沢二号緑地で待望のツリバナ(吊花)の実　私の知る限りここが一番色付きが早いです

ツリバナの果実は鮮やかな紫紅色に熟し5つに割れて朱赤色の種子を吊り下げるらしい

もう少しすると果皮まで濃い赤色になりますが今年初のツリバナの実なのでこれで充分です

ツリバナを堪能出来たので　この後東京都立大学の構内を抜け小山内裏公園へ向かいます

小山内裏公園に到着して驚いたのはカリガネソウ(雁金草)の健在振り　未だ咲いててくれて有難う！

別名ホカケソウ(帆掛草)と言うらしい　まあなんとなく帆掛け船に似ているのかな...

カラスノゴマ(烏の胡麻)　未だ咲き始めですが　実が出来るとサヤの中に入っている種がゴマのようにはじけ飛ぶとか...

イヌゴマ(犬胡麻)　実が胡麻の実にそっくりらしいが未だ結実はこれからです　次は長池公園です

長池公園到着です　ハンショウヅル(半鐘蔓)　良く見るハンショウヅルの実とは少し形状が異なります

キジョラン(鬼女蘭)　この付近で開花しているものがあるらしいのですが見つかりませんでした

ノシラン(熨斗蘭)でしょうか　オオバジャノヒゲ(大葉蛇の髭)かと思いました　行事に使うのし袋やのし紙に葉の形が似ていることから付いた名らしい

第二デッキのキツリフネ(黄釣舩)　数は多いのですがなにしろ開花が遅いので有難味が薄いです

タヌキマメ(狸豆)　タヌキマメ(狸豆)　果実を包んでいる褐色の毛が狸の毛を連想させることからこの名が付いたとか

残念ながら花は咲いていなかったので2017年に撮影したものです　中々綺麗な花です

姿池の畔でカワラケツメイ(河原決明)の花　何故かどれも閉じた様な状態の花ばかりでした

ツバメシジミ(燕小灰蝶)　後翅にある尾状突起が特徴らしい　最初一般的なヤマトシジミ(大和小灰蝶)かと思いましたが違っていました

ルリシジミ(瑠璃小灰蝶)の瑠璃色には負けますが中々綺麗な翅です　カワラケツメイ(河原決明)の葉に留まっています

これが決定的証拠写真　ツバメシジミの裏翅　ルリシジミと逆で中々裏翅を見せてくれないのでやっと撮影した汚い画像

シュウメイギク(秋明菊)　白花が好きなのに何故か毎年最初に出逢うのは赤い花　暑苦しい感じ

セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草)　日本古来のノコギリソウ(鋸草)の清楚さはないもののこれはこれで良いかも...

筑池外周のツルニンジン(蔓人参) 高い場所でこちらを向いて咲いていたので撮影が楽でした

例年はもっと下に咲くのですが今年は高い所に咲いていて覗き込む必要がありません

名残のサワギキョウ(沢桔梗)　近くにはミズオトギリ(水弟切)の花が咲くのですが開花が午後3時からなので未だ見たことが有りません

これは「どうぶつの森」ではたったの200ベルで無視するカナブン(金蚊)でしょうか　ワレモコウが好きだったのですね

帰宅途中で立ち寄ったパン処「ベルベ」　三元豚のカツサンドがありますが日野市南平のヤオコーのカツサンドも好きです

御養卵のたまご＆ハム　那須の御養卵の味が絶妙　スーパーで売っている卵ではこの味は出せないかな...

ローストビーフのサンド　ローストビーフ作りには自信があるので未だ購入したことはないが一度試しに買おうかな...

これは定番　田舎パンサンド　ヘルシーでとても美味しい　毎回これだけは必ず購入します

さあ、あとはパンをリュックにしまい自宅へ帰るだけなのに目に入ったマルバルコウソウルコウソウ(丸葉縷紅草)　熱帯アメリカ原産の帰化植物　繁殖地を拡大している　

ノブドウ(野葡萄)　本当はカラフルで綺麗な実なのですが少し熟し加減が足りなさそう

ツルハナナス(蔓花茄子) 咲き始めは白色ですが徐々に薄青色に変化する

キバナコスモス([黄花コスモス)　花茎の先に花径6センチくらいの花(頭花)を1輪つける 色は黄色かオレンジ

感想

ランツベルク

今日は長池公園のオオヒナノウスツボ(大雛の臼壺)狙いだったのですが残念ながら影も形も有りませんでした。

そして2番目の狙いはタヌキマメ(狸豆)、これも花が咲いておらず不発でした。

しかし、この時期に期待出来る吊花の実を見ようと何時もとはルートを変えて大正解でした。赤くなった吊花の実に秋の気配を感じながらの散策でした。

Landsberg