記録ID: 3469151
全員に公開
トレイルラン
剱・立山
【過去レコ】2006/8/6 剱岳 富山市街より人力日帰り往復
2006年08月06日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 101km
- 登り
- 4,481m
- 下り
- 4,481m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 19:32
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 19:56
1:23
0分
富山市街 自宅
18:49
自宅
コロカ禍の始まった2020年2月以降、県内の低山をウロウロするだけで充実した登山ができない。そこで過去の登山の中から思い出に残った山行をボチボチと投稿している。
今回は2006年の剱岳日帰り山行の記録を投稿する。2006年当時は富山市街に自宅があったが、自動車や公共交通機関を使わずに剱立山方面へ何度も日帰り登山をしていた。移動距離100kmを超えるような日帰り登山をしても翌日はいつものように出勤していた。以下過去の記録から転記。2021年8月28日
---------------------------------------------------------------
自宅より自転車と徒歩で剣岳を日帰り往復した。行動時間は自己最長の17時間26分を記録した。
1:23 自宅
昨年8月に失敗した自宅-剣岳間の日帰り登山に再チャレンジする。今回も車や電車を利用せずに自分の力だけで往復しようという計画である。先ず、富山市街の自宅から称名平までは普段、街乗りに使用しているクロスバイクを利用した。立山に向かって緩い上り坂であるが、風は弱く、軽快に飛ばす。
3:27 桂台
称名道路は夜間、桂台で閉鎖されている。ゲート脇を自転車ですり抜けて、真っ暗な舗装路をひたすら進む。この先、15%の傾斜が連続するので、体力温存のため、急坂では無理をせずに自転車を押して歩いた。称名平の駐車場に駐輪する。ここまでの移動距離は約35km、標高差は1000m。この先は歩きとなる。
4:18 八郎坂
称名滝側の八郎坂に取り付き、黒部立山アルペンルートを目指して急坂を登る。今回のコースは長丁場となるので、ペースを押さえ気味に登った。
5:09 弘法平
弘法平に着く頃、夜が明けた。今日は足の調子が悪く、途中で何度も足が吊った。足が吊るということはカリウムが足りないということ、そう言えば最近ミネラル分を充分に摂取していない。更にペースを抑えて歩く。
6:02 弥陀ヶ原
弥陀ヶ原から先はアルペンルートを利用せずに、ハイキングコースを利用した。登り返しもなく、コースも良く整備されているので時間の節約になった。
6:53 天狗平
7:17 室堂
雪の壁で有名な大谷では、8月というのに見上げんばかりの雪が残っていた。八郎坂に取り付いてから3時間かかって室堂に到着した。バスターミナル付近は観光客でごった返している。これも夏の立山の風物詩である。室堂から雷鳥平を経由して別山乗越を目指す。
8:47 別山乗越
9時前に別山乗越に到着。ほぼ予定通りである。
11:34―11:58 剣岳
行きは剣御前を経由する尾根コースを利用したが、このコースは崩壊のため閉鎖されているようである。普段、登山道が整備されているような山に行く機会が少ないので、標識に注意する習慣がなく、見落としたみたい。ハイ松を掻き分けて進むような所もあったが、明瞭な踏み跡があるので迷うようなことはない。剣山荘は雪崩れの被害を受けて、現在、建て替え中である。資材運搬のヘリが頻繁に往来していた。実は室堂方面から剣岳へ登るのは今回が初めてである。カニのタテバイ?とか言う難所があるとのことだが、それとは気付かずに難なく通過する。途中、一方通行になっている箇所もあった。山で一方通行というのも無粋な話だが、これほど人気のコースなら仕方ない。別山乗越から3時間以上も要して剣岳に到着した。岩場の渋滞待ちで大いに時間をロスしたことが原因である。
14:01 別山乗越
剣岳山頂で暫く休憩してさっさと下山する。下りも渋滞に巻き込まれてうんざりする。ハーネスに繋げたカラビナをいちいち鎖に通して下山しているグループがいた。鎖を掴む必要すらないような箇所なのに、安全確保もないでしょうと舌打ちしたくなる。背伸びして剣岳へ来る前に、近場の低山でしっかり鍛錬すべきだろう。乗越―剣岳の往復は3〜4時間と見ていたが、実際は5時間以上掛かった。この先、かなり急がないと日没までに帰れなくなる。疲れた体に鞭打って、突き進む。
15:15 室堂
15:36 天狗平
16:10 弥陀ヶ原
16:43 弘法平
17:26 八郎坂
脇目を振らずにズンズン下る。称名平で無事、デポしていた自転車を回収する。室堂からここまでノンストップで下った。すぐさま自転車に飛び乗り自宅へ急ぐ。
18:49 自宅
帰路は無風であり、体力を消耗せずにペダリングできた。室堂から休みなく下り、わずか3時間半で帰宅した。
山行メモ
移動距離106km(自転車70km、徒歩36km)、累計高低差4150m(行き3600m、帰り550m)。(注意、カシミールを使用して求めた数値であって、実際の距離はこの1割増し以上になる)。
今日は今年一番の猛暑となった。行動中に摂取した水分は6リットルにもなった。行動食はおにぎり4個と甘納豆1袋、粉末アミノ酸少々。
夏山シーズン真っ只中の休日にチャレンジコースではない。登山者の少ない日を選ぶべきであった。
アルペンルートを歩行していても、特に注意されなかった。歩行者OKなのか、黙認されているのか不明。
今回は2006年の剱岳日帰り山行の記録を投稿する。2006年当時は富山市街に自宅があったが、自動車や公共交通機関を使わずに剱立山方面へ何度も日帰り登山をしていた。移動距離100kmを超えるような日帰り登山をしても翌日はいつものように出勤していた。以下過去の記録から転記。2021年8月28日
---------------------------------------------------------------
自宅より自転車と徒歩で剣岳を日帰り往復した。行動時間は自己最長の17時間26分を記録した。
1:23 自宅
昨年8月に失敗した自宅-剣岳間の日帰り登山に再チャレンジする。今回も車や電車を利用せずに自分の力だけで往復しようという計画である。先ず、富山市街の自宅から称名平までは普段、街乗りに使用しているクロスバイクを利用した。立山に向かって緩い上り坂であるが、風は弱く、軽快に飛ばす。
3:27 桂台
称名道路は夜間、桂台で閉鎖されている。ゲート脇を自転車ですり抜けて、真っ暗な舗装路をひたすら進む。この先、15%の傾斜が連続するので、体力温存のため、急坂では無理をせずに自転車を押して歩いた。称名平の駐車場に駐輪する。ここまでの移動距離は約35km、標高差は1000m。この先は歩きとなる。
4:18 八郎坂
称名滝側の八郎坂に取り付き、黒部立山アルペンルートを目指して急坂を登る。今回のコースは長丁場となるので、ペースを押さえ気味に登った。
5:09 弘法平
弘法平に着く頃、夜が明けた。今日は足の調子が悪く、途中で何度も足が吊った。足が吊るということはカリウムが足りないということ、そう言えば最近ミネラル分を充分に摂取していない。更にペースを抑えて歩く。
6:02 弥陀ヶ原
弥陀ヶ原から先はアルペンルートを利用せずに、ハイキングコースを利用した。登り返しもなく、コースも良く整備されているので時間の節約になった。
6:53 天狗平
7:17 室堂
雪の壁で有名な大谷では、8月というのに見上げんばかりの雪が残っていた。八郎坂に取り付いてから3時間かかって室堂に到着した。バスターミナル付近は観光客でごった返している。これも夏の立山の風物詩である。室堂から雷鳥平を経由して別山乗越を目指す。
8:47 別山乗越
9時前に別山乗越に到着。ほぼ予定通りである。
11:34―11:58 剣岳
行きは剣御前を経由する尾根コースを利用したが、このコースは崩壊のため閉鎖されているようである。普段、登山道が整備されているような山に行く機会が少ないので、標識に注意する習慣がなく、見落としたみたい。ハイ松を掻き分けて進むような所もあったが、明瞭な踏み跡があるので迷うようなことはない。剣山荘は雪崩れの被害を受けて、現在、建て替え中である。資材運搬のヘリが頻繁に往来していた。実は室堂方面から剣岳へ登るのは今回が初めてである。カニのタテバイ?とか言う難所があるとのことだが、それとは気付かずに難なく通過する。途中、一方通行になっている箇所もあった。山で一方通行というのも無粋な話だが、これほど人気のコースなら仕方ない。別山乗越から3時間以上も要して剣岳に到着した。岩場の渋滞待ちで大いに時間をロスしたことが原因である。
14:01 別山乗越
剣岳山頂で暫く休憩してさっさと下山する。下りも渋滞に巻き込まれてうんざりする。ハーネスに繋げたカラビナをいちいち鎖に通して下山しているグループがいた。鎖を掴む必要すらないような箇所なのに、安全確保もないでしょうと舌打ちしたくなる。背伸びして剣岳へ来る前に、近場の低山でしっかり鍛錬すべきだろう。乗越―剣岳の往復は3〜4時間と見ていたが、実際は5時間以上掛かった。この先、かなり急がないと日没までに帰れなくなる。疲れた体に鞭打って、突き進む。
15:15 室堂
15:36 天狗平
16:10 弥陀ヶ原
16:43 弘法平
17:26 八郎坂
脇目を振らずにズンズン下る。称名平で無事、デポしていた自転車を回収する。室堂からここまでノンストップで下った。すぐさま自転車に飛び乗り自宅へ急ぐ。
18:49 自宅
帰路は無風であり、体力を消耗せずにペダリングできた。室堂から休みなく下り、わずか3時間半で帰宅した。
山行メモ
移動距離106km(自転車70km、徒歩36km)、累計高低差4150m(行き3600m、帰り550m)。(注意、カシミールを使用して求めた数値であって、実際の距離はこの1割増し以上になる)。
今日は今年一番の猛暑となった。行動中に摂取した水分は6リットルにもなった。行動食はおにぎり4個と甘納豆1袋、粉末アミノ酸少々。
夏山シーズン真っ只中の休日にチャレンジコースではない。登山者の少ない日を選ぶべきであった。
アルペンルートを歩行していても、特に注意されなかった。歩行者OKなのか、黙認されているのか不明。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:78人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する